彼氏と別れたくないのに、別れを切り出された!

彼氏との別れは、自分の想いが強ければ強いほど、とっても辛いものです。しかも、それが突然の話ならなおさら。自分の方は全然別れたくないのに、彼氏から別れを切り出されたとしたら、あなたならどうしますか?
一般的な話として彼氏から「別れたい」と言われた時に「別れたくない!」と感情をストレートに出して訴えても、成功することは少ないといえるでしょう。
というよりも、彼氏がそうやって告げてくるということは、ある程度自分の中で気持ちが整理できているはず。
そんな彼氏に情で訴えても、まったくの逆効果です。ですから、本当に彼氏と別れたくないと思っているのだとしたら、対策と方法を考えてみた方が良いといえます。
ここでは、別れたいと切り出した彼氏をどうやって説得するのか、どうやって別れたいのを止めたいと思わせることができるのか、その方法と理由を7つ挙げます。
この中からあなたと彼氏に、最もふさわしいと思える方法を実践してみることをお勧めします。
相手からの別れたいサイン

それではまずは別れたくなったサインから見ていきましょう。サインを見逃さなければ別れる前に関係が修復できる可能性もあります。
とはいえ焦ってしまうのも良くありません。悲観的にならないようにして、相手の様子を見るのも大切です。では具体的なサインを見てみましょう。
素っ気なくなった
今まで優しかった彼が素っ気なくなったなら、別れたいのサインかもしれません。会話が減ったり、何を話しても上の空だったり…。会っているときもずっとスマホをいじっているなど。
付き合い始めから素っ気ない彼ならそういう彼なのかもしれませんが、今までそんな風に冷たくなかったなら気持ちが変わってきているサインの可能性があります。
仕事が忙しくて疲れているときや、長く付き合っている間の倦怠期のときもありますが、素っ気なくなったり冷たくなったパターンがあれば注意した方が良さそうです。
連絡がなかなか返ってこなくなった
これもわかりやすい別れたいサインですね。今まで頻繁に連絡をしていた彼から連絡が返ってこない、自分から連絡しないとこなくなったなど。
ただし彼が仕事で忙しい、他の人にも連絡を取っていないなど、そんな時は男性特有の一人になりたい「穴籠り」現象かも。そんなときはむしろそっとしておいた方がよさそうです。
また、関係が安定してくると連絡が減る場合も。男性の連絡は愛情とは比例しない場合もあります。少し様子をみるときかもしれません。
将来の話をはぐらかされる
将来の話をしても、別の話題に替えられたりする場合も気がなくなってきた可能性があります。ただし男性はそもそも責任をあまり負いたくない生き物のようです。
今まで積極的に将来の話をしていた男性も、あなたからの「結婚したい!」などのアピールが多すぎると少し引いてしまうかも。
気持ちは離れ気味かもしれませんが、将来の話をはぐらかす=別れたいサインとも限りません。気持ちが爆発して、相手を責めたりすると逆効果です。慎重に見極めてみましょう。
別れを切り出される原因は?

では、別れを切り出される原因にはどんなものがあるでしょうか?別れを切り出される主な原因について説明していきます。
愛情が冷めた
一番の原因はやはり愛情が冷めたことによって別れたいと思うパターンです。男性は嫉妬深いところもあり、例えばあまりにも他の男性と仲良さそうにしていると「どうでもいいや」と思うようになることもあるそうです。
他には、他に好きな女性ができた、わがまますぎる、寂しすぎて愛情が冷めた、マンネリで飽きてきたなど愛情が冷める原因にはさまざまあります。
彼の愛情が冷めてきたパターンの場合、彼はなんらかのサインや意見を発していることも。彼氏の愛情が完全に冷める前に気づくことが大切なようです。
将来を考えられない
よく恋愛と結婚は別というのもありますよね。結婚を想定したときに料理がうまくない、親に紹介しにくいなど結婚できない理由があると好きでも別れを選ぶということも。
将来を考えられないというのは努力できる場合もあります。家柄や何か特別な理由がない場合、花嫁修業をして彼氏に将来を考えてもらえるよう努力することもできそう。
堅実な男性は特にその傾向があります。気を付けたほうが良さそうですね。
喧嘩が多い
喧嘩が多いというのも別れの原因のひとつに。どんな理由でも少なからずいいイメージは残しませんよね。
例えば喧嘩のたびにお互いの絆を深められたら良いですが、相手を罵倒するようなことを言ってしまったり、あまりにも喧嘩の頻度が多いと彼氏も疲れてしまいます。
男性は女性よりも責められるのが苦手なようです。喧嘩の際に相手を否定するような言葉を言うと別れに繋がることも…。
相手を大切にしていない
男性は認められたいという気持ちを強く持っています。彼女にしてあげたことで「ありがとう!」と言われたり、「かっこいいね!」と認められると嬉しいものです。
そんな男性に「話がつまらない」「デートが楽しくなかった」「服がダサい」など、文句や否定的なことばかり言っていると男性は自信をなくしてしまい相手への気持ちが冷めてきてしまいます。
男性がしてくれていることに感謝したり、労わってあげることも大切。愛されているからと文句やわがままばかりでは嫌になってしまいますよね。
別れを切り出されたときの対処法

