次は4月が旬の魚介類をご紹介致します。4月は冷たい海流で身が引き締まった魚や、貝や海藻などバラエティに富んだ食材が水揚げされます。
どれも冷凍ものではない旬の味はとても美味しく、栄養もたっぷり含まれています。どれも成長期の子供にぜひ食べさせてあげたい食材ばかりですよ。
①サワラ
サワラはとても淡泊な味が特徴的な白身魚です。サワラの西京焼きや唐揚げは子供でも食べやすい味でお弁当のおかずや夕食のおかずに人気ですね。
さわらはミネラルやビタミンなどの栄養が豊富です。魚の中でもカロリーが低く、ダイエットにも安心して食べることができるのも魅力です。
②シラウオ
シラウオは獲れたては銀色で透き通った体がとても綺麗な小魚です。新鮮なものをご飯の上に乗せてお醤油を垂らしただけの簡単で美味しいシラウオ丼も人気です。
栄養成分はたんぱく質が豊富でビタミンAやビタミンB12などが豊富で、葉酸やマグネシウム、カリウムなども含まれています。もちろん骨や頭も丸ごと食べられますのでカルシウムも摂取しやすく、骨や歯の成長を助ける効果があります。
⓷シラス
4月はシラスも旬を迎えます。シラスは獲れたてをすぐに茹で上げる釜揚げしらすが人気ですね。少し塩味のきいたシラスの釜揚げは子供にも大人気です。
ついついお箸が進んでしまうほど美味しいですがカロリーも引きくて中性脂肪やコレステロールを下げる成分があると言われています。
④メバル
メバルは大きな目が特徴的な赤い魚です。味は淡泊で醤油の煮つけや唐揚げなどに適していますね。
メバルにはDHAやEPAなどの栄養成分が豊富に含まれていて、ビタミンやミネラルも摂取できます。春の和食の魚メニューの定番食材です。旬の時期は価格も安く手に入りますのでぜひたくさん食べたいですね。
⑤あさり
春の3月から4月にかけて、あさりも旬を迎えます。あさりは砂抜きをするのが少し手間ですが、お味噌汁などに入れると良いダシが出てとても美味しいです。
あさりは鉄分、ビタミンB12、カルシウム、カリウムなどが豊富です。あさりのお味噌汁は二日酔いがひどい時に飲むと気分がすっきりするとも言われています。飲みすぎた翌日はあさりのお味噌で決まりですね!
⑥かずのこ
かずのこはニシンの卵です。お正月のメニューとしてよく登場するため真冬が旬と勘違いする人も多いのですが、4月が旬となります。かずのこには亜鉛、銅、ビタミン、葉酸など普段の食事では摂取しづらい栄養成分がたくさんつまっています。
魚卵なので食べすぎは注意しなければいけませんが、適量を食べるぶんにはとても体に良い食材です。スーパーなどでは醤油で味付けをしたかずのこも販売されています。