6月といえば思いつくものは?
6月と言えば、どんなものを思いつくでしょうか?祝日がないということは有名ですが、梅雨の雨、ジューンブライド、父の日など色々なものが思い浮かびますね。
今回は、6月に関する話題をまとめて紹介します。6月の風物詩からイベント、お出かけスポット、旬な食べ物まで、さまざまな角度から6月の良いところを探していきますよ。イベントやお出掛けの予定を立てるときの参考にしてくださいね!
6月の異称
6月の和名は水無月(みなづき、みなつき)と言います。「梅雨で雨が多い季節なのに、どうして『水が無い』と書くの?」と思った人もいるでしょう。これについては諸説があるため、その一部をご紹介します。
ひとつは、水無月の「無」は現代語でいう「の」を意味しており、水の月という意味を持つという説です。旧暦の水無月は、田んぼの水を引くことから、そう呼ばれるようになったといいます。
この他にも、旧暦の6月は新暦では7月上旬~8月上旬頃に当たり、夏の暑い時期で水が枯れることから「水無月」になったという説があります。
6月の風物詩・言葉
6月の風物詩や言葉には、どんなものがあるのかをまとめてみました!
・雨…この時期になると、雨がよく降ります。春から盛夏の間に、梅雨前線が出来ることから梅雨と呼ばれます。
・ジューンブライド…6月は英語でJune(ジューン)と言います。ギリシャ神話に登場する結婚を司る女神・ジュノーから取ったもので、このことからこの時期に結婚すると幸せになれると言われています。
・衣替え…6月1日になると、夏服に衣替えとなります。
・山開き…その年の夏山登山が出来る様になります。初日には、登山の安全祈願や山開きの宣言が行われています。
6月のイベント・伝統行事・記念日
6月のイベント・伝統行事・記念日には、こんなものがあります。
・環境の日/世界環境デー(6月5日)…1972年6月5日、スウェーデン・ストックホルムで開かれた国連人間環境会議を機に、環境保全に対する関心を高める啓発活動を図ろうと国際連合が制定しました。
・時の記念日(6月10日)…1920年、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善、合理化を図る」という目的を掲げて設けられました。671年に日本で初めて水時計の動きに合わせて、時を告げる鐘を打ったとされる日であることに由来しています。
・和菓子の日(6月16日)…起源は平安時代までさかのぼり、疫病が流行したときに餅やお菓子を神様に供えて祈りをささげたことに由来するといいます。現在は和菓子の日を記念して、たくさんの和菓子屋でイベントが行われていますよ♪
・父の日(6月第3日曜日)…家族のために一生懸命働いているお父さんに、日頃の感謝の気持ちを伝える日です。黄色いバラを贈る風習があるそうです。
・空飛ぶ円盤記念日(6月24日)…1947年6月24日、アメリカ・ワシントン州で、実業家のケネス・アーノルドが自家用飛行機の飛行している最中に皿の様な円盤が空を飛んでいるところを発見しました。いわゆるUFOを最初に発見した日としたことから、制定されました。
・詰め替えの日(6月25日)…1974年、第1次オイルショックで原材料の価格が高騰したことを受けて、化粧品会社・ちふれ化粧品が価格の維持と省資源を勧める為に、詰め替え化粧品を発売したことから制定されました。
父の日は有名ですが、その他にも意外な記念日があることがわかりますね。ひとつひとつの記念日を大切にすれば、とても楽しい6月を過ごすことができそうです!
6月にぴったりなお出かけスポット
6月にぴったりなお出かけスポットには、どんな場所があるのでしょうか?
6月はアジサイや菖蒲など美しい花が咲き誇る季節でもあります。また、雨水に濡れた姿が美しい絶景もおすすめですよ♪
※2020年現在は、コロナウイルスの影響で開催中止・休業になっている場合もありますので、事前にホームページ等でお調べください。
三室戸寺(京都府宇治市)
約1200年前に建てられたとされる本山修験宗の別格本山です。花の寺としても有名で、初夏には1万株のあじさいや蓮の花が咲きます。境内の鐘楼脇には『源氏物語 宇治十帖・浮舟』の古い跡地があります。
水郷佐原あやめパーク(千葉県香取市)
6月中旬になると、園内には花菖蒲が400品種150万本もあり、白、紫、黄色などの花が咲いています。三角の編み笠をかぶって棹を漕ぐ女船頭もこの時期ならではの風物詩ですよ。