記事の目次
- 1.妊娠9ヶ月!臨月まであと1ヵ月!!
- 2.妊娠9ヶ月の赤ちゃんの成長は?
- 3.【妊娠9ヶ月の赤ちゃん①】皮下脂肪が増えてくる!
- 4.【妊娠9ヶ月の赤ちゃん②】体重が急激に増加!
- 5.【妊娠9ヶ月の赤ちゃん③】35週目には器官がほぼ完成!
- 6.【妊娠9ヶ月の赤ちゃん④】胎動が大人しくなってくる
- 7.妊娠9ヶ月のママの様子と体調は?!
- 8.【妊娠9ヶ月のママ①】お腹が大きくなって生活に支障が…
- 9.【妊娠9ヶ月のママ②】お腹の張りを頻繁に!
- 10.【妊娠9ヶ月のママ③】昼でも眠い!眠いのはなぜ?
- 11.【妊娠9ヶ月のママ④】体重が増加しやすい!
- 12.【妊娠9ヶ月のママ⑤】息切れや動悸が…
- 13.【妊娠9ヶ月のママ⑥】胸やけ・胃もたれが…
- 14.【妊娠9ヶ月のママ⑦】頻尿・尿漏れ
- 15.妊娠9ヶ月のママの過ごし方はどうしたらいい?
- 16.【妊娠9ヶ月の過ごし方①】食事の内容に注意!
- 17.【妊娠9ヶ月の過ごし方②】体重管理をしっかりと!
- 18.【妊娠9ヶ月の過ごし方③】こまめに休む
- 19.【妊娠9ヶ月の過ごし方④】体力づくりを!
- 20.【妊娠9ヶ月の過ごし方⑤】安産体操・会陰マッサージを!
- 21.【妊娠9ヶ月の過ごし方⑥】呼吸法の練習を!
- 22.【妊娠9ヶ月の過ごし方⑦】産休に入るタイミングを!
- 23.【妊娠9ヶ月の過ごし方⑧】里帰りは9ヵ月のうちに!
- 24.【妊娠9ヶ月の過ごし方⑨】感染症に注意!
- 25.長かったマタニティ生活もあと少し!体調を崩さないように!!
妊娠9ヶ月!臨月まであと1ヵ月!!
長かったマタニティ生活も、とうとう9ヶ月目に入りました。体重の増加ペースが順調な人でも、お腹の大きさが、生活に何かと支障が出るほどの大きさになってきたかと思います。
そんな妊娠9ヶ月目のお腹の赤ちゃんの様子や、ママの体調はどのような感じなのでしょうか。また、生活する上での過ごし方はどのような過ごし方をすればいいのでしょうか。
この記事では、気になる妊娠9ヶ月目のあれこれについてお伝えします。
妊娠9ヶ月の赤ちゃんの成長は?
妊娠9ヶ月の赤ちゃんの大きさは、身長が約45cm ほどに、体重は約2000g ほどにまで大きくなっています。
まだ、外の世界に出てくるのにはもう少し体重が必要ですが、 NICU にすぐに入ることができれば、ほとんど問題がなく育つことができるまでに成長しています。
そんな、妊娠9ヶ月目の赤ちゃんの成長の変化についてここからいろいろと見ていきましょう。
【妊娠9ヶ月の赤ちゃん①】皮下脂肪が増えてくる!
妊娠9ヶ月目に入ると、一気に赤ちゃんの体重が増えてきます。この体重の増加は、器官の形成や発達によるものではなくて、ほとんどが皮下脂肪の増加によっています。
体付きも丸みを帯びてきて、新生児と変わらない見た目になってきました。
これから、残り2ヶ月弱で1kgほど体重が増えるのですが、そのほとんどは皮下脂肪になり、外の世界に生まれてきても自分の力で自分の体温を守れるだけの力を付けるのです。
【妊娠9ヶ月の赤ちゃん②】体重が急激に増加!
妊娠9ヵ月になると、赤ちゃんの体重が急激に増えてきます。今までは、身体の中の期間の形成に主なエネルギーが使われていたために、身長に比べると体重が少ないように感じる時期が長かったのですが、期間の形成がほぼ完成するこの時期になると、皮下脂肪が一気に増えるために体重がぐんぐんと増えていきます。
妊娠9ヵ月の第1週の妊娠32週目から第4週の妊娠36週目までを比べると赤ちゃんの体重は一気に500gから600gも増えるのが普通です。
ママのお腹も赤ちゃんの体重の増加に合わせて一気に大きくなるのが妊娠9ヵ月の時期になります。
この頃になると、医師から赤ちゃんの体重とママの体重に関して指示が出る場合もあります。
出産の時の赤ちゃんの体重は多すぎても少なすぎてもいけません。
赤ちゃんの体重を管理するために、ママの食事の量を指示されることもあります。この指示はとても大切な指示なので、きちんと守りましょう。
【妊娠9ヶ月の赤ちゃん③】35週目には器官がほぼ完成!
妊娠9ヶ月目の第35週目となる妊娠35週目に入ると、身体の中の器官の発達がほぼ完了します。
一番機能の発達が遅れていたのが、お腹の中にいる時には使う必要がない肺でしたが、妊娠35週目になると、肺も機能が整い、産まれてきても人工呼吸器が必要なく、自分の力で呼吸ができるようになります。
もうこれで、体の中はいつ生まれても大丈夫な状態になったので、あとは皮下脂肪をしっかりと蓄えるだけになりました!
【妊娠9ヶ月の赤ちゃん④】胎動が大人しくなってくる
妊娠9ヵ月になると、胎動がおとなしくなってきたと感じるものも少なくありません。
この時期になると、赤ちゃんの頭は出産準備のために骨盤の下の方に固定されてしまう上に、子宮の中の羊水も少なくなってしまいます。
そのために、胎動を起こす余地が子宮の中になくなってしまい、胎動がおとなしくなってしまうのです。
ただ、赤ちゃんの胎動には個人差が大きく、妊娠9ヵ月の頃には胎動がおとなしくなる赤ちゃんもいれば、まだ元気よく手足を活発に動かして胎動を起こしている赤ちゃんもいます。
この時期には、子宮の中の羊水の量もかなり減っているので、胎動が起きた時には、赤ちゃんの手足の形がお腹に浮かび上がる時もあります。
胎動がおとなしくなると言っても、全くなくなるわけではありません。万が一胎動が24時間以上全く感じられない時には、赤ちゃんにトラブルが起きている可能性があります。すぐに病院へ連絡を入れましょう。
胎動カウントとは?
妊娠9ヵ月になると、病院から胎動カウントを行うように指示されるママもいるかと思います。胎動カウントというのは、ママが安静にした状態で、赤ちゃんの胎動が10回起こる時間を計るというものです。
自宅に帰ってから行う場合には、赤ちゃんの胎動が10回起こるのが40分から1時間以上かかる時には、病院にすぐ連絡を入れるように指示されるかと思います。
これは、赤ちゃんのお腹の異常を早期に発見して、死産を防ぐために必要な検査になります。病院から胎動カウントを指示されたら、必ず指示通りに行うようにしてください。