妊娠初期は食欲が増す？減る？食欲旺盛・不振の原因と対策を各々解説

妊娠初期に止まらない食欲が増すことがあったり、食欲が減ることがあったり、食欲に関しては人それぞれなことはお分かり頂けたかと思います。

多くの人は妊娠4か月までの妊娠初期には、食欲が増すよりも、つわりにより食欲が減ることで食欲不振になるものです。

しかし、妊娠5か月に入って胎盤が子宮の中に出来上がり、流産の危険性が少なくなる安定期に入ると、それまでのつわりによるムカつきが嘘だったかのように、止まらない食欲に食べる量が急激に増える妊婦さんも多いものです。

もともと痩せ型の人なら、妊娠5か月からの食欲の爆発で多少体重を増やした方がいいものですが、標準体型からぽっちゃり型の人は、食欲の爆発によってつわりの反動で食べすぎることで、体重が大幅にオーバーしてしまう人も多くいます。

体重が多くなりすぎると妊娠後期から分娩時にかけて、大きなリスクが生まれることもあります。

つわりが終わった後の食欲の爆発にはぜひ気を付けて下さい！！

ここまで妊娠初期の食欲の変化についていろいろと見てきました。

止まらないほどの食欲に悩まれる人も、止まらない吐き気に悩まされる人も、人によって妊娠初期の食欲というのは本当に大きく違ってくるものなのですね。

赤ちゃんを体の中で育てるためには、そういった劇的な変化を体内で起こすことが大切になってくるということの表れでもあります。

妊娠初期にはまだそれほど気を使う必要はないとはいえ、妊娠中の食事というのはお腹の赤ちゃんの健康にダイレクトに影響するものです。

食べるものや体重オーバーやカロリーオーバーには気を付けながら、しっかりと食欲コントロールと体重コントロールに努めて下さい！