「猫なで声」の意味
「猫なで声」という言葉がありますが、実際どんな意味として定義されているかご存知ですか?
なんとなく猫なで声の雰囲気はつかめるけれど、意味を教えてといわれるとちょっと詰まっちゃいますよね。
まずは猫なで声の意味について明確にしておきましょう。
(1)ネコが人になでられる時に出すような、こびを含んだ声音(こわね)。
(2)ネコを自分になつかせようと、甘く、柔らかく言いかける語調。
猫なで声には大きく分けて2つの意味があるようです。
意味の違いは、誰がその声を出しているのかというところで別れるようですね。
ここでは、(1)の、媚びを含んだ声音である猫なで声の意味が中心です。
猫なで声を出す女性を対象にして、その心理をご紹介していきます。
また、女性の猫なで声を聞いたときの男性心理についてもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
【猫なで声を出す女性心理】好きな男性に気持ちが高ぶっている
猫なで声を出している時の女性には恋愛感情があるという意味が強くなります。
というのも、好きな人を目の前にすると人は感情が高ぶり、声も高くなるからです。
好きな人を前にすると、わっと嬉しくなってしまって、抑えようと思ってもなかなか抑えられない気持ちがありますよね。
そうした抑えられないほどの好きという気持ちが声になって現れると猫なで声になります。
普段は声の低い女性もちょっと高めの声になり、ハートが飛びそうになっていることも…。
また、恥ずかしい、ずっと一緒に居たい、時間を引き延ばしたいという思いから、ちょっと伸びている高い声、つまり猫なで声になるんですね。
漫画やアニメなどではそれが良く誇張して表現されていますよね。
【猫なで声を出す女性心理】何か頼みごとがある
女性は何か人に頼みごとがある時にも猫なで声を出すことがあります。
例えばちょっと難しい仕事を手伝ってほしい時や、雑用を早く片づけたい時など。
猫なで声になることで甘えた感じを出してお願いを聞いてほしいという心理が働いているんですね。
ただ、この猫なで声を出している時には「甘えている私って可愛いでしょ?」という心理が少なからず働いているため、腹黒い女性とも言えそうです。
特にこうした猫なで声を出す対象は男性に当たることが多く、女性にすることはなかなかありません。
ただ、時折、姉御肌の女性や男らしい女性に対しては猫なで声を出して女性らしさをアピールし、頼みごとを聞いてもらおうとする人もいます。
その場合には相手の女性に対して頼みごとを聞いてもらおうとしているのに加え、周囲の男性に対しても自分の女性らしさをアピールしたいという欲が見て取れます。
■参考記事:あざとい女の特徴って?これは要注意!
【猫なで声を出す女性心理】言い出しにくいことがある
女性が猫なで声を出す際には、ちょっと言い出しにくいことがある場合にもあります。
例えば高いブランド物のバッグなどをつい衝動買いしてしまった時。旦那さんに言い出しづらいですよね。
そんな時には猫なで声の出番です。猫なで声を出して甘えている感じを見せながら、「実は…」と切り出すことで、「こんなに可愛い私を叱るの?いじめるの?」といった状態に持っていくんですね。