心に余裕がないと感じる人はすぐイライラする?
心に余裕がなくてイライラしてしまう…。怒る必要のないことにまで怒ってしまい、「このままではまずい」と思うこともありますよね。心に余裕がない人の特徴や症状、原因や対処法を探っていきます。心の余裕を取り戻し、健康に保ちたいですね!
心に余裕がない人の特徴や症状は?
心に余裕がない人には、どんな特徴があるのでしょうか?人によってはすでに心の病に移行しつつあって、症状として出ている場合もあります。怒りやイライラだけではない、見逃せない特徴も!ご自分に当てはまるところがないかチェックしてみましょう。
すぐに怒る
心に余裕がない人は、イライラが溜まって何かの拍子にすぐに爆発してしまいがち。ささいなことですぐに怒る人はいますよね。自分がこの状態になってしまっていたら、心に余裕がない証かもしれません。
自分の中ですぐイライラモードになってしまうだけでなく、身近な人や自分より立場の低い人、手近にある物などに当たってしまうなら要注意です。
自分本位の考え方しかできない
心に余裕がない状態になると、視野が狭くなります。他人の都合があって自分の思い通りにいかないことも、その事情を客観的に眺めることができず、「なんでこうならないの!」と苛立ってしまいます。
気がついたら自己中心的な考え方に凝り固まり、他人ともぶつかりやすくなっているでしょう。周囲の人が距離を置いているかもしれません。
人に嫉妬ばかりする
心に余裕がないと、他人と比較して安心しようという心理になりがちです。自分より低い状態にとどまっている人を見て安心する一方、幸せそうにしている人を見ると嫉妬に駆られてしまいます。
誰かが結婚や出産をした、仕事で昇進した、高額の臨時収入があったなどの話を聞くと、「自分なんか…」とみじめな気持ちに。素直にお祝いできないのも、心に余裕がない人の特徴です。
言葉遣いが悪くなる
心に余裕がない状態になると、言葉遣いも乱れます。イライラしやすいので、「チッ」「くそっ」などと悪態をついてしまいがちに。丁寧な言葉遣いをする余裕がなく、乱暴な言い方になりやすいです。
家族や友達など身近な人、後輩や部下など目下の人に対して、ささいな怒りや八つ当たりで暴言のような言葉遣いをしてしまうこともあります。
ストレスが溜まって体調を崩しやすくなる
心に余裕がない状態が続くと、ストレスで体調を崩しやすくなります。イライラしているときに分泌されるホルモンは、出続けると体に悪いもの。胃が痛くなったり、免疫力が下がって風邪を引きやすくなったりします。
うつなどの心の病気に発展しつつある場合、朝に起き上がれない、体が常にだるく感じるなど、体にも異常が出ることがあります。
マイナス思考でネガティブになりやすい
心に余裕がなくなると、何かとネガティブになりがちに。新しいことへの挑戦も、「失敗するのでは?」「批判されたら嫌だな」などとマイナス面ばかり考えて前に進めません。
自分のことだけでなく、他人に対しても「それはダメなんじゃない?」とネガティブな面からしか言えなくなってしまいます。心に余裕がないため、失敗を回避しようとする心理が裏にあります。