記事の目次
- 1.妊娠初期に食欲が大きく変化する人は多いですよね!!
- 2.食欲の変化で妊娠に気が付く人も!!
- 3.妊娠初期の食欲の変化の原因とは?
- 4.妊娠初期に食欲旺盛になる原因とは?
- 5.妊娠初期に食欲旺盛になった時には食べてもいいの?
- 6.【妊娠初期の食欲旺盛の対処法①】1回に食べる量を減らす
- 7.【妊娠初期の食欲旺盛の対処法②】ナッツなどをよく噛んで
- 8.【妊娠初期の食欲旺盛の対処法③】カロリーは1日の総量で考える
- 9.【妊娠初期の食欲旺盛の対処法④】野菜から箸をつける
- 10.【妊娠初期の食欲旺盛の対処法⑤】目の前のことに没頭する
- 11.妊娠初期に食欲不振になる原因とは?
- 12.妊娠初期の食欲不振でも食べなくてはいけないの?
- 13.【妊娠初期の食欲不振の対処法①】食べられるものだけでOK!
- 14.【妊娠初期の食欲不振の対処法②】食べやすいものを!!
- 15.【妊娠初期の食欲不振の対処法③】他のことに没頭する
- 16.妊娠初期から食欲はコントロールを!
- 17.妊娠初期の体重オーバーがNGな理由とは?
- 18.妊娠初期の痩せすぎもNGな理由とは?
- 19.つわりが終わった後の食欲の爆発にも気を付けて!!
- 20.妊娠初期の食欲は人それぞれです!!
【妊娠初期の食欲不振の対処法②】食べやすいものを!!
妊娠初期に泊まらない吐き気などで食欲が減ってしまった時の対処法の2つ目は、食べやすいように工夫をする、ということです。
例えばどうしても食事が食べられない時には、おかゆにしてみるとか、肉や野菜をたっぷりと柔らかく煮込んだ野菜スープにするとか、食欲がなくても何とか喉に流し込んでも食べやすいように工夫してみる、ということも大切です。
固形物が食べられないのであれば、野菜スープには大切な栄養素が溶けだしているので、スープだけすすっても栄養や水分を取ることができます。
また口当たりがいいからと、炭酸飲料を飲みたがる妊婦さんも多いようですが、飲みやすいのであればお腹を冷やさないように気を付けながら飲むのも良いでしょう。
ただ、炭酸飲料が飲みたくなったからと言ってコーラばかり飲み始める人がいますが、コーラにはカフェインが大量に含まれているものもあります。
コーラを飲みたいときには、同じ炭酸飲料でもカフェインレスのモノを選ぶか、サイダーなどカフェインが入っていないものを選びましょう。
【妊娠初期の食欲不振の対処法③】他のことに没頭する
食欲不振で食べられるものが減る時の対処法には、食欲が旺盛になってしまう時と同じように、仕事や趣味に没頭することも大切です。
ボーっとして考える時間ができてしまうと、意識が胃のムカつきに集中してしまいがちになり、どうしても気持ち悪さを感じ続けてしまいます。
他のことで気を紛らわせると、一時でも忘れることができるので、何か夢中になれることを探してみてはいかがでしょうか?!
妊娠初期から食欲はコントロールを!
妊娠初期に食欲が増すことで食べるのが止まらない時でも、止まらない吐き気などで食欲が減る時でも、妊娠初期にはしっかりと食欲をコントロールする必要があります。
というのは、妊娠している妊婦さんにとっては、体重がオーバーしてしまうことが困るからです。
食欲不振で食べられるものが減る時でも、特定のモノだけを異常に止まらないほど食べたくなることで食べすぎてしまい、食欲不振なのに体重が増す原因になってしまうこともあります。
妊娠中の体重増加の目安は臨月までに妊娠前から8kgから多い人でも12kgまでです。
妊娠初期の妊娠4か月までに増えていい体重はたったの2kgです。
しっかりと食欲をコントロールしていないと、妊娠しているからと言って頑張って食べすぎてしまうと、すぐに体重オーバーしてしまいます。
食べた物のカロリーをしっかりと頭に入れて計算して、カロリーオーバーにならないようにしながら、食欲をしっかりとコントロールしましょう!!
妊娠初期の体重オーバーがNGな理由とは?
妊娠4か月までの理想的な体重増加の目安は約2kgです。
赤ちゃんもお腹の中で日々大きく育っているので、2kgまでの体重増加なら赤ちゃんの成長などでの自然な増加になります。
しかし2kgを大幅に超えて体重が増加した場合には、それはすべて脂肪になって身体のあちらこちらについてしまいます。
ある程度の脂肪の増加も妊婦さんには必要ですが、あまり溜め込み過ぎるといろいろと健康上、良くないことが起きてきます。
妊娠初期からの体重オーバーの危険性には次のようなものがあります。
1つ目は妊娠高血圧症候群です。悪化すると赤ちゃんに悪い影響が出てしまいます。
2つ目は妊婦糖尿病です。巨大児になる可能性が高くなるだけでなく、羊水過多になったり、赤ちゃんの早産の危険性も高めてしまいます。また妊婦高血圧症候群を誘発する原因にもなります。
妊娠後期になると体重オーバーによって、身体が重くなりすぎて、足腰に大きな負担を掛けることにもなります。出産後にひざや腰がおかしくなる妊婦さんがいますが、妊娠中の体重増加が原因の人も多いものです。
また妊娠初期からの体重オーバーが続いたまま出産に至ってしまうと、難産の原因にもなります。
しっかりと妊娠初期から食欲をコントロールして体重が増すのを防いでいかないと、母子ともに大変なことにもなりかねないので注意しましょう!!
妊娠初期の痩せすぎもNGな理由とは?
妊娠初期からの体重増加が、妊娠中や出産での様々なリスクの原因になることは分かったかと思います。
かといって、止まらない吐き気で食欲が減ることで、体重が減りすぎるのも、また妊娠初期の妊婦さんにはよくありません。
妊娠初期には、それほど赤ちゃんは大きくなっていないので、普通体型からぽっちゃり型の人が止まらない吐き気で食事ができずに体重が増えなかったり、多少減ることはそれほど問題はありません。
しかし、痩せ型の人がつわりによる止まらない吐き気で体重が減りすぎてしまった場合には、胎低体重児や胎児の発育が悪かったり、栄養不良、血流不良などを起こす可能性が高くなります。
切迫流産や切迫早産のリスクも高くなるので、あまり食事がとれない場合には、お医者さんに相談することをお勧めします。