④ 紙粘土 油粘土
粘土には紙粘土や油粘土があります。紙粘土は白くて時間がたつと固まる粘土です。油粘土は緑色をした粘土で、時間がたっても固まることがありません。
小学生の工作で使われるのは主に固まる紙粘土のほうですね。出来上がった作品には絵の具で色を塗ると綺麗にぬれます。さすが紙粘土と言うだけ有って、発色も綺麗で美しい作品が出来ます。紙粘土はもろいので、針金や割り箸をつかって芯材を作りましょう。
子供が紙粘土で作った作品は、インテリアにして飾っておくと楽しいですね。「じゃあ、油粘土ってなんに使うの?」と、思われるかもしれませんが、油粘土は大人が本格的な彫刻をする時に使います。実は粘土と言えば、本当は油粘土を指すくらい真っ当な粘土なのです。
固まらないので、いつまでも加工を続けることが出来ます。出来上がった作品は、石膏で型を取れば立派な彫刻が出来上がります。芯材は、紙粘土と同じ要領で作ります。
子供と粘土で遊ぶときは、大人は思いきって油粘土で本格的なインテリアを作ってはいかがでしょうか?大人のメンツを賭けて頑張れば、上達も早いでしょう。
■参考記事:ダイソーの樹脂粘土でアクセサリーも作れる!
⑤ 木工用ボンド グルーガン
接着剤や木工用ボンドも、小学生の工作の基本アイテムですね。特に木工用ボンドと段ボールがあれば、何でも作れてしまうような気がします。
木工用ボンドをあまり使わない人、瞬間接着剤派の人達には、木工用ボンドはなかなか乾かなくて使いづらいような気がしますが、木工用ボンドは重しを使って接着面が離れないようにすればしっかりくっつきます。
瞬間接着剤は量が少なくて、大きな物を作るのには経済的でないし、使った後も蓋がくっついて開かなくなったり、普段から工作をする人には結構使いづらい部分もあります。
100均で買える、接着剤にはグルーガンもあります。グルーガンは固形の樹脂を、グルーガンの先端の伝導部分で溶かしてくっつけると言う物です。
便利ですが、先端が高熱になるので小学生の工作にはお薦めできません。大人が一緒に工作する場合は、大人が管理して使用するべきです。
グルーガン スティック3本付き
⑥ 木材 板材
100均には沢山の木製の板材が売っています。種類もサイズもいくらかあるのでつかってみるのもいいでしょう。
特に強度がいる部分に使うと効果的ですが、小学生の工作には、普段は段ボールのほうが扱いやすいでしょう。
しかし、学校の課題で段ボール製の工作作品が並んでいる中に、木製の板材を使った作品が有ったら、それだけでワンポイントアップの評価が得られるはずです。
ダイソーで売っている板材の中では、木くずをを集めて固めたような合板、MDF材は加工もしやすくてお薦めです。
本格的な板材製の作品を作るには、100均の木材ではサイズの種類が少ないので、ホームセンターで足りないサイズを調達するか切ってもらうといいでしょう。
材質は違いますが、プラスチック製の板材、プラ板も小学生の工作に使えます。プラ板はタダの板なので、使うときには自分で必要なサイズにカットする必要があります。
上手に使えれば見栄えもいいですが、扱いが難しいので初心者にはお勧めできません。逆に、普段からガンプラなどの模型のキットを作っているような小学生には、お馴染みで扱いやすい材料になるでしょう。
■参考記事:ダイソーで木材をゲット!
⑦ 紙コップ
キャンプやバーベキューで活躍する、紙コップも立派な工作の材料になります。
便利なのは、最初から円形で筒状の形で売られていると言うことです。この円形で筒状の形を自分で紙を切って作るとなると、あんがい面倒くさい事になるのです。
紙コップを上手に使えば、車のタイヤや電話の受話器などには未加工で使えるでしょう。紙コップが上手に使えたら、ヤクルトの入れ物や牛乳の空きパックでも、工夫次第で色々な使い方が出来ることが分かるはずです。
元々ある物を上手に使うということが、優れたエンジニアには不可欠の才能ですから、小学生の頃からそういった能力を培うことは重要です。
⑧ 電子部品 パーツ
100均では、電子部品も買えます。電子部品は、科学キットとして売られている物と、導線やLEDといった電子部品として売られている物があります。
小学生の工作で使うなら、科学キットのほうが使いやすいです。でも、小学生の授業で科学キットを作るだけだと、多分学校の先生に怒られちゃいます。
ですから、学校の課題では電子部品だけを買いましょう。科学の苦手な人でも、自分で工夫して、市販の科学キットの真似をすると簡単に工作できます。