夏の節電ポイント
政府の要請により一時的に電力の使用を抑えるのと、節電をすることは切り離して考えていただきたいです。
節電は、部屋の室温をまず下げることが大切です。ベランダに打ち水をすると気化熱により家を通る風が涼しくなるのですが、保水タイルや人工芝を敷き詰めることで、すぐに水が蒸発してしまうコンクリートより長時間気化熱効果を得ることができます。
ベランダに敷くのが難しい方は、植木鉢をたくさん置いて水をあげると打ち水と同じような効果が見込めるのでぜひ試してみてください。
節電に繋がる調理法
高温で調理をする揚げ物や長時間火を使う煮込み料理をすると室温が上がってしまうため、なるべく調理時間を短く済ませることを心がけていただくだけでも節電に繋がります。
煮込み料理の際は、加熱済みのカット野菜やレトルト食品を活用したり、麺を茹でたい場合は、水でほぐすだけで出来上がるものを使用し火を使わずに流水でさっと仕上げたりなどなるべく調理時間を短くする工夫をして、室温の上昇を抑えることを意識してみてください。
ひと工夫でできる節電方法
エアコンを効率的に使うためにサーキュレーターを使用している方も多いですが、サーキュレーターの置き場所を見直すだけで簡単に節電できます。
部屋全体を冷やす為にサーキュレーターを使用し、冷気を部屋中に回すという使い方をしている方が多いですが、エアコンの風が当たる場所にサーキュレーターを設置し、冷気を届けたい場所に向けて風を送るのがポイントです。
また、エアコンを使う前の段階で、一度部屋の室温を下げるのも大切です。南側と北側など窓を2箇所開けるのが効果的ですが、風の通りやすい窓開けの組み合わせは家によって異なるので実際に試してベストな方法を探してみてください。
お引越しの際も、窓の位置など確認してお家選びをするのがおすすめです。
節電に関する最近のトレンド
節電に対する皆さんの興味は高まっている印象です。電力需給ひっ迫警報など、使用する電力を抑えないといけない状況が増えているのに加え、直近の4~5年ではハンディ扇風機や首にかけるタイプの小さな扇風機が特に人気になりましたね。
首を冷やすネッククーラーなどのひんやりアイテムも浸透しているイメージです。
節電をこまめに心がけて、電気代の節約をしよう!
いかがでしたか?今回紹介した方法はどれもすぐに実践できるものばかりなので、明日からでも無理のない節電を心がけることができます。
出来る限り負担のかからない、気楽な節電を心がけていきましょう!
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