自分からコミュニケーションを取りに行く
初めての職場で馴染める人と馴染めない人の大きな差は自分から周りとコミュニケーションを取りに行けているかです。話しかけてもらえるのをずっと待っていたら孤立するだけで馴染むことはできません。
仕事でわからないことや些細なことでもたくさん質問して周りの人と会話する回数を増やすことで、真面目に仕事ができる人という印象と話しかけやすい人という印象がつきます。
最初に自分から積極的に話しかけておけば後は自然と周りから話しかけてもらえるようになるため初めての職場でも馴染みやすいです。
礼儀正しい
出社時や退勤時にしっかりと挨拶をする、なにかしてもらった時にはお礼を言う、失敗した時には謝罪をするという当たり前のことができる人は職場で馴染みやすく、好かれやすいです。当たり前のことではあるものの、全てをしっかりとできる人は意外に少なく、子供のほうがちゃんとできているくらいです。
自分より年下だから挨拶しないなど自分の中での基準で対応を変えるのではなく、誰に対しても平等に挨拶をして礼儀を忘れない人はすぐに職場に馴染めます。
仕事を覚えるのが早い
与えられた仕事や新しいことを教わった時にすぐに自分のものにしてサクサクと作業ができる人はかなり好印象です。どんな職場でも仕事ができない人よりもできる人のほうが印象がよくなり、周りとすぐに馴染みます。
また、わからないことがあればすぐに質問してしっかりと解決してから仕事に戻るのもすぐに覚えられる人の特徴です。仕事をすぐに覚えられる人は自分にできることをちゃんと把握している人も多く、どうすれば自分が効率よく作業ができるかも考えながら行動します。
今日から実践できる!タイプ別対策方法
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では、どうすれば初めての職場でも馴染めるようになるのでしょうか。人それぞれ性格や得意なことは違います。
今回はタイプ別にいくつかご紹介しますので自分に当てはまるものやできると思うことを実践してみてください。
人見知りの人:元気に挨拶することから始める
人見知りはどんなに頑張ってもなかなか自分が思うようには改善しないため悩んでいる人も多いのではないでしょうか。話したいのにとっさに言葉が出てこない、話そうとしても緊張して声が出ないなんてこともあると思います。
人と話すことに慣れれば自然と人見知りでも話せるようになるのでまずは「おはようございます」「お先に失礼します」「お疲れさまです」の挨拶を元気に言うところから始めると良いです。
たとえ会話がなかなかうまくできなくても挨拶がしっかりとできれば印象が悪くなることはありませんし、相手から話しかけて貰える機会も増えるので馴染むのが早くなります。
ネガティブ思考の人:考えることを一度やめてみる
初めての職場ではどんな人がいてどんな性格なのかが全くわからない状態です。そのため「話しかけて嫌な顔されたらどうしよう」「嫌われてたらどうしよう」とついマイナスな考え方をして周りの人からどんどん遠ざかってしまう人がいます。
不安になって慎重になってしまうのは悪いことではありませんが、ネガティブ思考は周りにも自分にもよくありません。自分が思っている以上に周りはそんなネガティブな印象を持っているわけではないので一度考えることをやめて行動してみてください。
行動するにはかなり勇気がいると思いますが、思っている以上に簡単に解決することが多いです。
社会人経験の浅い人:報・連・相をしっかりとする
今働いている職場やこれから働く職場が初めての就職先という人もいるはず。学生の頃は遅刻や欠席、失敗も簡単に許されてきたことが多いと思いますが、社会人はそうはいきません。
会社に所属している時点でしっかりと自分の行動に責任を持つことが重要になってきます。
まだ右も左も分からない社会人経験の浅い時期は無理をして自分で何でもやろうとするのではなく報告、連絡、相談をしっかりとして周りにちゃんと自分の状況を伝えるようにすると周りの人達もどういう状況でどうなっているのかが把握できるため取り残されることが減り、困った時にもすぐに助けてもらえます。
覚えることが苦手な人:メモをしっかりと取る
人の顔や名前、仕事の内容、作業方法など会社に入ってすぐの頃は覚えることばかりです。聞いたその場では大丈夫覚えられると思っていても、ふとした時にわからなくなるなんてことはよくある話です。
そこでもう一度質問して教えてもらうのも良いですが何度も同じことを質問するのは印象がよくありません。そのため、覚えることに自信がない、苦手という人は何か言われたらすぐにメモを取るようにしてみてください。
人の名前も特徴とともにメモを取っておくことで記憶に残りやすいので何もしないよりも早く覚えられます。