記事の目次
- 1.【妊娠10ヶ月】赤ちゃんに会えるまであと少し!
- 2.【妊娠10ヶ月】胎児はどのくらい成長しているの?
- 3.【妊娠10ヶ月】胎児の状態
- 4.【妊娠10ヶ月】胎動が減る
- 5.【妊娠10ヶ月】ママのお腹周り
- 6.【妊娠10ヶ月】体重増加に要注意
- 7.【妊娠10ヶ月】妊娠10ヶ月の理想体重
- 8.【妊娠10ヶ月】鉄分と水分はたっぷり撮って
- 9.【妊娠10ヶ月】吐き気
- 10.【妊娠10ヶ月】正期産はいつから?
- 11.【妊娠10ヶ月】妊娠後期は眠い!?
- 12.【妊娠10ヶ月】適度な運動をして体力をつけましょう
- 13.【妊娠10ヶ月】前駆陣痛と本陣痛
- 14.【妊娠10ヶ月】破水について
- 15.【妊娠10ヶ月】帝王切開になるケース
- 16.【妊娠10ヶ月】里帰り出産とは?
- 17.【妊娠10ヶ月】いつまでに里帰りするべき?
- 18.【妊娠10ヶ月】飛行機に乗るために
- 19.【妊娠10ヶ月】里帰り出産の産院
- 20.【妊娠10ヶ月】今できることを楽しみましょう
【妊娠10ヶ月】赤ちゃんに会えるまであと少し!
妊娠10ヶ月となれば、待望の赤ちゃんをその腕に抱くまであと少し!
今までよく頑張ってきましたよね。
つわりに、疲れ、腰の痛みや浮腫みまで、たくさん大変な事を経験したのではないでしょうか?
それもこれも、大切なベビーを迎えるため。
そこで今回は、妊娠の最終段階。
妊娠36週になると妊娠初期の4週に1回、妊娠中期の2週に1回から週1回に変わります。
妊娠10ヶ月目の胎児の様子、そしてママの体の事、臨月の過ごし方まで、注意点も交えて説明していきます。
出産までのカウントダウン。
出産に関する最終確認はしっかりとしておきましょう。
【妊娠10ヶ月】胎児はどのくらい成長しているの?
妊娠36週目から10ヶ月に入る妊娠期間。
もう出産間近です。
お腹も大きくなって、胎児も体重増加、十分成長してきている段階です。
お腹の中の胎児はどのくらい成長しているのでしょうか?
体重増加は、当然赤ちゃんによって変わってきますが、だいたい妊婦36週で胎児の体重が2500gか少し軽いくらいまで成長します。
2500gといえばもう出産しても十分な大きさです。
そして出産予定日が近づくと体重増加はさらに3000gほどまで達し、体長も50cm前後になります。
【妊娠10ヶ月】胎児の状態
妊娠10ヶ月の胎児の状態は、内臓機能もしっかりと成長し、いつ生まれても大丈夫なほど成長しています。
この時期、胎児は皮下脂肪をつけるようになり、赤ちゃんのふっくらした感じになっていきます。
この頃から生まれた時に呼吸ができるよう、肺機能が整ってなんとお腹の中で呼吸の練習もはじめるのだとか。
...生命の神秘ですねぇ...
胎児はそれまでお腹の中でくるくると自由に動き回っていました。
このダイナミックな胎動はパパやママにとって赤ちゃんの存在を確認できる楽しい時間であり、時にママを苦しめるものだったはずです。
妊婦10ヶ月に入ると、今までお腹の中で暴れまわっていた胎児は子宮の下の方におりてきて、手足をきゅっと丸め、外に出られるように準備を始めます。
今まで逆子だった胎児も、この頃に自然と頭を下にする正常位に落ち着くようです。
この時期に逆子が治らないと、帝王切開になるケースがありますから、よくお医者様に確認しましょう。
【妊娠10ヶ月】胎動が減る
子宮が下に下がり、今まで動き回って強い胎動を感じていたママも、胎動が減ったと心配することがあります。
胎児が子宮の下の方に落ち着くと、体勢をきゅっと丸め、出産への準備を始めるので、胎動が少なくなるだけで心配する必要はありません。
胎児は下におりてくると、頭が骨盤の中に入り、自由に動けなくなるので、それまでとはうって変わって胎動が少なくなります。
それはいつ生まれてもいいように、胎児が生まれるときの体勢に落ち着くから。
胎動が少ないと言って焦る必要はありません。
胎動が減ると心配するママも多いのですが、妊娠10ヶ月で胎動が減ることはごくごく普通の事。
そんなに心配する必要はありません。
くるくると動き回ることがなくなっただけで、手足は動いているので、胎動は減っても軽い胎動は感じるはずです。
もしも全く胎動を感じなくなったのであれば産婦人科で受診しましょう。
胎動が減ることはあっても、まったく胎動がなくなることは稀で、胎児のSOSサインかもしれません。
【妊娠10ヶ月】ママのお腹周り
胎児の体重増加に伴い、妊娠後期にかけてママのお腹周りもどんどん大きくなります。
ママのお腹周りは妊娠10ヶ月に入ってからもまだ少し大きくなっていきます。
ママのお腹周りが大きくなると言っても、正常なお腹の大きさというものは特にありません。
大きすぎる、小さすぎると心配するママもいますが、これは胎児の大きさというよりも、ママの体質に由来することが多く、お腹の大きさの全く違うママ2人でも、生まれた赤ちゃんの大きさは同じくらいだったというのはよくある話です。
お腹周りの大きさは、妊婦さんで全く違うのですが、平均的にはだいたい85-100cmほど。
でも、この数字をそこまで気にする必要はありません。
妊婦健診でお腹周りを計るのは、お腹の大きさが平均かどうか調べるものではなく、急な体重増加がないかどうかをチェックするため。
急激な体重増加ではなく、順調に体重増加しているのであれば、お腹周りの大きさがどのくらいかということは関係ないので安心して下さい。