しつこい人の心理と特徴は？対処法も教えます！

しつこい人に特徴的な心理の4つ目は、強い独占欲を持っている、ということです。

しつこい人は人を支配したいと言う欲求を持っている、と言い換えても良いでしょう。

しつこい人の中には、ターゲットを定めた粘着対象を、自分の支配下に置きたいと深層心理で思ってしまうタイプの人がいます。

そのタイプの人にとっては、とにかく相手が自分からの連絡を断ることをしても、嫌いだと言ってこようと関係ありません。

却って自分をとことん嫌いだと思っている人間を支配する喜びを感じるタイプの人もいます。

ストーカー化して重大な事件を起こすのはこういったタイプのしつこい人なのです。

ここまでしつこい人の心理についてみてきました。

ここまで見てきてわかるように、しつこい人の中には、ちょっと普通では考えられないような心理や行動をする人もいます。

こういったのは何か病気の場合もあるのではないでしょうか？！

ということで、性格がしつこくて粘着質になる病気について調べてみたところ、いくつか病気や障害に当てはまるモノがあるようです。

性格がしつこくて粘着質になってしまう病気や障害には、強迫観念症や脅迫神経症、痴呆症、ある種の人格障害や発達障害が当てはまることがあるようです。

それまで穏やかな普通の人だったのに、ある時突然、物事や人に強く執着して粘着するようになった、という場合には、強迫神経症や痴ほう症といった精神や脳に関する病気を発症した可能性もあるようです。

病気への対処はやはり病院におまかせするしかありません。

どんな病気なのかわからずに、どこの診療科に行けばいいのかわからない時には、かかりつけ医や総合内科に相談すれば、ちゃんと病気を診断できる適切な病院や診療科を教えてくれます。

もともと対人関係でトラブルを起こすことが多い場合には、病気ではなく、人格障害や発達障害が考えられます。

病気なのか障害なのかわからない場合には、精神科か、精神科は敷居が高すぎる場合には心療内科で相談に乗ってくれます。

家族の相談も受け付けてくれるようなので、もしも対処に困っている場合には、一度相談してみてはいかがでしょうか。

ここまでしつこい人のあれこれを見てきましたが、実際にしつこい人に粘着されてしまったら、どうやって対応したらいいのでしょうか？！

ここまで見てきてわかるように、しつこい人というのは対処が難しいことが多いのが現実です。

中には凄惨なストーカー事件を起こす人もいます。

対処法や撃退法を間違えると大変なことにもなりかねません。

いったいどんな対処法や撃退法が効果的なのでしょうか？！

しつこい人を撃退するための対処法の1つ目は、冷静に迷惑だと伝えて、しつこく連絡をしてくることを断ることです。

しつこい人の中には「嫌だ嫌だも好きのうち」と勝手に解釈をして、1度や2度、迷惑だと断ることをされても、却って喜ぶ人もいます。

しかし冷静に何度も何度も繰り返し連絡を断ることを続けていくうちに、本当にこの人は自分のことが嫌いなんだ、ということが理解できるようになって、連絡をしてこなくなる人もいます。

激昂するとしつこい人の餌食になってしまいます。

断る時にはあくまでも冷静に対応するように心がけましょう。

しつこい人を撃退するための対処法の2つ目は、しつこい人に下手に感情移入をしないことです。

しつこい人はあの手この手を使って、あなたの同情を誘おうとしてきます。

最初のうちは可哀想だと思って優しくしてあげていても、しばらく付き合っていると、だんだんとただの粘着質なだけのしつこい人だとわかってきます。

感情移入して付き合い続けていると、いつまでもしつこい人はあなたの心の中にグイグイと入りこんでこようとします。

感情移入することを辞めて、冷静に理性的に対応するようになると、あなたの感情を利用できないことに気が付いて向こうの方から離れていくこともあります。

しつこい人を撃退するための対処法の3つ目は、しつこい人の話を否定はしないことです。

しつこい人があなたに粘着してくるようになった理由は、あなたがしつこい人の存在を肯定しくれる存在だったからです。

しつこい人の連絡を断るために、人格を否定するようなことを言ってしまうと、今度は粘着ではなく攻撃をしてくるようになることがあります。

しつこい人の人格攻撃は本当にきついものがあるので、それは避けましょう。

冷静に話を聞き流しながら、強く感情移入をして肯定もしなければ、否定もしないことが大切です。