【家で焼肉の心得】②換気の導線を考える
家焼肉の煙や匂いの対策として、換気扇を回すだけでは効果が少ないです。
家に空気が入るところ、家から空気が出るところを考えて煙や匂いが風に乗って家から流れ出るように考えましょう。
匂いは浮遊している焼肉の脂を含んだ粒子です。
そして、煙も不完全燃焼の結果にできる粒子です。
風に乗って家から流れて出てくれれば家の中に粒子が充満することを防ぐことができます。
換気扇のスイッチを入れた後、家の窓をあけましょう。
家に窓が多くあるのであれば2つ以上あけておくとより効果的ですよ。
即効性に優れる空気清浄機は換気の手助けをしてくれます。
家に空気清浄機がある場合は付けておくようにして下さいね。
【家で焼肉の心得】③焼いている最中は脂を吸い取る
家焼肉の煙は残った肉の脂を熱し続けることで発生している場合があります。
また、匂いの成分は脂が揮発して粒子となって浮遊して発生しています。
拭きとっておけば煙や匂いの発生を抑えることができますよ。
家焼肉では肉から出た脂は、焼くたびにティッシュで拭きとるようにしましょう。
【家で焼肉の心得】④後始末は水拭きもしよう
煙や匂いの成分は粒子です。
粒子が家の中に付着しているために匂いが残ります。
ならばしっかり家の中を水拭きしましょう。
床、家具はもちろんですがテレビや照明器具などの家電製品、壁もしっかり忘れずに拭きましょう。
100円ショップで売られる「重曹水」は脂汚れを落とす効果が期待できます。
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の脂汚れを効率よく落とすことができるのですよ。
水拭きだけでは家の中がスッキリしないという方にはオススメです。
【家で焼肉の心得】炭火に対抗!フライパンで直火
家のコンロでフライパンを使っても焼肉を美味しく焼くことができます。
家のコンロでフライパンを使って焼肉やステーキを焼くと、肉汁が出てしまいお店で頂くような焼き具合にすることが難しいですよね。
コツさえつかめば家庭のコンロを使ってフライパンで美味しく家焼肉を楽しめます。
美味しく肉を焼くためにはコツがいるのでご紹介します。
【家で焼肉の心得】①フライパンは鉄製
フライパンはテフロン加工の物より昔愛用されていた鉄製のフライパンがオススメです。
肉を焼くにはフライパンを強火でアツアツに熱する必要があります。
強火を続けるとテフロンのフライパンではテフロン加工が剥がれる可能性があるので、鉄製のフライパンの方が肉を焼く時には合っていますよ。
【家で焼肉の心得】②肉は焼く前に常温にしておく
肉の表面と中心の温度に差があると、フライパンで上手に肉汁を閉じ込めて肉を焼くことができません。
肉全体が均一の温度に戻った肉であれば肉汁を閉じ込めて焼くことが可能です。
冷蔵庫から出した後、最低でも30分は常温の場所に置いて肉全体の温度を均一に戻しておきましょう。
【家で焼肉の心得】③フライパンをアツアツにして肉を焼く
常温に戻して肉全体の温度が均一になってから、コンロで熱したフライパンで一気に焼くことで肉汁を閉じ込めることができます。
肉をフライパンにのせてジューっと音がすればコンロで熱するフライパンの温度はOKですよ。
コンロを強火のままフライパンで肉を両面焦げ目がつくまで焼きます。
一度に焼こうとせず、少しずつ重ならないように肉を焼きましょう。
【家で焼肉の心得】④焦げ目がついたら中火に戻す
コンロは強火のままフライパンで両面に焦げ目がついたらコンロを中火にして肉の中に火を通します。
コンロを強火のままフライパンで焼きあげると肉の周りだけ焦げてしまったり、火が通りすぎて触感が悪くなったりします。
薄切りの肉であれば、コンロを中火にする必要はありません。
コンロを強火で片面を焼いて裏返したらさっと火を通してパクっと食べて下さいね。
多少厚みのある肉の場合はコンロを強火にして肉の周りを焼き固めてからコンロを中火にして、じっくり中に火を通すイメージです。
フライパンでも肉汁あふれるジューシーさと、カリッとした焦げ目の両方が実現しますよ。