記事の目次
- 1.妊娠初期の鼻水が止まらない!!風邪の症状?!
- 2.妊娠初期の鼻水の原因とは?
- 3.妊娠初期の鼻水「妊娠性鼻炎」とは?
- 4.妊娠初期の鼻水「妊娠性鼻炎」と風邪との違い 喉の痛みなど
- 5.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎はなぜ起きる?
- 6.妊娠性鼻炎になりやすい人はどんな人?
- 7.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎はいつまで?
- 8.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎で受診は必要?
- 9.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎で市販の風邪薬や鼻炎薬はOK?
- 10.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の予防はできるの?
- 11.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎で気を付けるのはくしゃみ!!
- 12.妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策は?
- 13.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策①】温める
- 14.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策②】鼻うがい
- 15.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策③】鼻拡張テープ
- 16.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策④】花粉や埃対策
- 17.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策⑤】マスク着用
- 18.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策⑥】脇の圧迫
- 19.【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策⑦】ツボ押し
- 20.妊娠性鼻炎とは気長に付き合うしかありません!!
自分が、妊娠性鼻炎になってしまったと思ったときには、病院で受診したほうがいいのでしょうか。
妊娠性鼻炎というのは、ウィルスが原因の風邪などの病気とは違い、お母さんの体の中の生理的な変化が原因となっている、生理現象の一種です。
だから、妊娠性鼻炎を治すための特効薬は病院に行ってもありません。
しかし、喉の痛みや、色のついた鼻水が一緒に出てきて、風邪なのか妊娠性鼻炎なのか自分でも見分けが付かなかったり、止まらない鼻水やくしゃみが辛すぎるときには、迷わずまずは産婦人科で受診しましょう。
病院を受診することで、妊婦さんでも飲むことができる薬を処方してもらえることもあります。
また、産婦人科で対応しきれない場合には、専門の耳鼻科に紹介してもらえることもあるので、あまり症状が辛い時は、我慢しすぎずに、産婦人科で相談するようにしましょう。
妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎で市販の風邪薬や鼻炎薬はOK?
妊娠性鼻炎になってしまった時には、鼻水や鼻づまりの緩和に効果がある、市販の風邪薬や鼻炎薬を自分の判断で使用しても大丈夫なのでしょうか。
市販の風邪薬や鼻炎薬に含まれている成分というのは、病院で処方される薬に比べるとかなり弱いものになっています。
だから、飲んでしまっても大丈夫だと思っている人も多いようですね。
1回か2回程度、市販の薬を飲んでもお腹の赤ちゃんには大きな影響はないでしょう。
しかし、お母さんは飲んだ薬の成分は、胎盤を通してお腹の赤ちゃんの体にも入っていきます。
妊娠性鼻炎というのは、1週間程度で治る風邪とは違い、数ヶ月という長期間にわたって付き合っていかなければならない症状になります。
その期間ずっと、自分の判断で市販の薬を飲み続けたことで、お腹の赤ちゃんにどんな影響が出てしまうのか分かりません。
妊娠性鼻炎の症状が辛すぎるときには、自分の判断で薬を飲むことは絶対にしないで、まずはかかりつけの産婦人科のお医者さんに相談して指示を仰ぎましょう。
妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の予防はできるの?
これから妊娠する予定の人や、まだ妊娠性鼻炎にはかかっていない妊婦さんの中には、妊娠性鼻炎を予防することはできるのかどうかということが気になっている人もいることでしょう。
風邪を予防するためにも、マスクをつけたり手洗いやうがいを徹底することによって予防することができますよね。
花粉症の人も、花粉が飛散し始める季節になったら、体の中に花粉が侵入しないように、マスクをしたり、専用のメガネをことで、症状がひどくなることを予防することができます。
しかし、風邪や花粉というのは、体の外側から入ってくるものを入ってこないようにすることで、予防や対策ができるものです。
妊娠性鼻炎の原因は、妊娠したことによるホルモンバランスの変化で、体の内側での変化による症状になります。
あらかじめ妊娠性鼻炎にならないように予防することは難しいと考えた方が良いでしょう。
妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎で気を付けるのはくしゃみ!!
妊娠中の妊娠性鼻炎で一番気を付けなくてはいけないのは、止まらない鼻水や鼻づまりではなくて、激しいくしゃみになります。
というのは、妊娠中に最も気を付けなければならない事は、下腹部に力を入れて圧迫することだからです。
妊娠中に下腹部に力が入り過ぎると、子宮が収縮を始めてしまう可能性もあり、流産の危険性が高まってしまいます。
妊娠性鼻炎により、激しいくしゃみが止まらないほど何度も続いてしまうと、どうしてもお腹に余計な力が入りすぎてしまいます。
妊娠性鼻炎そのものは、流産の原因には全くならないものですが、激しいくしゃみをしすぎることで、お腹に力が入りすぎたことが原因で、流産になる可能性は十分に考えられます。
くしゃみが止まらないときには、早めに産婦人科のお医者さんに相談しましょう。
妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策は?
妊娠性鼻炎による止まらない鼻水や鼻づまり、くしゃみがあまりにも辛いときには、病院で相談するしかありません。
しかし、産婦人科や耳鼻科の先生も、妊娠中の妊婦さんに、ごく弱い薬でも、長期間にわたって鼻炎薬を処方し続けるのは、あまり好ましいことだとは思っていません。
かといって、止まらない鼻水や鼻づまり、くしゃみといった妊娠性鼻炎の症状と言うのは、妊婦さんにとって、時には生活に支障をきたすこともあるほどのつらい症状になります。
そこで、妊娠性鼻炎を緩和したり、症状が軽くなるような対策というのは、何かないものなのでしょうか。
ここから、妊娠性鼻炎に悩む妊婦さんたちが自宅で自分でもできる対策について見ていきたいと思います。
【妊娠初期の鼻水・妊娠性鼻炎の対策①】温める
妊娠性鼻炎の対策の1つ目は、鼻や体全体を温めてみるということです。
鼻炎による鼻水や鼻づまりに悩んでいる人の多くが、医学的な根拠はよくわかっていないのですが、鼻を温めてみることで鼻の通りが良くなって、鼻水が出やすくなったり、鼻づまりが改善したりする効果があるといういうことがわかっています。