9 月23日は「靴磨きの日」プロが教える靴の汚れ・ニオイのお手入れ法

9 月23日は「靴磨きの日」プロが教える靴の汚れ・ニオイのお手入れ法

雨が多く湿気の多い 9 月は濡れた靴を放置してしまってカビてしまったり、これから履くブーツは蒸れやすく嫌な臭いがしたり、靴のお手入れが大事になってきます。そこで今回は、9月23日の靴磨きの日に因んで、靴のお手入れ方法を「汚れ」、「ニオイ」に分けてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.毎日同じ靴を履き続けていいの?
  2. 2.靴のお手入れ方法「汚れ」編
  3. 3.靴のお手入れ方法「ニオイ」編
  4. 4.ポイントをおさえてお気に入りの靴を長く履き続けよう

靴のお手入れ「ニオイ編」をご紹介します。

靴下や靴に付着した雑菌がニオイの原因になります。足には汗腺が集中しているので、汗をかきやすいのです。足裏から発生する汗や水分の量は、1 日コップ 1 杯分ともいわれています。

人間の汗や皮脂の汚れが高温多湿な環境にあると、雑菌が繁殖して、それがニオイの原因となります。靴は密室状態なので、通気性の悪い革靴や冬場のブーツなどは特に雑菌の温床なので靴が臭くなりやすいのです。

臭い靴のニオイを身近なもので取る方法

身近なものを使って靴のニオイを取る方法をご紹介します。

即効性なら...「消臭スプレー」

即効性があるので応急処置としては手軽で続けやすく、短時間の消臭効果は期待できます。しかし、長期的なニオイ対策にはなりにくい点があります。

家にあるものなら...「10 円玉」

靴を脱いだときに、10 円玉を入れるだけ。目安は片方に 2 枚です。枚数を入れれば入れるほど消臭効果が期待できます。銅イオンは殺菌効果があり、雑菌の繁殖を抑えてくれるためニオイ対策になります。

しかし、10 円玉にニオイが移ってしまうので、タイミングを見計らって取り換えることをオススメします。

簡単なのは...「乾燥剤」

乾燥剤が靴のなかの湿気をとってくれるため、イヤなニオイのもとである菌の繁殖を防ぎ、靴を清潔に保ってくれます。使い方も靴のなかに入れておくだけなので、楽ちん。

根本的なニオイの原因にオサラバ!

靴自体のニオイをとることも大切だとは思いますが、まずはニオイのもととなるフットケアも大切です。

フットケアと言っても、特別なことをするのではなく、デイリーケアで少し意識するだけで変わってきますので、簡単に取り入れられるポイントをご紹介します。

①足の指の間はていねいに洗う

足を洗うときは、足先やかかとはもちろんのこと、指の間も丁寧に洗うように心がけましょう。指の間は雑菌がたまりやすいため、意識的に洗うことで足がより清潔になります。

また、お風呂から上がったら、きちんと水気を拭き取り、ジメジメさせないようにしましょう。

② 足用クリームを利用する

最近では、足のニオイを抑えるジェルやクリームも多くの種類が販売されています。クリームといってもベタつくものではないので、さらっとつけることが出来ます。ドラッグストアでは多彩なラインアップで並んでいて迷ってしまいそうになりますが、殺菌成分を含んだ薬用のものを選ぶとよいでしょう。

③ 靴下にも気をつける

靴下を洗う際に、除菌効果のある洗剤を使ったり、重曹でつけおき洗いすることもオススメですが、あらかじめ消臭機能のある素材を使った靴下や 5 本指タイプの靴下を選ぶのもおすすめです。

ポイントをおさえてお気に入りの靴を長く履き続けよう

今回は、9月23日「靴磨きの日」にちなんで靴のお手入れ方法を「汚れ」、「ニオイ」に分けてご紹介しました。

お気に入りの靴を長く愛用するためには、素材に合わせた「汚れ」のお手入れと、気になる「ニオイ」を取り除く方法を試してみましょう。

また「ニオイ」に関しては靴自体のニオイを取り除くだけでなく、根本的な靴のニオイの原因を抑えるフットケアも大切です。

パンプス選びのポイントなど、もっと詳しく知りたい方はワコールさんの「HOW TO パンプス」もぜひ参考にしてみてくださいね。

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