■参考記事:髪のケアにおすすめヘアオイルとその使い方をチェック!
つげ櫛のお手入れに欠かせない道具③歯ブラシ
つげ櫛のお手入れに欠かせない道具の3つめは、歯ブラシです。
つげ櫛のお手入れには歯ブラシも重要な道具の1つになります。使い方はとってもシンプルで、まず毛先の柔らかい清潔な歯ブラシを1本準備し、油をつけたつげ櫛を歯ブラシで優しく擦っていくだけです。
つげ櫛は毎日の暮らしの中で意外と櫛の根元にゴミがたまりやすいため、歯ブラシの毛先を利用してその隙間の汚れも丁寧にかきだしていきます。
椿油やあんず油はなるべく質の高いものを選ぶ方が良いのですが、歯ブラシは100均のものでも十分です。一度油がついてしまうとベタベタになってしまうため、つげ櫛のお手入れの後は綺麗に石鹸などをつけて洗い流しよく乾燥させておくようにしましょう。
つげ櫛のお手入れに欠かせない道具④柔らかく清潔な布
つげ櫛のお手入れに欠かせない道具の4つめは、清潔な布です。
つげ櫛のお手入れには椿油やあんず油は欠かすことはできませんが、油がついたつげ櫛を綺麗に拭き取って磨いていくための清潔な布もとても大切なアイテムの1つになります。油をつげ櫛によく染み込ませていくためには布で磨く方法が一番効果的です。
布は日々の暮らしの中で余った端切れやタオルなどでも大丈夫ですが、つげ櫛を傷めないためにはデニム生地などの固い素材の生地は避けるべきです。もしあればガーゼタオルなどの人の肌にも使えるような柔らかい素材の生地のものを使って少し力を入れて磨いていくのがオススメです。
つげ櫛のお手入れでは布の使い方でかなり艶などの効果が変わるものですよ♪
つげ櫛のお手入れの方法を動画でチェック!
それでは実際のつげ櫛のお手入れ方法をyoutube動画の中からご紹介していきたいと思います。
まず準備した椿油やあんず油をつげ櫛にたっぷりとつけていきます。櫛全体に油が行き渡るようにしっかり馴染ませ、隙間などは歯ブラシを使って油を塗り込んでいきましょう。
椿油やあんず油をつけてからおよそ20分から30分でつげ櫛の汚れが浮き上がってきますので、それを待ってからさらに歯ブラシを使って隙間の汚れを落としていきます。
最後に仕上げで柔らかい布などを使って櫛の油を綺麗に汚れをふき取ります。汚れがまだ残っている時はもう一度同じ作業を繰り返します。
櫛についた椿油やあんず油は数時間かけて徐々に木の中に染み込んでいきます。汚れを落とした後はしばらくそのままの状態で保管するようにしましょう!
つげ櫛のお手入れの頻度は?
つげ櫛のお手入れは丁寧に行うとそれなりの時間がかかるものですが、それではそのお手入れはどれぐらいの頻度で行えば良いのか疑問に思う人もいるかもしれませんね。
一般的にはつげ櫛のお手入れの頻度は1ヵ月に1度程度が目安だと言われています。ただし空気が乾燥する時期などは1ヶ月たたずに櫛の質感が変わり明らかに水分や油が足りていないと感じることもありますので、そのような時はその都度お手入れをした方が良いですね。