記事の目次
- 1.ワインを飲みたいのに、コルク抜きがない!
- 2.コルク抜き代用として使えるものがある!
- 3.さっそく、コルク抜き代用品を試してみましょう
- 4.【雑学】コルク抜き代用品(1)靴
- 5.【やり方】コルク抜き代用品(1)靴
- 6.【注意点】コルク抜き代用品(1)靴
- 7.【雑学】コルク抜き代用品(2)ネジとドライバー
- 8.【やり方】コルク抜き代用品(2)ネジとドライバー
- 9.【注意点】コルク抜き代用品(3)ネジとドライバー
- 10.【雑学】コルク抜き代用(3)ナイフ
- 11.【やり方】コルク抜き代用(3)ナイフ
- 12.【雑学】コルク抜き代用(4)コルクを押し込む!
- 13.【やり方】コルク抜き代用(4)コルクを押し込む!
- 14.【注意点】コルク抜き代用(4)コルクを押し込む!
- 15.【雑学】コルク抜き代用(5)コルクのあるワインを買わない
- 16.そもそも、コルクの役割って何?
- 17.コルク付きワイン=高級・美味 ではない
- 18.まとめ:コルク抜き代用法は、安全に注意して行おう!
雑学の最後にご紹介するのは、コルク抜き代用の最終手段です。必要なものは何一つありません。
これまで紹介したコルク抜き代用法に失敗したとき。
コルク抜き代用として使えるものが身の回りに無かったとき。
コルクが途中で割れて、代用方法が使えなくなったとき。
そして、コルク抜きを買いに行くこともできないとき。
そんなときは、思い切ってコルクをビンの中へ押し込んでしまいましょう!ワインの液体の中にポトン、と落としてしまうのです!
◆関連記事:お酒が好きなあなた、大丈夫ですか?
【やり方】コルク抜き代用(4)コルクを押し込む!
(1)ワインを持つ
(2)コルクの中央を、力の入りやすい親指で押す
(3)そのまま力を込めて、コルクを中へ押し込む
【注意点】コルク抜き代用(4)コルクを押し込む!
非常に簡単な方法で、しかも危険性もありません。個人的には、危ない方法を試すよりも、わざとコルクをぼろぼろにして押し込んでしまうほうが手っ取り早く簡単に思えます。
ただし、あまりコルクをボロボロにしてから押し込むと、コルクがワインの中で崩れて、味も見栄えも散々なものになりかねません。コルクが破損したら、破片を丁寧に取り除いてから押し込むようにしましょう。
【雑学】コルク抜き代用(5)コルクのあるワインを買わない
本末転倒ですが・・・コルクが無いワインを選ぶことも検討するべきです。最近では、コルク栓の代わりにプラスチックや金具の栓を使ったワインが数多く取り扱われています。これは、コルク抜きを使うのが面倒、と思う消費者がが多くなっている証拠でしょう。
そもそも、コルクの役割って何?
そもそも、ワインにとってのコルクは単なる「栓」に過ぎません。ワインを持ち運ぶときにこぼすことがないよう密封し、飲みたいときにすぐ開けられる蓋として重宝されてきました。
コルクに使われる樹木・コルク樫は、柔かくで弾力性があり、加工しやすい手軽な原料です。しかし、天然の樹皮を使ったコルクは、時にワインの汚損のモトになります。
スクリューキャップが主流になり始めている昨今の傾向は、決してワインの伝統を滅ぼすものではありません。それどころか、天然コルクによる弊害を無くすものとして、今では積極的に取り扱うブランドが増えているようです。
コルク付きワイン=高級・美味 ではない
最近の研究では、天然コルクを使ったワインよりも、スクリューキャップで保管されたワインのほうが、おいしさも、栄養価も勝っているという報告が出ています。
未だに高級ワインにはコルクがつき物という風潮がありますが、それも神話になりつつあるようです。
始めからコルクの無いワインを選べば、コルク抜きがないことで悩む心配もなくなるはずです。もしアナタが、コルクの高級感を求めてワインを選んでいたのであれば、コルクがワインの品質を高めているわけではないことを念頭に入れて、今後の購入を検討してみてください。