毎日同じ靴を履き続けていいの?
9 月23日は「く(9)つ(2)み(3)がき」(靴磨き)の日。靴磨きへの関心を高め、日々の暮らしの中に取り入れてもらうことを目的としています。
そこで今回はワコールのシューフィッターに、「汚れ」「ニオイ」別に靴のお手入れ方法を教えてもらいました。
「毎日同じ靴を履き続けてもいいの?」という疑問を持つこともありますよね。
天然皮革は、水分を含むと膨張して型崩れしやすくなるので、汗や雨の影響を考えると毎日履き続ける事はおすすめできません。
1日履いた後は、陰干しで1〜2日乾燥させるのがベスト。お気に入りの靴をいくつか用意して、ローテーションするといいようです。
長持ちするための一般的なお手入れ方法
「どれを使っていいか分らない」、「靴のお手入れって面倒そう」と思っている人も多いのではないでしょうか?ちょっとした心がけでお気に入りのパンプスを長持ちさせましょう。
靴のお手入れ方法「汚れ」編
まずは靴のお手入れ「汚れ編」についてご紹介します。靴の材質に合わせたお手入れが大切です。
布靴の場合
<用意するモノ>
靴ブラシまたは歯ブラシ、中性洗剤(台所用など)または石けん
①靴ひも・中敷きを外す。(靴ひもと中敷きは洗濯機で洗えます)
②洗剤とブラシでゴシゴシ洗う。
③洗剤を流す。(洗剤残りは、黄ばみの原因にも…)
④タオルなどで水気をとり、風通しの良い日陰で干す。
革靴の場合
<用意するモノ>
汚れ落としクリーム、革用クリーム、布
①汚れ落としクリームで全体を拭く。(月に 1 回がオススメ)
②革用クリームで革靴を保湿する。
スエードの場合、起毛革は毛羽だった繊維の間に汚れがたまりやすいですが、その溜まった汚れは、ブラッシングで綺麗にできます。
ビニール・ゴム製靴の場合
<用意するモノ>
重曹、バケツ、靴ブラシ、スポンジ、タオル
①バケツに重曹水を用意する。(水 250ml に大さじ 1 の重曹を溶かして作る)
②外側も内側も長靴を洗う。
③タオルで水気をとり、風通しの良い日陰で長靴を干します。
雨の日の場合
雨の日の場合のお手入れ方法もご紹介します。