ノルウェーの男性に多い名前、トップ5は以下です。
1.Jan(ヤン)
2.Per(ペール)
3.Bjørn(ビョーン)
4.Ole(オーレ)
5.Lars(ラーシュ)
1位のJan(ヤン)は、キリスト教に由来するヨハネをノルウェー語にしたもの。3位のBjørn(ビョーン)は、「熊」という意味があります。
近年では、Jakob(ヤコブ)、Lucas(ルーカス)、Filip(フィリップ)などが人気です。
女性
ノルウェーに多い女性名、トップ5は以下となります。
1.Anne(アンネ)
2.Inger(インゲル)
3.Kari(カーリ)
4.Marit(マーリット)
5.Ingrid(イングリ)
1位のAnne(アンネ)は、ヨーロッパ各地で見られる普遍的な名前。ノルウェーでは、1940年から1971年まで新生児の名前人気ナンバーワンだった名前なので、圧倒的に数が多いです。
2位のInger(インゲル)は、北欧神話に出てくる女神・フレイの別名。3位のKari(カーリ)は、英語の女性名・Catharine(キャサリン)のノルウェー語読みです。
近年では、Emma(エッマ)、Nora(ノラ)、Sofie(ソフィー)という名前に人気が集まっています。
北欧は素敵な名前がたくさん♡
いかがでしたか?
北欧諸国で多い名前は、どの国でも、キリスト教由来の名前が多いです。名前の流行にあまり変化がありません。結果、多くの人が同じ名前を持つことになり、個人名では判別できないため、ミドルネームが必要となっています。
また、国は違っても文化が似通っているため、北欧諸国で人気の名前は各国共通のものが多いですよね。男性名の「Lars」や女性名の「Anna」は、北欧の各国共通の多い名前となっています。
近年人気の名前である「Lucus(ルーカス)」や「Sofia(ソフィア)」も、1つの国で人気というわけではなく、北欧各国で人気が出てきた名前。流行も共通なんですね。
言語の違いから同じ名前でもスペルが違うこともあり、北欧各国の名前を見比べてみるのも、面白いかもしれませんよ。