和食から洋食、中華まで実に様々な料理で使われるキャベツも春の4月頃に旬を迎えます。春は通常のキャベツ以外に春キャベツも出てきますね。春キャベツは葉がとても柔らかくサラダにすると絶品です。
この時期しか食べられない貴重な野菜なので、ぜひ旬の間にたくさん楽しみたいですね。キャベツはビタミンCや食物繊維が非常に豊富です。春は紫外線が強くなってくる時期ですが、キャベツの栄養成分が美肌維持にも大きな効果を発揮します。
⑤グリンピース
グリンピースは鮮やかな緑色をしている春を代表する野菜の1つです。4月から5月にかけて旬を迎えるグリーンピースは最近は冷凍ものも出回っていますが、やはり収穫したてのものは味が違います。
グリーンピースはカリウムや食物繊維を多く含んでいます。適量をたべることで塩分を摂りすぎた時のむくみ予防や、便秘の予防にも役立ちます。グリーンピースを使った豆ごはんや卵とじなどは春らしい見た目で食卓を豪華に彩ってくれます。
⑥クレソン
クレソンは日本では比較的最近食べられるようになった野菜ですね。ヨーロッパからやってきた香草野菜のクレソンは、肉料理の添え付け野菜として食べるのが一般的です。
生でドレッシングなどをかけてサラダとして食べることもでき、さわやかな苦みを持つ野菜で家庭菜園でも簡単に育てることもできます。
クレソンにはカリウムや食物繊維、カルシウム、鉄、葉酸などがたくさん含まれています。非常に栄養価が高い野菜なので、ぜひ子供も大人も家族みんなで食べたい野菜です。
⑦たけのこ
タケノコも春の4月の時期には大小の朝採れタケノコなどがスーパーなどに並びます。タケノコは放っておくと一晩でぐんぐん成長してしまうため、旬の時期は意外と短いと言われています。今は春に採れたタケノコを冷凍して1年中食べられるようになりました。
タケノコは亜鉛や食物繊維が豊富です。亜鉛は体内の消化酵素の働きを助ける効果があり、食物繊維は腸内環境を整える効果があります。
新鮮なタケノコはタケノコご飯にしたり天ぷらにすると美味しいですね。朝獲れたばかりのタケノコは香りも良く、柔らかくて歯ごたえもシャキシャキしています。
⑧ゴボウ
ゴボウは12月が旬ですが、新ゴボウは4月頃に旬を迎えます。皮まで柔らかい新ゴボウは泥を落として水洗いし、千切りにして水に少しさらしておけばそのままサラダなどで食べられます。
ゴボウの食物繊維は野菜の中でもトップレベルと言われていて、お腹に優しい整腸作用の働きも期待できます。煮物にするも良し、たたきごぼうなどの副菜にするのも良し、天ぷらなどで食べるのも良し!春の和食に欠かせない野菜ですね。
⑨さやえんどう
さやえんどうは絹さやとも言いますね。旬の時期のさやえんどうは筋を取って軽く茹でれば塩を振ってそのまま食べても最高に美味しいおやつやお酒のあてになります。さやえんどうは豆類の中では少し糖質が高めですが、βカロテンやビタミンがとても豊富です。
ちらし寿司などの彩りに散りばめたり、卵とじなどで食べると春の爽やかな風味が口いっぱいに広がります。さやえんどうの筋取りは子供にもお手伝いしてもらうと野菜好きな子に育ってくれそうです♪
⑩玉ねぎ
玉ねぎは年間を通して食べられる定番の常備野菜です。じゃがいもや人参などと一緒に常にいくつかは買い置きしておきたいですね。
春になると出回る新たまねぎは甘みが強くて柔らかく、とてもジューシーです。水にさらしてそのままサラダで食べたり、お味噌汁などに入れても美味しく食べることができます。
玉ねぎはビタミンやミネラル、カリウムなど様々な栄養をバランスよく含んでいます。玉ねぎを食べるとむくみを解消し、血をサラサラにする効果があると言われています。