記事の目次
- 1.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘になるのはなぜ?
- 2.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】健康なうんち
- 3.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】母乳育児とミルクの違い
- 4.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】うんちの回数
- 5.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】離乳食で変化するうんち
- 6.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘の原因
- 7.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘①お母さんの食事
- 8.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘②ミルクの相性
- 9.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘③飲む量の問題
- 10.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘④水分不足
- 11.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘⑤ミルクの温度
- 12.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘⑥お尻が痛い
- 13.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘解消法は?
- 14.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘①マッサージ
- 15.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘②便秘体操
- 16.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘③砂糖水
- 17.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘④綿棒で浣腸
- 18.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】病気が隠れている場合も
- 19.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘の相談は病院へ
- 20.【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘のまとめ
【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘①マッサージ
うちの子便秘気味なのよね...
というお母さん。
便秘気味で出るときもあれば、詰まっちゃうときもある...というのなら腸のマッサージがおすすめ。
便秘解消マッサージです。
赤ちゃんの月齢が低いとまだまだ腸の動きが活発でない事もあります。
特にうちの赤ん坊の話でいうと、未熟児でしたからどんなに対策をとっても自分一人の力ではなかなかうんちを出すことが難しかったようです。
3日でないのは当たり前。
そこでおすすめしたいのが「便秘解消マッサージ」
マッサージのやり方は簡単。
赤ちゃんのお腹をひらがなの「の」の字をかくようにやさしく手のひらでマッサージしましょう。
ゆっくりと。下腹部に「の」の字を書くようにマッサージします。
マッサージするときは、お腹が冷えないようにママの手を温めたり、室温を少し上げたりしてくださいね。
「の」の字マッサージは腸の動きを助ける刺激をマッサージすることによって送ることができるので、軽い便秘の場合はとてもよく効きます。
便秘気味の赤ちゃんが詰まってしまう前に、こまめにお腹のマッサージをしてあげましょう。
【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘②便秘体操
腸の動きが悪い事が便秘の原因になっている場合は、赤ちゃんの運動不足かもしれません。
それなら赤ちゃんの便秘体操がおすすめ。
赤ちゃんの便秘体操といっても、赤ちゃんは1人で動くことができませんから、ママやパパがお手伝い。
赤ちゃんの足や、足首をもって、股関節を回してあげる。
ちょうど自転車をこぐようなイメージでくるくる優しく回してあげましょう。
遊んでくれてると思って、この体操をすると、けっこう赤ちゃん喜びますよ。
自転車こぎが終わったら、膝を折るようにして両足をぐっとお腹の方に押してあげましょう。
押して、伸ばして、押して、伸ばして...
この繰り返しもマッサージのように腸の働きを促してくれます。
遊びの時間を利用して、赤ちゃんと便秘体操すると赤ちゃんもご機嫌。
キャッキャと笑ってくれるので、ママも楽しいですよ。
便秘マッサージとセットにして行うのも良いですね。
【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘③砂糖水
便秘の解消には砂糖水!
砂糖水がなぜ赤ちゃんの便秘解消によいのでしょう?
それはオリゴ糖が関係しています。
オリゴ糖が腸の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるのは知っていますか?
砂糖とオリゴ糖は実は同じもの。
同じ...というかオリゴ糖の中に砂糖も含まれているという感じです。
オリゴ糖の種類の一つに砂糖があるのですね。
ですから少量の砂糖は腸の動きを活発にしてくれる作用があるのです。
与えすぎるとかえって腸の働きを悪くすることがあるので、砂糖水は5%の濃度で作ることがポイント。
5%の砂糖水という事は
「100mlの水に5gの砂糖」
ですね。
5gの砂糖を計るのは面倒くさいですから小さじ2弱と覚えておいてください。
小さじ1は砂糖であれば3g。
つまり小さじ2弱となるわけです。
ほんのり甘いので、赤ちゃんも喜んで飲んでくれます。
便秘気味ならお風呂上りに砂糖水を哺乳瓶で与えてみましょう。
この時も、温度は人肌で。そして砂糖は完全に溶かして飲ませましょう。
【新生児・赤ちゃんのうんちが出ない】便秘④綿棒で浣腸
さて、便秘気味...というよりうちの子完全に「便秘!」です!という場合。
マッサージしても、砂糖水を飲ませても固くなってしまったうんちはなかなか外に出すことが難しい。
そこでオイルと綿棒を使いましょう。
綿棒を使った浣腸です。
初めて綿棒で浣腸する場合は、やり方が分からず読むだけでは不安でしょうから、病院で綿棒浣腸のやり方を教えてもらいましょう。
私も病院で綿棒浣腸を教わりました。
綿棒浣腸、最初はドキドキしましたが、病院で優しく教えてもらい、実際にやっているところを看護師さんが見て指導してくれるので、安心。
1度ですぐに綿棒浣腸を覚えることができました。
~綿棒浣腸のやり方~
①まず綿棒とベビーオイル、もしくはオリーブオイルを用意する。
②たっぷり綿棒にオイルをしみこませたら(中途半端はダメ!ダボダボにしみこませて)肛門の入り口に綿棒を入れます。
③綿棒を少し入れるだけでうんちが出ればオーケー。
④出なければ、グルっと小さな円を描くように肛門の入り口で綿棒を回します。
⑤それでも出なければ、綿棒で刺激しつつ、お腹を優しく圧迫してあげましょう。
3日ほどためているのであれば、面白いほどうんちがにょろにょろと出てきます。
小さな体にどれだけ詰まってたの!?
と驚くくらい。
浣腸は便秘にはとても有効ですが、便秘気味だというだけで試すのはNG。
他力本願で自分でうんちする力がつかなくなります。
綿棒浣腸は詰まってしまったときの対処法。
詰まる前にマッサージや砂糖水で自分でうんちができるように促してあげる事が優先です。
もしも、マッサージしても詰まっちゃって3日間くらいうんちが出ないのなら、浣腸するという形がよいでしょう。