記事の目次
- 1.来るもの拒まず去るもの追わず
- 2.来るもの拒まず去るもの追わず 意味
- 3.来るもの拒まず去るもの追わず 背景
- 4.来るもの拒まず去るもの追わず 特徴
- 5.来るもの拒まず去るもの追わず 賛否
- 6.来るもの拒まず去るもの追わず 人間関係
- 7.来るもの拒まず去るもの追わず 家族
- 8.来るもの拒まず去るもの追わず 恋愛
- 9.来るもの拒まず去るもの追わず 復縁
- 10.来るもの拒まず去るもの追わず なぜモテる?
- 11.来るもの拒まずず去るもの追わず ママ友
- 12.来るもの拒まず去るもの追わず 成功体験①
- 13.来るもの拒まず去るもの追わず 成功体験②
- 14.来るもの拒まず去るもの追わず 失敗体験①
- 15.来るもの拒まず去るもの追わず 失敗体験②
- 16.来るもの拒まず去るもの追わず 注意点
- 17.来るもの拒まず去るもの追わず:まとめ
来るもの拒まず去るもの追わず
皆さんも「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざは聞いたことありますよね。
今回は「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざの意味や、恋愛や友人などの人間関係に対する「来るもの拒まず去るもの追わず」という心理について、そしてそのような考えを持つことによる影響などを紹介していきます。
来るもの拒まず去るもの追わず 意味
一般的に「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざだと思われがちですが、正確には「去る者は追わず 来る者は拒まず」というのが、ことわざとしては正しいようです。
意味は皆さんもご存知の通り、自分の元を去りたい人を引き止めるようなことはせず、 自分のことを信じてやって来る人は選り好みせずに受け入れるということです。
過ぎ去ったことをいつまでも考えるよりも、今与えられているものを大切にしようという意味に捉えたり、過去より今と向き合おうという意味にもとらえることができるのではないかと思います。
男女問わず、恋愛関係だけでなく、人間関係全体に当てはめることができることわざですね。
来るもの拒まず去るもの追わず 背景
「来るもの拒まずず去るもの追わず」のもとのことわざ、「去る者は追わず、来る者は拒まず」は、孟子が迎賓館に泊まった際に生まれた言葉のようです。
迎賓館の役人のわらじがなくなるという事件がおき、役人はてっきり孟子の弟子が盗んだものと思って、孟子を非難しました。すると…、
孟子は「仮に私の弟子達が盗んだにせよ、それは大したことではない。私は学問の意志さえあれば誰でも弟子にするし、去っていく者は追わない。これが私の主義だ。」といった。
人とつきあうときには、淡々とした精神が大切であり、学ぼうとしてやってきた者はその過去にこだわることなく受け入れるべきであり、去っていく者は追ってもしかたがない。
相手の自由意志にまかせ、自分は淡々とするのが一番良いということ。
ここで役人のペースに巻き込まれ、口喧嘩になっても仕方ありませんよね。
「来る者は誰であっても拒まないし、去る者がいてもその人の自由だから気にしない」そんな飄々とした態度でお互いがいられたら、風通しのよい人間関係が築けそうです。
来るもの拒まず去るもの追わず 特徴
「来るもの拒まず去るもの追わず」という心理の人は一見ノーテンキな人に見えますが、実は男女問わず、嫌われるのが怖い人に多いようです。
友人関係でも、恋愛関係でも、嫌われるくらいなら離れてしまえという考え方なのでしょう。
言わば「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざが、自分を守る殻の役割を果たしているのだと思います。
中にはそのことわざを都合のいいように解釈して、自分勝手な振る舞いの言い訳に使う人もいると思います。
そこらへんは見極めていかないといけませんね。
来るもの拒まず去るもの追わず 賛否
来るもの拒まず去るもの追わずという考え方には、男女問わず「冷たい」「相手になれば誰でもいいのか?」など否定的な意見も多数あります。
私は節度をわきまえれば、そんな心理があってもいいと思います。
狭い人間関係の中で悩んでしまう人からしたら、憧れてしまう考え方だと思います。