記事の目次
- 1.男が嫌味を言いたくなるとき
- 2.嫌味を言う心理①-1自己肯定能力が低い
- 3.嫌味を言う心理①-2自己肯定能力が低い「上から目線」
- 4.嫌味を言う心理②恐怖心「彼女にフラれるのが怖い」
- 5.嫌味を言う心理③自分大好き人間
- 6.嫌味を言う心理④生活や仕事が常に不安定
- 7.嫌味を言う心理⑤承認欲求が強い
- 8.嫌味を言う心理⑥根が攻撃的「もともと闘争心が強い」
- 9.嫌味を言う心理⑦嫉妬心が強い
- 10.嫌味を言う心理⑧悪気なし「生まれ育った家庭環境」
- 11.嫌味を言う心理⑨悪気なし「ただのウワサ話好き」
- 12.嫌味を言う心理⑩臆病者「攻撃される前に攻撃する」
- 13.嫌味を言う心理⑪相手を心底、小馬鹿にしている
- 14.嫌味を言う心理⑫精神的に未熟
- 15.男が嫌味を言うとき、それは自信のなさの現れなのかも…
男が嫌味を言いたくなるとき
嫌味はできることなら聞きたくないですよね。
でも、自分の彼氏が嫌味を言い始めたら、それを無視するわけにもいきません。
いったいどんな心理状態で、どのような理由が隠されているのでしょうか。
彼女が憎くて嫌味を連発している?
それとも自分自身に苛立っている?
理由は様々ですが、そこにあるのは現状へのフラストレーションです。
今の自分の状況を変えたい
自分に自信がない
弱い自分をさらけ出せずに強がってしまう
認められたい
依存心が強い
他にもまだまだありますが、理由はどうあれ、聞きたくもない嫌味のオンパレードを、ただ黙って聞いているのもシャクに触りますし、こちらの心理状態にだって悪影響です。
上手な対処法で彼の嫌味をなくす、とまではいかなくても、最小限で抑えたいですよね。
それには怒って怒鳴り返すといった、彼と同じやり方ではダメ。賢い心理作戦が必要です。
嫌味の裏側に隠された真実を、そっと包んであげることで、彼の怒りも一気に和らぎます。
嫌味を言う心理①-1自己肯定能力が低い
まず嫌味を言いたくなる心理として、自己を肯定する能力が低い、というのが挙げられます。
自分はダメな人間だ
何をやっても、結果を残せない
今までずっと中途半端な人間だった
ライバルに勝てない
まだまだあります…。
容姿に対するコンプレックスがハンパない
太っている、または痩せている
低収入…
ここまでくると「ゴチャゴチャ言ってないで、問題解決のために動きなさいよ!」と喝の1つも入れたくなるものですが、嫌味モード全開の心理状態の彼に、そんな対処法では通用しません。
彼の嫌味の裏に潜む心理をよ〜く観察し、このようなひがみ根性むきだしの心理状態が見え隠れしていたら、一言言ってあげてください。
「私が好きになった男は、フツーの男以上にイイ男だと思うけど…」
あなたの欠点も含めて、私はあなたが丸ごと好き♡と、そんな歯の浮くようなセリフですが、あえてサラッと言ってみましょう。この手の男は褒められることに弱いのが特徴です。
きっと凍っていた彼の心も、一気に溶けていくハズです。
嫌味を言う心理①-2自己肯定能力が低い「上から目線」
というわけで、自己肯定能力が低い男は、それだけでもう嫌味のオンパレードになりがちという特徴が…。
ちなみに嫌味や皮肉、あざけりというのは相手を攻撃する部類に入ります。
この場合、心理的に自分を守るための『口』撃です。
同じように『上から目線で物申す』という、人を見下した態度も自分を優位に見せるための、彼なりの対処法です。これは自分に自信がないからに他なりません。
人は気分が良いときに他人を攻撃しようとはあまり思いませんよね。
自分自身の持つコンプレックスなどが理由で居心地が悪いと感じたとき、心理的に自分で自分を圧迫します。それが沸点に達したとき、他者への嫌味や皮肉などの攻撃性となって爆発するのです。
彼がねたましいと思っていることはなんでしょうか?理由がわかれば、そのことについて話し合えます。会話の流れを注意して追ってみましょう。
この先も、彼の嫌味のスイッチを押してしまわないよう、彼のフラストレーションの根本原因を突き止める努力をしていく必要があるかもしれませんね。
嫌味を言う心理②恐怖心「彼女にフラれるのが怖い」
彼女が自分よりも優位に立っていると感じるとき、男はめちゃくちゃ焦る生き物です。
『社会的な地位や名誉含め、彼女よりも優位に立っていたい』『常に彼女をリードするのが男のつとめ』と、そんな風に考えるからです。
基本的に女性は愛情を注いでもらったり、優しくされると途端にゴキゲンになりますが、男性は「彼女から優しくされたい」と願うよりは「可愛い彼女のために自分が何かしてあげたい」と思う生き物。その自分の愛情を彼女が受け入れて満面の笑みを見せたとき、男は心理的にとても満足し、幸せだと感じるのだそう。
こういうことをふまえた上で、もう一度、2人の関係性を見直してみてください。
男側がいつもの嫌味を言い始めたとき、彼女であるあなたは、彼の優しさや好意をちゃんと受け取ってあげているでしょうか。
言葉にして伝えなければ、そういう想いはなかなか伝わりません。
あなたが彼の好意に無頓着でいると、彼は心理的に病んでしまい、ますます落ち込んでいきます。
男としてのプライドやら自信をなくしてしまうかもしれません。
どうせ、オレのことなんか受け入れてくれないんだ…
そんなひがみや妄想から「フラれたらどうしよう」という、さらなる自己否定へと繋がってしまいます。
彼の中の負の連鎖を断ち切ってあげるためにも、彼がしてくれることや提案には笑顔で乗ってあげましょう。たとえそれが少々、的外れだったとしても嫌味のオンパレードよりはマシです。
彼がゴキゲンになったところで、少しずつ的外れな状況を改善していけばいいのですから。
嫌味を言う心理③自分大好き人間
例外はありますが、一般的に内向的な人の心理的特徴の1つに嫉妬深いというのがあります。
反対に外交的な人は心理的に意識が外に向いているため、あまり1人の人間に執着することがないと言われています。
もちろん人の嫉妬深さや執着心は、人それぞれで一定ではなく、もともと嫉妬深い人もいれば、それほど人や物事にこだわらない、執着心の薄い人もいます。
「来る者拒まず、されど去る者追わず」という心理状態の人です。
内向的な人の心理的特徴というのは、自分が深く付き合える人間が、ごく限られているため、一点に集中しがちです。そして自分自身と向き合う時間も多いため、ひそかに自分が一番と思い込んでいる人も多いのだとか…。
こういう人は趣味や好きなことに走りやすく、自分の周囲を好きな物事で固めたがります。そこに、自分のテリトリーにふさわしくない事が起こったり、心理的に過度なプレッシャーをかけられたり、苦手な人が現れたりすると必死になって追い払おうとします。
自分の楽園を守るためです。
このとき、相手を凹ませようと嫌味を言ったり、攻撃性を見せるのです。
自分の付き合っている男がオタク系の場合、彼の嫌がることは極力避けてあげましょう。
外交的な男なら、他に意識が向いているうちに忘れてしまっているようなことでも、内向的な男は違います。
イヤなことにフォーカスする時間と力量が違うので、いつまでも覚えていたりして、後で面倒なことになりかねません。