自己憐憫な人の心理と克服方法9選!

自己憐憫な人の心理と克服方法9選!

自分のことを悲劇のお姫様だと思っている人・・・アナタの周りにもいませんか?今回は、そんな「自己憐憫」タイプの特徴や心理を詳しく解説します。もしかしたら、あなたも知らず知らず「自己憐憫」系になっているかも!?克服方法や他人との付き合い方までご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「自己憐憫」の意味とは?
  2. 2.「自己憐憫」な人の心理とは?
  3. 3.「自己憐憫」な人の心理(1)自分に関心を持たれたい
  4. 4.「自己憐憫」な人の心理(2)自分の評価を気にする
  5. 5.自己憐憫になって良いことなんて、ゼロです!
  6. 6.「自己憐憫」克服方法・9選をご紹介
  7. 7.「自己憐憫」克服方法(1)ポジティブシンキングを身に着ける
  8. 8.「自己憐憫」克服方法(2)感謝の気持ちを忘れない
  9. 9.「自己憐憫」克服方法(3)問題解決をすすめる
  10. 10.「自己憐憫」克服方法(4)特別な待遇を期待しない
  11. 11.「自己憐憫」克服方法(5)他人に依存しない
  12. 12.「自己憐憫」克服方法(6)叱責を回避しない
  13. 13.「自己憐憫」克服方法(7)自己憐憫な人を上手く避ける
  14. 14.「自己憐憫」克服方法(7)深い関係を持たない
  15. 15.「自己憐憫」克服方法(8)不幸自慢は受け流す
  16. 16.まとめ:自己憐憫な人は、自分を中心に考えている

「自己憐憫」の意味とは?

「自己憐憫」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「自己憐憫」とは、自分自身のことを「かわいそうだ」、「不遇だ」、「不幸だ」と嘆き、不満を漏らしている状態を意味します。
アナタも、落第や失恋、仕事の失敗などをして「どうして自分がこんな目に・・・」と落ち込むことがあるでしょう。自分自身に原因があるときは素直に反省できますが、どう考えても周りの環境が悪い、と感じることもありますよね。

「不満」は、人間誰しも身に覚えのあるものです。しかし、ここで言う「自己憐憫」の意味は、そういった状態が慢性的であり、いつも自分の身を嘆いている人を指します。

「自己憐憫」の意味は、常に「不幸ぶっている」こと

普通の人は、何か嫌なことがあったとき、一時的に「不幸」を感じます。しかし「自己憐憫」の人は、「自分は生まれつき不幸だ」「何をしても上手くいかない」と常に不満気で、多くはその悲しみを他人へアピールします。

こういった人の心理とは、一体どのようなものなのでしょう?
このページでは、「自己憐憫」の特徴や克服方法、そして付き合い方まで詳しく解説します。
自分のことに当てはめても良いですし、「自己憐憫」タイプの人対策として読んでも構いません。まずは「自己憐憫」を理解することから始めましょう。

「自己憐憫」な人の心理とは?

ではまず、自己憐憫の人の特徴や心理について学びましょう。自己憐憫タイプの人は、話すとすぐに分かります。何かと責任を他へ押し付けたがったり、不平不満ばかりを口にしたり・・・
もしかしたら、アナタ自身にも当てはまるものがあるかもしれません。順番にチェックして行きましょう。

「自己憐憫」な人の心理(1)自分に関心を持たれたい

自己憐憫な人の特徴としてまず挙げられるのは、「自分がいかに不幸か」を周りの人にアピールすることです。
アナタも、落ち込んでいる人に対しては、何かと優しくしたり励ましたりするでしょう。自己憐憫の人は、そういった他人の温かい言葉や態度が欲しくて欲しくてたまらないのです。

誰しも愚痴を言いたくなるときはあるでしょう。「嫌なことがあって傷ついたから、なぐさめて欲しい」と思ってはいけない、という意味ではありません。友達や同僚に軽く話してストレスを発散するくらいなら許容範囲です。
しかし、自己憐憫タイプの人は、優しくされたいがために、どんどん話の内容を大袈裟に盛るようになります。周りの人が、自分のことを気にかけなくなることが怖いのです。

「自己憐憫」な人の心理(2)自分の評価を気にする

実は、自己憐憫タイプの人は「自分が大好き」という特徴があります。自分のことを「不遇だ」と嘆いておきながら、「実は自分はもっとすごい人間なのだ」ということをアピールしたいのです。
自己憐憫な人は、「他人が自分をどう見ているか」、「どれくらい評価されているか」を異常に気にします。世間が、自分を正当な値打ちに見てくれているか、不安で仕方ないのです。

そのため、自己憐憫な人同士が会話をすると「不幸自慢合戦」になります。そのときの心理としては、「アナタよりも私のほうが不幸の順位が上だ」という、マイナス方面の格付けを重視している状態です。「不当な評価を受けているのは私だから、アナタよりも実際は位が上だ」という意味で、不幸を強調するのです。
どちらかが先に折れないかぎり、この争いは意味のないままいつまでも続くことでしょう。

自己憐憫になって良いことなんて、ゼロです!

ここまで「自己憐憫」な人の心理や特徴を解説しました。読んでいて気がめいるほど、嫌~な性格であることを分かって頂けたと思います。
しかし、人間誰しも不平不満はあります。知らず知らずのうちに「自己憐憫予備軍」になっている可能性は、0%ではありません。

「自己憐憫」克服方法・9選をご紹介

ここからは、自己憐憫に陥らないための「克服方法」を9選、ご紹介します。
自分が「かわいそう」だと落ち込んでも、現状はまったく改善されません。ブルーなムードに入る前に、幸せを感じるための一歩を踏み出しましょう。


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「自己憐憫」克服方法(1)ポジティブシンキングを身に着ける

不幸なことがあっても、すべては良い方向へ考えることができます。不毛な不幸自慢をする自己憐憫タイプを克服するため、物事は常にポジティブに考えるようにしましょう。
マイナスなことをいじいじ考えていても、事態は好転しません。起きてしまった不幸を嘆くよりも、これから先の未来をどうするべきか、それを第一に考えるべきです。

現状を打破するための努力を始めることが、「自己憐憫克服」の第一歩です。

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