市販の商品では馬油(バーユ)がオススメです。
妊娠線には乾燥が大敵です。クリームやオイルを使うことで肌の表面から内部まで保湿することが大切です。
クリームやオイルは表皮に塗るので真皮にまで浸透させることが難しいです。馬油であれば肌の表面を保湿して、さらに肌の内部へ浸透していきます。
動物性の脂なので人の脂肪酸に似ていて浸透力が高いです。副作用もないので妊娠中や授乳中でも大丈夫。赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用できます。
馬油以外にもホホバオイル、マカダミアオイル、オリーブオイルなど「天然100パーセントオイル」であれば真皮や皮下組織まで浸透するといわれています。
薬師堂 馬油(ソンバーユ)
薬師堂のソンバーユは、オイルですが容器の中では固まっているのでクリーム状です。手にとって伸ばすと熱で柔らかくなってオイルに近くなります。
母乳育児を推薦するクリニックでも、産後の妊娠線ケアや乳首ケアに有効だと助産師さんがオススメしている商品です。
アトピーや敏感肌の人でも使えて赤ちゃんの肌荒れにも塗ることができます。自分の肌へ塗った後、赤ちゃんに触れるときにも安心なことがうれしいですね。
妊娠線や肉離れ線を消すだけでなく、すり傷、切り傷、火傷、ニキビ跡にも有効です。一日に何度も塗ってマッサージするとより効果的ですよ。
【妊娠線は消える!消す方法!】③美容皮膚科の商品
医師による処方が必要なクリームもあります。
オススメは「シルダーム」というものです。妊娠線の赤みや、くぼみが改善したという試験結果がある、イギリスの医師によって開発されたクリームです。くぼみの改善が証明されたのはシルダームだけ。
メーカーのモニター調査では約1~2ヶ月間で妊娠線を消す効果かでることが確認されています。
全国の美容皮膚科で処方してもらえます。保険が利かないので自費となりますが効果が期待できるのでオススメですよ。自費なので価格は病院によって異なりますが8000円程度で購入できます。
SilDerm シルダーム
シトラスの香りで、べたつかず伸びが良いので、塗り心地が良いです。
妊娠線の赤みやくぼみ、色むらを改善します。妊娠中の妊娠線予防にも有効です。しばらく経過してしまった古い妊娠線でも消えるクリームです。
「ダルトシド」と「レジストリル」という成分で構成されています。ダルトシドは植物から採れる成分で妊娠線のくぼみを消す効果があり、肌の弾力を向上します。
レジストリルは肌を引き締める効果のある種子エキスや果実に含まれるルチンを配合したもので妊娠線の色やくぼみを消す効果があり、コラーゲンの修復を促進します。
1日2回妊娠線に塗ってマッサージします。妊娠線予防には腹部全体に塗って優しくマッサージを行います。
【妊娠線は消える!消す方法!】(2)ダーマローラー
美容皮膚科でレーザー治療より低価格で、レーザーを当てるより肌へのリスクも少ない治療方法としてオススメされています。
極細の医療用ステンレス針が無数についたローラーを肌の上で転がして、肌に傷を作ることで自然治癒を促してコラーゲン生成を増やして元々あった傷跡の皮膚を再生させて妊娠線を改善する治療方法です。
肌に穴があくとその修復のために細胞増殖因子が発生して、コラーゲンの分解や合成を担う「線維芽細胞」を活性化させます。
この線維芽細胞が活性化すると、妊娠線のくぼみや古く固くなったコラーゲンを分解して肌の再生を起こしてくれるので妊娠線が消える効果が期待できます。
妊娠線の他にもニキビ跡のクレータになったくぼみ改善や、しわ、小じわ、たるみ、毛穴の開きなどに有効です。
【妊娠線は消える!消す方法!】(3)レーザー治療
美容皮膚科で行われるレーザー治療方法です。
レーザー治療で用いるレーザーの種類は皮膚の状態によって医師と相談して決めて、伸びきってしまった皮膚を収縮させて引き締めることによって妊娠線を消すのです。
レーザーによる熱の作用で、コラーゲンの生成と皮下脂肪の分解促進をもたらし、皮膚の引き締め効果と共に妊娠線が目立たなく消える効果が期待できます。
皮膚の状態によって決めるレーザーには3つの種類があります。
【妊娠線は消える!消す方法!】①サーマクール
レーザー光線の数倍の強さを持つ高周波の熱エネルギーを使ってコラーゲンの生成を促して妊娠線のくぼみを改善して、真皮の傷跡を柔らかくして行きます。
レーザーの照射によって肌へ熱が伝わり、真皮を収縮させるのでゆっくりコラーゲンの再生が行われ、皮膚の引き締めと肌の艶を取り戻せますよ。
このレーザーは薄くして引き締めるので妊娠線が消える効果が高いです。