では、実際に別れを切り出された場合どんな対応をするのがよいのでしょうか。別れ話を突然切り出されたら冷静ではいられず、実行するのはなかなか難しいかもしれません。あらかじめ対応を知っておくことでパニックになるのを抑えられることもあるでしょう。
①理由を聞く
当たり前のことですが、別れたい理由は彼氏に聞いてみなければわかりません。別れたい理由ならすぐに聞く事が出来ます。
ただ、注意しなければならないのは「彼氏が本当の理由を教えてくれないこともある」ということです。
彼氏が別れたい理由には、色々あるのかもしれません。好きな人が出来てしまったのか興味がなくなってしまったのか、或いは何か打ち込みたいことが見つかったのか。
いずれにしても、言いづらいから彼氏は本当の理由を教えてくれない訳です。ただ、理由を聞いた方としては「それって本当の理由?」なんて確認することはできませんよね。
では、どうしたら良いでしょうか。直接言いづらいことであっても今はSNSやメールといった便利なツールがありますので、それで聞いてみましょう。
「この間はこう言っていたけれど、それならこういう風に変えていくのはどう?」というようにさりげなく聞いてみましょう。そうすれば、本当のことを教えてもらえるかもしれません。
もちろん彼氏から理由を聞き出すのが目的ではなく、本当の理由を知って何かしら解決策を練って別れるのをやめてもらうために説得することが目的です。
説得とはいっても、嫌がる彼氏に無理矢理やめさせるのはかえって逆効果。ですから、彼氏が別れたいための理由が解消されたのであれば、必然的に別れる必要がなくなる、という様に筋道立てて説得するのです。
これはおそらく、女性には得意分野なのではないでしょうか。
②話し合う
私たちは、彼氏の心の中を読み取ることが出来ません。ですから、彼氏から別れ話を切り出されたとしても、なぜ別れたいのか、いつ頃からそう思っていたのか、どうすれば別れずに済むのかなどは、彼氏と話をしなければ、わからないことです。
まずは彼氏と話し合いが出来る環境を整えることが重要です。
この話し合いは、ケンカで終わってはいけません。なぜなら、あなたは別れたくないからです。彼氏と別れることを覚悟しているなら、どんな風にどこで話し合いをするのも自由ですが、この話し合いは出来る限り穏やかに、静かに話せる場所を選ぶようにしましょう。
中には、二人の想い出の場所を指定する人もいるようですが、これは彼氏の性格によって決めましょう。
一度、熱が冷めてしまったらなかなか取り戻すことが出来ない彼氏であれば別れを切り出した段階である程度冷めているのですから、かえって逆効果になるかもしれません。
逆に、きちんと自分の気持ちを話してくれ、話し合うことで、自分の気持ちを変えることが出来る彼氏であれば想い出の場所でも良いかもしれませんね。
喧嘩になってしまうのが心配な場合、静かなカフェなど少し人目がある場所の方が冷静になれる人もいますので、参考にしてみてください。
③冷静に
けっして感情的にならないようにしましょう。感情的になって泣いたり怒ったりしているところを見ると自分が責められたような気持ちになり、かえって愛情が冷めてしまいます。
感情的にならないように冷静に受け答えすることもポイントの一つです。感情のコントロールは難しいですが、一時的な感情に流されて彼との関係を終わらせないように注意しましょう。
感情的になると思考にフィルターがかかってしまい冷静な判断ができなくなります。こんな時は一度、できるなら時間をあけて感情が収まるまで待つ方がよいです。
別れたいというメールなどの返信もあせらない方が良いです。感情に任せて返答するぐらいなら沈黙を貫いた方が結果的には良い場合もあります。「いろいろ考えていてすぐには返せなかった。」と言えば、わかってくれるはずです。
喧嘩に発展したり、泣いてすがったりするより良い結果になるはずです。最後に感情的にならないというのは、例え別れた後でも良い印象を残すことができます。
④客観的に事実を整理する
感情的にならないようにというのにも似ていますが、客観的に状況や事実を整理するのも大切です。心に余裕がないとできない対応ではありますが、努力してみましょう。
紙に書き出してみたり、ノートにまとめてみたりすると視覚化できて、頭がすっきりするかもしれません。信頼できる人に少し相談するのも良いでしょう。
恋愛経験が豊富にある先輩や、現在お付き合いしている人がいる方、人生に余裕がある人などは、恋愛相談も冷静に聞いてくれるはずです。ただの愚痴や、不満を話したいという場合でなければ、この時の相手は慎重に選んだ方が良さそうです。
