模擬面接
面接練習は、先ほど紹介した新卒向けのハローワークや大学の制度を使って、本番の面接までに10回ほど行いました。ある程度こなしたおかげで、質問集にない質問がきてもきちんと軸に沿って答える力や、柔らかい表情・声のトーンなどが身についたと思います。
自宅で練習
面接本番の前日はとにかく不安だったので、最終確認として自分の部屋に椅子を置き、人形を面接官に見立てて志望動機などをぶつぶつ唱えていました。人形でも、目線があると少しリアルになるので(笑)
入室から退室まで、事細かくシミュレーションしていましたが、私自身が不安軽減のためにやっていたものですので、必要に応じて実践してみてください。
新卒で客室乗務員を目指す人がすべきこと:身体検査に向けた対策
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最終面接と同時に行われる「身体検査」は、CA受験ならでは。意外にも、この身体検査で引っかかってしまう方は少なくありません。
1度引っかかっても再検査を設けてもらえるのですが、あらかじめ対策できるところは対策しておくと安心です。中でも注意したいのは以下の4つ。
背骨
背骨が曲がっている「脊柱湾曲」には注意です。私は小学生の頃、学校で行われた脊柱湾曲検査に引っかかったことがあったため、念のため整形外科で事前に見てもらいました。
やはり少々の湾曲がみられましたが、治療が必要なほどではないとのことだったっため、日頃の姿勢や足組みに注意する程度で済みました。
具体的に「◯度以上の湾曲がNG」というような基準が公表されているわけではないので、判断が難しいところではありますが、不安な方は過度な湾曲でないか確認してもらうと安心です。
治療が必要な場合は数ヶ月という時間が必要になりますのでなるべくお早めに!
耳
耳の項目では「インピーダンス」と呼ばれる耳抜きの検査が行われます。気圧の変化で耳が詰まる感覚は、誰もが1度は経験されていることと思いますが、この耳抜きが正常にできないと航空性中耳炎になりやすく、業務に支障をきたすと判断されます。
今まで大丈夫だったのに引っかかってしまったという受験生もいらっしゃいましたので、こちらも不安であれば耳鼻科で事前に異常がないか診てもらうことをおすすめします。
貧血
CAは数時間立ちっぱなしのことが多く、さらに人命を背負う仕事ですので貧血に関しても厳しく見られます。特に女性は貧血の方が多いですので、市販のサプリで補うなどしておくといいかもしれません。
私はCA受験に関係なく、日頃からこのグミ(UHA グミサプリ)で鉄分を補っています!
視力
視力に関しては「裸眼で両眼ともに1.0以上」という応募条件が設けられています。もし基準値を満たしていなくても、コンタクトレンズで矯正できるのであればOK。
実際の業務では緊急時の着陸などでケガをしないよう、メガネを禁止している航空会社も多いです。普段からメガネをかけている方や、コンタクトを装着しても視力が上がらない場合は一度眼科に相談してみましょう!
新卒で客室乗務員を目指すなら持っておきたい資格・能力
CAを目指す場合、どういった資格を取得しておけばいいのか気になる方も多いですよね。選考で有利になるもの、フライト中に役に立つものなどさまざまな資格があります。
ここでは、CAになるためにはどんな資格が必要なのか、持っていると有利な資格があるのか解説します!