『妊娠初期の性行為』肌の温もりは大切
妊娠をしても肌を合わせたいと思える事はとても素敵です。
でも妊娠をしているから、いろいろと心配事や不安になる事も多くあります。性行為の事を誰に相談したら良いのか、恥ずかしくて誰にも聞けないと悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
妊娠初期の性行為についての注意する事や大丈夫な事、頻度などを細かくご紹介しますので、ぜひご参考にしてみて下さい。
『妊娠初期の性行為』赤ちゃんに影響は?
妊娠初期の性行為が直接赤ちゃんへ影響があるとは考えにくいです。
基本的に妊娠中の経過に問題がなくて、産科医からも注意するべき指示がないのであればセックスをしても大丈夫です。
性行為が原因で早産になるような事もありませんから心配はいらないと思います。
コンドーム
妊娠をしているのだから避妊はしなくて大丈夫と男性の多くは考えているかもしれません。
それは大きな間違いだという事を声を大きくしてお伝えします。
そもそもコンドームは避妊具としてありますが、それだけが目的ではありません。性病感染を防ぐ事も、感染症を防ぐ為のものでもあるんです。
子宮頚がんの一番の原因は何かご存じですか?
実は性行為が子宮頚がんの一番の原因と言われています。子宮頚がんは粘膜感染が主な感染経路なのですが、男性性器からヒトパピローマウィルスを膣内で感染する事がほとんどです。
そういった意味の感染を防ぐ為にもコンドームが必要とされています。
妊娠中は膣内に血管が集まっていますので特に感染症には注意が必要です。感染症から早産のリスクは高まってしまう場合もあります。妊娠初期でも後期でもコンドームの着用が望ましいと思います。
■参考記事:妊娠中のセックスについてはコチラも参照!
『妊娠初期の性行為』流産リスク
妊娠初期の性行為が原因での流産はありません。流産はそもそも赤ちゃんの染色体異常が原因とされていますので、妊娠初期に性行為をすると流産になるという話は単なる噂話程度に思って大丈夫です。
こんな症状がある時は注意
性行為が直接の流産リスクになる事は考えにくいですが、少しでも体調に変化がある時のセックスは控えるか頻度を減らした方が良いと思います。
例えば、お腹に張りがある時や腹痛や出血をしている時などはお腹に負担が掛かっているか、流産まではいかなくても赤ちゃんに影響が出ている可能性があります。
性行為が可能なのかどうかを自己判断はしないで、掛かりつけの産婦人科で相談をしてみましょう。
■参考記事:妊娠初期に出血があったら…、コチラも参照!