彼氏から別れ話を聞いた直後は、悲観的になり、自分勝手な都合を押し付けてしまったりするかもしれません。それでは良い結果は得られないでしょう。
どうして別れることになったのか、どう対応したらよいのか、客観的に事実を把握してみましょう。
何も状況や事実をわかっていないのに言葉や行動に移しても、空回りするだけです。どんなに悲しくても一度は冷静に考えて受け止めて、けっしてパニックにならないようにした方が良い結果を得られるはずです。
⑤嘘はつかず誠実に
別れ話になったとき、嘘をつくのは良くありません。例えば、別れる理由には浮気や金銭トラブル、生活や仕事のトラブルなどもあります。
あなたに非がある場合でも嘘はつかずに誠実に答える必要があります。
金使いが荒い、ギャンブルがやめられない、お酒癖が悪いなど指摘されたのに「もうやめた」とか、借金があるのが心配だと言われたときに「全部返した」など、または浮気や他の男性と会っていたのにも関わらず「会っていない」など。
彼氏から問題を指摘されてもその場しのぎで嘘をつかないようにしましょう。嘘をついたら信用をなくし、関係の改善がますます難しくなります。
嘘をつくよりも誠実な態度で謝罪した方がよっぽど良い場合もあります。もちろんその後の努力も必要です。
そのためにも自分の非をまずは認め、隠したい事実があっても誠実に受け答えしましょう。
⑥相手への感謝の意を表す
今までの感謝を伝えるのは効果的です。ただし、心がこもっていないと相手にも伝わりません。感謝の気持ちは心を込めて伝えましょう。
今まで楽しかったことや、相手がしてくれたことへの感謝の気持ちを表すことで、別れを回避できるかもしれません。
直接伝えられないときは、メールや手紙でも良いですね。手紙やメールは読み返せるという良さもあります。特に手紙なら感謝の気持ちを伝えやすいのではないでしょうか。
内容は別れをすがるような文にしないで、感謝だけを具体的に伝えるようにするのがポイントです。彼氏が別れ話を切り出すまでは、たいして感謝の想いを伝えていなかったとしても、また日頃から感謝を伝えていたとしても、感謝を伝えるというのはとても大切なことですよね。
「あの時は○○○なことが嬉しかった。」「一緒に○○○出来て良かった。」と伝え「ありがとう。」など。
「こんなにいい人と別れていいのかな?」と思ってもらえることもあります。別れたとしても良い印象を残すことができますし、あなたを思い出した彼が「あんなに感謝してくれてたな」と懐かしくなって連絡してきたりすることもあるようです。
⑦冷却期間を設ける
冷却期間は恋愛にはとても大切な時間です。特に男性の場合は、別れた女性をいつまでも覚えていたりしますよね。
束縛やわがままがすごく嫌で彼女や奥さんと別れたのに、しばらくしたら相手の嫌な部分も美化されていて、「別れたことを後悔している」「あんな素敵な人はいなかった」と言っている男性の話を聞いたことあるのではないでしょうか。
女性の場合は冷却期間を置いたときに、気持ちが離れてしまったり、時間がたてばたつほど昔の恋愛を切り替える準備ができるのに対し、男性は時間がたつにつれ、悪い記憶が薄れ良い記憶が残って懐かしくなる傾向にあります。
自分から別れを告げていても、良い思い出が残り後悔することが多くあります。
できれば別れる前に「少し考える時間がほしい」「すこし距離を置いて考えるのはどう?」など提案してみましょう。冷却期間を設けることで相手の気持ちが変わる場合もあります。
別れてからも冷却期間を置いて連絡することで、また新しい関係を始められる可能性もあります。
冷却期間の間は、自分から連絡を取らない方が効果的です。相手から連絡がきた場合にのみ、シンプルに返すようにします。
特に喧嘩やマンネリが原因で別れに発展した場合は、彼氏も冷静に判断できていない可能性もあります。1~2週間の冷却期間を置くことで別れを回避できる可能性も高いようです。
彼氏と別れたくないなら手遅れになる前に!

いかがでしたか?
永遠に続く関係かも…と思っていればいるほど彼氏から別れをきりだされたとしたらショックを受けてしまいますよね。
それでも、別れないためになんとかする方法はあります。ここに挙げた方法はほんの一例でしかありませんが相手によっても、また自分のその時の状況によっても常に変化していくのが人間。
是非、いろいろな方法を試してみて、彼氏をつなぎとめましょう!