一日でも早く馴染めるようになるには、自分から動いて積極的な姿勢を取ることが大切。ですが、前職で当たり前にやっていたことが新しい職場では通用しないというケースもあり得ます。
最後に、初めての職場で働く際に気をつけておきたいことを確認しておきましょう。
身だしなみが整っていない
人間関係というのは、第一印象で決まるといっても過言ではありません。どんな人であっても、髪型や服装がだらしなければ、その人のイメージが下がってしまいますよね。初めての職場で好印象を与えるためには、日ごろから清潔感のある身だしなみを心掛けることが大切です。
まずは洋服に汚れやシワがないか、仕事がしやすい髪型かどうか、靴がきちんと手入れされているかしっかりとチェック。基本的なことですが、相手に不快な思いをさせないための重要なポイントになります。女性であればオシャレを意識したいところですが、派手なメイクやネイル、きつめの香水などは避けましょう。
自分のやり方を曲げない
会社には電話応対やメール、資料作成のやり方などさまざまなルールがあります。ですが、社内のルールを無視して自己流で進めてしまうと、周りの人から協調性のない人だと思われてしまう可能性があるので注意しましょう。
馴染めるようになるためには、新しい職場を知ることが近道なのかもしれませんね。それ以外にも、「きちんとあいさつをする」「時間を厳守する」など、社会人としてのマナーを怠らないようにしたいですね。
過去の経歴自慢
自分をアピールしたい気持ちはわかりますが、「前は有名な会社で働いていた」「今までの実績や表彰歴」などの発言は要注意。たとえ悪気なく話したとしても、前職の自慢話ばかりでは聞いている相手も疲れてしまいます。
周りの人は、新しいことを吸収しようとする人に対して自然と応援したくなるもの。積極性だけでなく、謙虚さを忘れずに行動することが好印象を与えるきっかけになりそうです。
「前職では」と比べる
同じような業種であっても、会社によってやり方や考え方はさまざま。いくら仕事ができるとしても、「前の会社ではこうだった」などと、前職と比較するような言動をとることは控えましょう。相手からすると自分たちの職場を否定されたと思わせてしまうかもしれません。
社内のルールに疑問や違和感が湧いてくるようならば、今後1人立ちできるようになったときに改めて改善策を提案してみましょう。
率先して仕事をする姿勢を見せる
転職したてのとき、まだまだ業務に慣れず何をしたらいいのか戸惑ってしまうことも多いですよね。未経験の仕事が回ってくる機会もたくさんあるでしょう。ですが、できないことを理由に受け身の姿勢のままでいると、仕事の幅が広がらないばかりか、周囲に溶け込むチャンスまで失ってしまいます。
そんなときこそ、ただ指示を待つだけでなく「何か手伝えることはありますか?」と声をかけてみましょう。忙しくて手に回らない作業を自ら積極的に進めることで、良好な人間関係を築くことができ、職場に馴染むきっかけにもなります。
給与関係の質問
配属されたばかりなのに給与関係のことをすぐ聞いてしまうのは極力避けたいところ。あまり頻繁に尋ねていると「面接のときに条件を確認しなかったの?」とマイナスなイメージを持たせてしまう可能性があります。
ですが、給与や待遇面はモチベーションを左右する重要な要因。どうしても気になることがあれば、事務の担当者に「すみません、確認したいのですが…」と聞いてみましょう。
初めての職場で緊張しても馴染めるように気配りを!
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初めての職場は慣れないことが多くて毎日が不安だらけですよね。周りの人はあんなにすぐに馴染んで楽しそうにしているのになんで自分だけうまく馴染めないんだろうと悩んでいる人や会社に行きたくないと思っている人もいるかもしれません。
ですが、全く別の人間なのですから周りの人と違って当たり前であることは忘れてはいけません。人によって得意不得意はありますし、馴染むまでの日数も人それぞれです。
まずは、自分にできることから1つずつ頑張っていけば自然と周りと楽しく仕事ができるようになるはずなので今回ご紹介したものを参考にしながらぜひ実践してみてください。