【特徴④】物欲がない
次に、欲がない人の中でも近年ミニマリストと呼ばれることが多くなってきたのが、この「物欲がない人」です。
物に執着しないので物を買う基準が「欲しい物」ではなく「必要な物」という判断基準になります。
その為、自分の生活に不必要な余計なものを欲しいと思わないので、物欲が殆どないということが特徴としてあげられます。
こういった人との付き合い方で大変なのは、誕生日などの記念日の時に不用意にプレゼントを贈っても相手にとってはもしかすると迷惑に…という危険性が有ります。
相手が物欲のない人だった時には付き合い方も他の人とは少し工夫すると良いでしょう。
■参考記事:欲しいものがない人ってどんな心理?コチラも参照!
【特徴⑤】名誉欲がない
欲がない人のなかでも「偉くなりたい!」という欲求が無い人も増えています。
昔と比べて違うのが、昭和時代はトップダウンが絶対だったので偉くなって尊敬される人間になりたい、誰もが認める立派な人間になりたい、承認欲求を満たしたいといった欲求が激しくありました。
良い面を見れば、それだけ激しい上昇志向や根性論がまかり通っていた時代でもあります。
しかし、近年は上がボスとして君臨するのではなく、リーダーとして仲間と一緒に大きなものを作り上げていくという傾向があるようです。
欲がない人の特徴としても顕著ですが、「偉くなりたい」「上に立ちたい」「名誉がほしい」「肩書がほしい」といった名誉欲が減退しているのです。
他人の評価に右往左往する人間ではなく、自分を自分としてしっかりと認めてあげられればそれでいい。と思うのが欲のない人の特徴といえるのです。
【特徴⑥】執着しない
欲がない人を観察してみると、共通してみられることがあります。
それは様々なものに執着しないということ。
様々な物とは、人、事柄、地位、お金、名誉、関係性等様々です。
欲がない人は色々な物や物事、関係性が常に変化することを知っているので何かにしがみつくということがありません。
その為、消滅するものは消滅するままに、受け取る物は受け取るままに様々な物事に対して執着心が無いのです。
端からみたら「自主性がない」ように勘違いされてしまうことが有りますが、そもそも「欲がない」ということがその人にとっての「自主性」なのです。
物事に対してあるがままを受け入れていき、引き留めることも無理に自分の腕の中に閉じ込めておくこともありません。
彼氏や彼女がそういった「欲がない」「執着心がない」タイプだと、必要とされたい人間にとってはもどかしい思いもしますが、ある意味どんな物事にも執着心がないということは道徳心が長けている人かもしれません。
【特徴⑦】諦めている
欲がない人の、ネガティブな特徴としてあげられるのはこの「諦め」という単語です。
例えば物に対しても「どうせ手に入らないものだ」といった向上心のなさや「自分は好きになってもらえるような人間ではない」といった自己否定が働いても、欲がなくなります。
様々な物事に対して諦めているので「仕方ない」が口癖の人も多いようです。
パートナーが出来ないのも仕方ない。仕事頑張っても(評価されないから)仕方ない。
そういったネガティブな思考回路をもっている人がいるのも、欲がない人の一面です。
なので本当であれば欲が有るはずなのですが、様々な諦めによって欲が沸き上がってこない状態の人もいるのです。