食欲が増すと、とにかく食事のときにはカロリーの高いものから手を付けたくなってしまいます。
しかし止まらない食欲を少しでも抑えて、カロリーコントロールをするためには、カロリーの高い炭水化物や肉や魚といったメインディッシュからではなくて、野菜から箸を付けるようにしましょう。
カロリーが低くてかさがある野菜で胃をいっぱいにすることで、満腹感を早めに感じることができるようになって、食べる量をある程度抑えることができます。
また、炭水化物やたんぱく質を先に食べた時よりも、血糖値の上昇を穏やかに抑えることができるので、妊婦糖尿病の予防にもなりますよ!!
【妊娠初期の食欲旺盛の対処法⑤】目の前のことに没頭する
旺盛な食欲が止まらない時には、目の前の仕事や趣味などに没頭して、食欲を忘れるようにしましょう。
何もしないでボーっとしていると、どうしても気持ちが食欲に向かってしまいます。
しかし、何か時間を忘れるほど夢中になれるものがあると、止まらないと思っていた食欲のことも不思議と感じなくなるものです。
妊娠初期に食欲不振になる原因とは?
止まらない食欲に悩む妊婦さんもいれば、食欲が減る食欲不振で食べられないことに悩む妊婦さんもいますよね。
ここからは妊婦さんの食欲不振についてみていきましょう。
妊娠初期に食欲不振になって、食べるものが減る原因はつわりによる胃のムカつきによる吐き気やおう吐です。
妊娠するとどうしても胃腸の働きが弱ってしまうために、吐き気や胃のムカつきがつわりの症状として出る人の方が多いようです。
中には食べ物も水も受け付けないほどのひどい止まらない吐き気で、仕事や日常生活にも支障が出てしまうこともあります。
多くの場合には、妊娠5か月の安定期に入ると胃腸の不具合によるつわりは減るものです。
とりあえず数か月の我慢だと思って乗り切るしかありません。
妊娠初期の食欲不振でも食べなくてはいけないの?
妊娠初期に食欲不振になる原因は、妊婦さんなら避けて通ることができないつわりなのですが、つわりで吐き気が激しくて、喉にモノが通らない程食べられるものが減る時でも、何が何でも食べなくてはいけないのでしょうか?!
妊娠するとおなかの赤ちゃんのために食べなくてはいけない、と思う人もいますが、実は妊娠5か月に胎盤が完成するまでは、胎児への栄養補給はへその緒を通してではなくて、卵黄嚢と呼ばれるところから補給されています。
だから妊娠初期には妊婦さんがつわりで食べられないことで、赤ちゃんの発育不良が起こる、ということはあまりないので心配はいりません。
とはいっても、全く食べられなければ、妊婦さん本人の身体が参ってしまいますよね。
食欲不振がひどすぎて、食べる量が極端に減るような場合には、お医者さんに相談して、妊婦さんでも使える胃腸薬を処方してもらうのもいいかもしれません。
【妊娠初期の食欲不振の対処法①】食べられるものだけでOK!
妊娠初期の食欲不振への対処法をここからみていきましょう。
妊娠初期に泊まらない吐き気などで食欲が減ってしまった時の対処法の1つ目は、食べられるものだけを食べる、ということです。
妊娠初期には、味覚が大きく変わると言います。
その中で、どうしても身体が受け付けないものが出てくる一方、なぜか食べたくて仕方がないものも出てきます。
妊婦さんの身体の健康を維持できるだけの基本的な栄養素やカロリーが摂取できているのであれば、あとは食べられるものだけでOKです!!
自分が食べられるものをカロリーオーバーにならないように気を付けながら、食べたいだけ食べるようにしましょう!!
【妊娠初期の食欲不振の対処法②】食べやすいものを!!
妊娠初期に泊まらない吐き気などで食欲が減ってしまった時の対処法の2つ目は、食べやすいように工夫をする、ということです。
例えばどうしても食事が食べられない時には、おかゆにしてみるとか、肉や野菜をたっぷりと柔らかく煮込んだ野菜スープにするとか、食欲がなくても何とか喉に流し込んでも食べやすいように工夫してみる、ということも大切です。
固形物が食べられないのであれば、野菜スープには大切な栄養素が溶けだしているので、スープだけすすっても栄養や水分を取ることができます。
また口当たりがいいからと、炭酸飲料を飲みたがる妊婦さんも多いようですが、飲みやすいのであればお腹を冷やさないように気を付けながら飲むのも良いでしょう。
ただ、炭酸飲料が飲みたくなったからと言ってコーラばかり飲み始める人がいますが、コーラにはカフェインが大量に含まれているものもあります。
コーラを飲みたいときには、同じ炭酸飲料でもカフェインレスのモノを選ぶか、サイダーなどカフェインが入っていないものを選びましょう。