一生懸命頑張って仕事をしても何も評価してもらえなければ誰だって嫌になります。
評価をしてもらうために仕事をしているわけではありませんが、頑張った先に「ゴール」となるものがないと「本当にやる必要があるのかな」と感じてやる気がなくなってしまいます。
また、雇用形態によってはどんなに頑張っても昇給やボーナスが支給されないためやってもやらなくても同じ、と仕事に対してのやりがいを失います。
ルーティンワークになっている
入社したての頃は覚えることがたくさんあって必死になるので時間がすぎるのも早いですし、頑張れますよね。
しかし、慣れてくるにつれてルーティン化してきてしまうためやる気がなくなってしまいます。
仕事に慣れると作業効率が上がるのでテキパキと仕事をこなせるようになる反面、時間が余ってしまったり、面白みがなくなってしまいます。
事務職は特に単純作業が多いので働く年数が長くなるほど飽きてしまう人が非常に多いです。
人間関係で邪魔をされている
嫌われる勇気などで有名なアドラー心理学では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と言われています。それだけ人間関係は仕事や生活に大きな影響を与えていると考えても良さそうです。
どんなに仕事で成果をだせて、お給料が良かったとしても、職場の人間関係によって邪魔されるようなことがあれば、やりがいを感じるのは難しくなるでしょう。
出勤するたびに上司や同僚から嫌味を言われたり、どんなに頑張っても評価されないことが続けば、やる気を失ってもおかしくはないですよね。
仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?
それでは、仕事にやりがいを感じる瞬間とはどんなときなのでしょうか?
やりがいを感じる瞬間については、男女でも違いますし、人それぞれの感じ方もあるようです。
高い評価を得られた
仕事で高い評価を得られた場合、やりがいを感じる人が多いようです。自分の労力が認められたとなれば、誰だって嬉しいものですよね。
同僚やお客様から褒められたり、営業の成績が伸びたりした場合、やりがいを感じる人も多いのではないでしょうか。
それに加えて、昇格などと言った目に見える形で、自分の頑張りが評価に反映されていれば、より一層やる気がでるようです。
自分の能力を発揮できた
緊張していたプレゼンが上手くいったり、自分の得意なことをいかして仕事で評価されたとなれば、モチベーションも上がります。
緊張感や職場の雰囲気にとらわれず、自分の能力を存分に発揮できたと思える場面があれば、やりがいを感じる人が多いでしょう。
成長したと感じたとき
自己成長できたと感じたときも、多くの人がやりがいを感じているようです。若干ですが、男性よりも女性の方が、自分が成長したと思えたときにやりがいを感じることが多いとされています。
女性は男性よりも自己成長や自己肯定感を重視する傾向があるためとされています。男性はどちらかというと新しい仕事に挑戦するときに、やりがいを感じる傾向にあります。
充実感に満たされたとき
毎日が適度に忙しく、心地の良い疲労感を感じるようであれば、仕事での充実感を得ることができます。過労やストレスが蓄積するほどではなく、その人にとってちょうど良い労働感というのがポイントです。
仕事や生活の両面で充実感を得られればより一層やる気もでて、やりがいを感じるのではないでしょうか。
給与・賞与に反映された
仕事を頑張ったことで、給与や賞与が上がるようであれば、やりがいを感じる人も多いようです。
頑張った対価に見合う給与や賞与をもらうことができれば、それだけ仕事にもやりがいを感じることができます。
上司や同僚から感謝されたとき
上司や同僚から感謝されたときも、やりがいを感じる瞬間です。特に女性の場合は、人間関係や自己肯定感を重視する傾向にあるので、感謝の言葉は大きく影響するようです。
上司や同僚から「ありがとう」と感謝された場合、男性よりも女性の方がやりがいを感じるという統計もあるようです。