母乳はいつまで出るの?卒乳は必要?不要?
先ほども書いた通り授乳の期限は昔ほど明確化されていないのが現状です。しかし卒乳とはいえスキンシップとしておっぱいを触りたい、欲しいという気持ちはお子さんにはあるもの。ですから、欲しがるままに触らせたりしておっぱいに刺激をあたえてしまうと母乳はいつまでも出続けてしまいます。
外で遊んだり、本を読んであげたりと他に興味をむけるサポートをお母さんの方でもしてあげる事で、母乳は自然と出なくなってくるのです。
母乳はいつまで出るの?止まっていく過程について
断乳をしたすぐ後は授乳中と同じように、卒乳してもしばらくは、母乳は出るものと思っていた方が良いでしょう。
時間が経つと滴ってくる程、母乳の出が良い場合には授乳中と同じように授乳パットを使用していた方が安心です。
授乳をやめて何日か経ったらピタリと止まる訳ではなく、段々パットを使用しなくても問題ない量になってきて、そのうち自然と止まるのです。
母乳はいつまで出るの?いつ止まるの?
期間にして「半年くらいで止まった」という方もいれば、「数年たっても押せばまだ出る」と言う方もいて、ママの体によってその差は大きく出るようです。しかし、ずっと大量の母乳が出てくるという事はなく、期間が長くても量は徐々に減っていきますので「いつ止まる?」と考えこみ過ぎない事が大切です。母乳に出血等が見られない場合には様子をみておきましょう。
(母乳に血が混じってくる場合、病気が隠れている可能性があります。そのような症状がみられる場合にはかかりつけの産婦人科に相談してみましょう。)
母乳はいつまで出るの?なかなか止まらない場合とは
断乳や卒乳を経て、もう授乳をしている訳ではないのに中々母乳が減っていかないという方もいるようです。
そんな方は、お子さんとのスキンシップでおっぱいを求められたりと言う事はありませんか。
母乳はお子さんに授乳をしている時だけ作られている訳ではありません。例えば赤ちゃんの泣き声を聞いただけでパーンと胸が張ってしまったり、そろそろ授乳の時間かなとおっぱいについて考えただけでも胸が張ってきたという経験をされた経験があるという方は多いのではないでしょうか。
それと同じように授乳はもうしていなくても、授乳期と同じようにおっぱいをお子さんが触っていたりと環境が変わっていなければ母乳がなかなか止まってくれないという事はあるようです。
お子さんはおっぱいが大好きです。おっぱいをあげていないから、せめて触らせてあげようかなという親心はごもっともですが、出来るだけおっぱい以外で興味を持てるものを見つけてあげて気をそらし、おっぱいを刺激しないようにしていきましょう。
母乳はいつまで出るかは気にしない
お子さんを妊娠、出産して、赤ちゃんに吸われる事で母乳が自然と出てきたように、赤ちゃんにおっぱいが必要なくなったらおっぱいが止まるのも自然な事です。
「いつ止まる?」と気にして乳首をつまんでちょこちょこ確認をしてしまうと、結果的にそれが刺激となって止まるのを遮ってしまう場合もあります。
3人分授乳をして、3回母乳が出なくなる経験をした私も一体いつ完全に止まったのかなんて事はわかりません。
「そいうえばおっぱい張らなくなった」
「そういえばパットに母乳がつかなくなったかも」
なんて所から後々気付いたら止まっていたという印象です。
出過ぎて困るならパットや搾乳で対応して、過剰に出ていなければ刺激を与えないように放っておきましょう。気にせずにいる事が大切です。
まとめ
いかがでしたか。妊娠初期は母乳が出ない事が気になり、授乳が終わればいつ止まるかを気にしがちな母乳事情ですが、私はどんなに世の中が発達しても母乳だけはいつまでたってもアナログで神聖で私たちは「生き物」なんだなぁと感じる事の出来る唯一の行為のような気がします。
お子さんの成長やご自分の体調が一番わかるのはお母さん本人です。周りに惑わされる事なく、是非この機会に体と向き合ってみて下さいね。