食欲と性欲の関係って？食事の仕方で性欲をコントロールしよう

よく「食欲旺盛な人は、アッチの方もお盛ん」なんて言われますね。アッチの方とは、言わずと知れた夜の営みのことです。つまり、性欲が強いということ。

たしかに、肉をたくさん食べる男性や、食らいつくようにガツガツ食べる男性は、男らしい体つきをして、食欲ならず性欲もみなぎってそうなイメージです。

でも、これは女性にも同じことが言えるんです。肉をガツガツ…というわかりやすい食事風景ではないにしても、食欲のある女性の方が、性欲も高いと言われています。

実際のところ、どうなんでしょうか？今回、男女別に食欲と性欲の関係を始め、それらのコントロール方法についてお話していきます。一般に知られている関係性とは、違った真実が見られるかもしれません。

エネルギーとなる食事は、生きていく上では欠かせないものです。そして、食事は食欲がないとできないこと。そのため、大食いの人はその精力的な食事姿から、性欲も高いと思われる傾向があり、実際に「食事姿とベッドの上の姿は同じ」ともいわれています。

世間でも9割以上の人が、「食欲と性欲に関係があると思っている」というアンケート結果が出ています。食欲から性欲の強さはどう関係してくるのでしょうか。男女別に見ていきましょう。

女性の場合、まさに世間の声は当たっています。なぜなら女性の脳内において、性欲と食欲それぞれを司る場所はとても近いからです。食事を摂取することで血糖値が上がり（＝ブドウ糖が増える）、ブドウ糖は、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの代わりになります。

女性は子どもを産む体の構造になっているので、妊娠・出産には多大なエネルギーを必要とします。「エネルギー＝糖分」なので、女性がカロリーの高い、甘味の強い食べ物を摂取しようとするのは、本能的にごく当然のことなんです。

女性に甘い物・スイーツ好きが多いのも、うなずけますね。つまり、性欲が満たされない場合は、食事を多く摂取することで、性欲を抑えることができるのです。逆を言えば、性欲が満たされてさえいれば、食事を摂らなくても、心理的になんら問題ないということです。


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太古の昔から狩りを行ってきた男性は、食事はいわば、自分の体を維持するためのエネルギー補給です。生活で消費されるエネルギーは、私たちが想像するよりはるかに大きいものです。

ただ、心理として少し受け入れがたいのが、そのエネルギーは性欲に直結するわけではないということ。つまり、「エネルギー＝性欲」というわけではないのです。俗に言う「ガツガツ食べる男性は性欲旺盛」説がくずれることになります。

男性に食欲があるということは、「エネルギー補給できるくらい、十分な能力がある」という意味。逆を言えば、いくらガツガツ食べたとしても、性欲をアップさせることにはつながらないということです。

男性の食欲と性欲は完全に別々のもの。女性とちがって、たとえ腹ペコだとしても、性欲だけはムンムン…ということも往々にしてあるのです。

食欲と性欲の関係性について紹介してきましたが、性欲の高まりはいったいなにが関係しているのでしょうか。心理状態との性欲の関係性は？男女別に紹介していきます。

「食欲がある＝性欲がある」ことが女性の特徴であることはお話しましたが、食事することでしか性欲が高まらないわけはありません。

ムーディな雰囲気や、ロマンチックな演出を好む女性が多いことからわかるように、女性は状況によって心理的影響を受け、性欲が高まることがよくあります。

また、女性ホルモンの変化、いわゆる生理周期も性欲の高まりに関係があります。特に生理終了から排卵日までは、エストロゲンが大量に分泌され、体調絶好調、お肌ツヤツヤになり、同時に性欲も高まると言われています。

排卵日が過ぎると、途端に性欲が減ってしまうと言います。わかりやすいですね。これは女性の心理・本能に基づく体の変化なんですね。性欲を高めることで、子孫繁栄につなげるのです。


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女性とちがって、男性はホルモンバランスに体調や心理が左右されることはありません。男性の性欲のピークは一般的に10代から20代と言われていますが、それ以降の年代の男性にも、もちろん性欲は存在します。

年代を問わず、男性の性欲が高まるのはどんな時なんでしょうか？それは意外にも、疲れている時だそうです。しかも徹夜明けなど、かなりハードに体力を使った時ですね。

女性としては、なんだか理解し難い心理ですが、男性がエッチで燃え尽きてすっきりすることを考えれば、それほど不思議でもないかもしれません。

清楚なイメージの女性が実はエロかった…なんてギャップを感じた時も、性欲が高まるそうです。男性の性欲は、どちらかと言うと本能によるものが大きいと言えますね。