4月はどのような季節?
4月は新しい年度が始まる節目の季節です。日本列島では多くの場所で桜が見ごろを迎え、ポカポカと暖かい春の陽気が感じられる時期ですね。
春は1年のうちでも特に過ごしやすい季節です。海や畑ではたくさんの美味しい食材が食べごろを迎えて、「今日は何を食べようかな?」と心が躍ります♪
新生活がスタートするにあたり何かと慌ただしく過ぎていく4月ですが、栄養のある食材を食べて免疫力をアップして過ごしたいですね!
4月といえば花見で食べたい花見だんごの季節
4月は桜の花が見ごろを迎えますが、お花見といえばやっぱり桜を見ながら食べる花見だんごは格別の美味しさです。
この時期はピンク、白、緑の桜カラーの3色団子が和菓子屋さんやスーパーにたくさん並びます。ほんのり優しい甘さの花見だんごはおやつや食後のお茶請けのデザートとして人気があります。
また4月は旧暦で「卯月」と呼ぶことから「卯の花」を食べる習慣があります。卯の花は豆腐を作る時にでるおからで作る日本の伝統的なメニューの1つです。
和風だしを聞かせて作る卯の花は食物繊維が豊富でお腹の調子を整える効果もあり、積極的に食べたいヘルシーな和食料理として海外でも注目されています。
4月はだんだんと夏の食材に移行していく時期
春の陽気が心地良い4月は後半になるにつれてぐんぐん気温が高くなり、徐々に初夏の気候に変わっていきます。旬の食材も4月の後半から5月にかけては夏の食材へと移行していきます。
4月に旬を迎える食材はビニールハウスなどの栽培技術が進歩したことで比較的早くから店頭に並び始めますが、やはり旬の食材は旬の時期に食べるのが最も味が良くて栄養価が高くなります。本格的な夏が訪れる前に春の野菜や果物、魚介類を心ゆくまで堪能しましょう♪
4月が旬の美味しい食材10選【野菜】
ではまず最初に4月が旬の野菜をご紹介します。春は新たまねぎや新キャベツなど、この時期しか食べられない野菜がたくさん出てきます。
苦みが美味しい香味野菜や甘みが強い色鮮やかな野菜が多く、家庭でも和洋中の様々な料理に使用されます。ぜひ毎日いろんな野菜を食べて体内の栄養バランスを整えたいですね。
①アスパラガス
独特なユニークな形をしたアスパラは通常の緑のものをグリーンアスパラといい、白いものをホワイトアスパラといいます。ホワイトアスパラは日光を遮って育てるため色が白くなります。
アスパラにはβカロテンやビタミンC、ビタミンEなどが豊富に含まれていて、免疫力アップの効果が期待できます。また蓄積した疲労を解消する効果もありますので、運動やスポーツをしている人にもとてもおすすめの野菜です。
②うど
「うど」は日本の里山などで摂れる山菜の一種で、昔から神経痛などの薬としても愛用されてきました。「うど」にはカリウムやリンなどの栄養が含まれていて、むくみを予防する効果もあります。
湯がいて酢味噌和えなどで食べると独特の苦みがとても爽やかで美味しく、副菜のおかずの材料として春はよく食卓に並びます。スーパーや八百屋さんでも購入できますが、意外と身近な野山にも自生しています。新鮮なものは歯ごたえも良くて最高ですね。
⓷かぶ
丸いコロンとした形が可愛い真っ白い「かぶ」は大根によく似た味と食感の人気野菜です。「かぶ」は葉の部分もお浸しなどで食べることができます。ビタミンCやβカロテンを多く含み、白い部分は消化酵素の働きを助けるアミラーゼも豊富です。
胃腸の働きを助けて便秘解消の効果もあると言われています。浅漬けにしたり、煮物にしたり、いろんな食べ方ができる万能食材ですね。