顔色を伺う人の心理として、傷つきやすいということも挙げられます。
元々性格がまじめな人だったり、繊細な人に多いのが、この「傷つきやすい」という性格。
ちょっと人とぶつかったり、言い合いになっただけでも傷ついてしまうような大人も少なくありません。
そういった人は、傷ついてしまうのを恐れて、そもそも人とぶつかったり、言い合いになるようなシーンを避けたいと考えています。
そのため、できるだけ争いが起きないように、何か行動や発言する前に顔色を伺うのです。
顔色を伺う心理⑤いい人だと思われたい
顔色を伺う人の心理として、「いい人だと思われたい」ということも挙げられます。
八方美人タイプの人って、いろんな人から好かれたい、認められたいという承認欲求が非常に強い傾向にあります。
こういった人は、みんなから好かれるために顔色を伺い相手の希望をかなえてあげようとするのです。
相手の顔色を見て、相手の求めている回答をすることで、「あなたはいい人だね」とか「私たち気が合うね」なんて言われたいがゆえに、顔色を伺うのです。
自分の意見や希望と言う考え方はそもそもあまりなく、いかに人に気に入ってもらえるかを意識しているタイプです。
■参考記事:いい人をやめて楽に生きたい…、と思ったらコチラも参照!
顔色を伺う心理⑥相手の気を引きたい
普段は普通でも、恋人や旦那、妻などのパートナーに対しては、顔色を伺う人もいますよね。
顔色を伺う人の中には、相手の気を引きたい、相手に好かれたいと思い、そのような行動に出る人も多くいます。
その日のデートプランなど、相手の希望通りにしたくて、顔色を伺いながらプランを立てる、相手が喜んでくれたら自分はそれで幸せ、というパターンです。
でも、自分はそれで幸せなつもりになっているかもしれませんが、たいていがそういったカップルや夫婦には大きな上下関係ができてしまっていることが多いですね。
顔色を伺う心理⑦人の気持ちを汲み取るのが苦手
顔色を伺う人の中には、「人の気持ちを汲み取ることが苦手である」と言う人もいます。
コミュニケーション能力に自信がなく、100%言ってもらわないと理解できないタイプです。
殆どの人が「ニュアンスで伝わるだろう」と思って、20%端折って80%だけ話してきて理解できるような内容でも、20%を端折ったことによって理解できなくなる、と言う人もいるのです。
こういった人は、相手の話を聞いた後に、自分が解釈した内容で本当に合っているか不安だったり、端折られた部分が何かを知りたくて、相手の顔色を伺ってしまう傾向にあります。
極端に顔色を伺う生活は疲れの原因にも…
いかがでしたか?
極端に顔色を伺う癖のある人の心理や特徴について、理解していただけましたでしょうか。
顔色を伺ってしまう癖のある人は、こういった特徴から、常に人を意識して自分が嫌われていないか、自分の悪口を言われているのではないか、と言う恐怖におびえている人もいます。
そうなってしまうと、かなり気疲れが激しく、1日仕事に行くのもやっと…なんて状態にもなりかねません。
冒頭では、人の顔色を伺うことは少なからず必要なことだと申し上げましたが、個々に紹介しているような、極端に顔色を伺うような癖や特徴に当てはまる人は要注意です。
一度癖になってしまうとなかなか治しづらいですし、日常生活の肉体的な疲れに加えて、精神的な疲れが出てくると、体調も壊しかねません。
出来るだけ、自分の特徴や癖を分析して、疲れがたまらないうちに改善させていくことをおすすめします。
顔色を伺う人はどうしたらいい?顔色を伺う癖を直す3つの対処方法!
では、実際に顔色を伺う癖がある人はどうしたらいいのでしょうか。
何か、顔色を伺う癖を直すような方法はあるのでしょうか?
そんな方法があれば、正直知りたいと思いますよね。
実は、顔色を伺う人は、ほとんどが「かもしれない」と言う人間関係に対する恐怖心から、顔色を伺う癖がついています。
その特徴をしっかり理解したうえで、次の方法を試してみてください。