2月の寒さによって栄養と旨味を蓄えた大根も欠かすことができない旬の野菜です。2月は大根を煮物に使う方が多いのではないでしょうか。大根は豚肉や鶏肉などの肉類との相性がぴったり。一緒に煮込むことで、こってりとした味わいを堪能できます。
おでんの具材として使うのも定番。甘みが強い旬の大根は、千切りにしてサラダに入れるのも良いでしょう。普段とは違った味わいを楽しみたいときは大根ステーキにするのも良さそうです。アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができるのが大根の魅力と言えます。
⑥菜の花
菜の花も一足早く春を感じたいときにぴったりな野菜です。菜の花もほろ苦さがあり、春の風味を楽しめるのが特徴。シンプルにおひたしにすれば、菜の花本来の味わいを楽しめるでしょう。洋風にしたいときは、菜の花のパスタにしても美味しいです。
胡麻和えや天ぷらも菜の花の定番料理。胡麻和えにするときはマヨネーズも加えると食べやすいのではないでしょうか。天ぷらは他の山菜も一緒に取り入れると、春らしさのある食卓になりそうです。
⑦野沢菜
野沢菜はシャキシャキとした食感が特徴的な野菜。長野県での栽培量が多く、野沢菜漬けとして知っている方も多いのではないでしょうか。クセが少ないので、いろいろな料理に使いやすいと言われています。
細かく刻んで醤油やみりん、鰹節で味付けをすればご飯のお供にぴったりなふりかけになります。チャーハンに入れるのもおすすめの調理方法。野沢菜の食感がアクセントになり、美味しくいただけます。
⑧ふきのとう
春の訪れを知らせるふきのとうも2月になると出回ることが多くなります。ふきのとうの風味を活かして、春の味を楽しんでみてはいかがですか。ふきのとうと言えば天ぷらやふき味噌にするのが定番です。ふき味噌にすれば、たくさんのふきのとうも長持ちします。
常備菜としてふきのとうをストックしておけば、ご飯のお供にしたり、冷奴にトッピングしたり、といろいろな方法で活用できます。洋風にアレンジしたいときはアヒージョもおすすめ。アヒージョにすると苦味が和らいで、食べやすくなります。
⑨ブロッコリー
通年出回っている印象が強いブロッコリーですが、実は2月に旬を迎える野菜です。旬を迎えたブロッコリーにはビタミン類などの栄養が豊富に含まれ、甘みも増しています。シンプルに茹でてマヨネーズをつけて食べるだけでも美味しいはずです。
炒め物やスープなど、いろいろな料理に使いやすいのもブロッコリーの魅力です。料理に彩りが足りないと思ったときも、ブロッコリーを入れれば一気にきれいな見た目になるのではないでしょうか。お弁当の具材としても活躍してくれます。
⑩ワラビ
春を感じられる山菜ならわらびも欠かせません。わらびは山菜の中でもクセが少ないので食べやすいはず。煮物やナムル、卵とじなどいろいろな料理で使いやすいのも魅力です。この季節だからこそ食べられる味なので、ぜひ取り入れてみてはいかがですか。
2月が旬の美味しい食材5選【果物】
続いては、2月に旬を迎える果物もチェックしていきましょう。冬は柑橘系の果物が旬を迎えることが多くなります。ビタミン類がたっぷり含まれた果物は、2月の健康管理に役立てられるのが魅力。旬の果物を朝食やおやつに取り入れてみませんか?
①オレンジ
オレンジは2月に旬を迎える果物の代表格です。甘酸っぱい味わいで、爽やかな風味を楽しめるのが特徴。そのまま食べるだけでなく、絞ってジュースにしたり、ゼリーにしたり、いろいろな加工方法があるのも嬉しいポイントです。
オレンジを使ったケーキもおすすめ。ちょっとした工夫によって普段とは違うオレンジの美味しさを楽しむことができます。オレンジを使ったスイーツ作りもチャレンジしてみてはいかがですか。
②デコポン
デコポンは、上の部分がポコっと飛び出たような形になっているのが特徴です。別名で不知火(しらぬい)とも呼ばれています。デコポンは皮が厚めですが、比較的むきやすいです。包丁で切れ目を入れておけば、手で簡単にむけるでしょう。
糖度が高く、酸味が控えめなのもデコポンの特徴です。酸っぱい柑橘系の果物は苦手という方でも食べやすいと言われています。2月に旬を迎える果物として食べてみてはいかがですか。
③キウイ
輸入物のキウイは1年を通して手に入れやすいですが、国産のキウイは2月が旬となります。普段は輸入物のキウイを食べている方も、2月になったら国産のキウイを味わってみてはどうでしょうか。国産ならではの美味しさを楽しめるはずです。
キウイはそのまま食べても美味しいのはもちろんのこと、加工するのもおすすめ。ゼリーや寒天の中に入れたり、キウイサラダに仕上げたり、いろいろな方法で使えます。お好みの方法でキウイを楽しんでみましょう。