【打たれ弱い性格&特徴】8.言い訳がましい
打たれ弱い性格をしている人は、常に言い訳を用意していたり、言い訳がましい態度をみせる特徴がありますよね。
人から非難されることや、注意されること、怒られるのを嫌いますから、自分が犯したミスに対して何らかの理由や説明が必要だと考えてしまいます。
「何でも自分のせいだと思う」タイプもいれば、「何でも自分のせいではないと言い切る」タイプもいる。
打たれ弱い性格の人は、自分のせいだと思っても、それを乗り越える力がありません。そして、言い訳ばかりしているタイプも、同じ。「この失敗は自分のせいではなく、○○が原因なので対処はしません」と逃げてしまう。
上司や同僚にミスを指摘されても、素直に認めることは少なく、認めたとしても言い訳が先に立ってしまいます。
物事の判断として、何が原因でどうしてこうなったのかという理由を探すことはとても大切。打たれ弱い人は途中までは良い思考をしているのに、「自信の無さ」が災いし、問題回避することだけに終始してしまう傾向があります。
自分で解決できる自信がつけば打たれ弱い性格を克服でき、言い訳することも少なくなるし、的確な行動や処理ができるようになるでしょう。
【打たれ弱い性格&特徴】9.他人の評価が気になり過ぎる
他人の評価が気になり過ぎるところも、打たれ弱い性格の特徴を表しています。
これも、自分に自信がないことが原因の一つであるでしょう。
「誰かがいつも自分の噂をしている」
「いつも悪口を言われる」
「ダメな奴だと思われていないか心配」
といった「根拠のない不安」が常に心理に存在し、自意識過剰気味であったり被害妄想を抱きやすい状態にあります。
人が悪い意味で言っていなくても、打たれ弱い性格の人の受け取り方は、常に「最悪の状況」を想定します。接する人の心理的にも負担になるので、ありのままの「事実」を受け入れる癖を身につけなければならないでしょう。
【打たれ弱い性格&特徴】10.『なんでもいいよ』が口癖
打たれ弱い性格の人は、「自分が良ければそれでよし」というある意味図太い性格を持てず、どちらかと言えば「人が良ければそれでよし」という判断をしがち。
自分が何か意見を言って、人からダメ出しをされたり嫌な顔をされるぐらいなら、「なんでもいい」と流す方が気が楽なのです。
ここで気をつけたいのは、「なんでもいい」は「何でも受け入れる」という意味ではなく、「自分には関係がない」という意味で言っているというところ。
打たれ弱い人の「なんでもいい」を真に受けると、後でグチグチと嫌味を言われることもあります。嫌味を言わないタイプでも、なんだか不機嫌になっていることがあるはず。
それは本心ではちゃんと「食べたいもの」や「したいこと」があっても、それを受け入れてもらえる自信がないため、ちゃんと答えることを選ばなかったから。しかも、打たれ弱い人は自分の中にそんな欲求があることすら自覚していないケースもあります。
打たれ弱い人は「意志が弱い」のとはまた違います。これらを克服するには、等身大の自分を認識する必要がまずはあるでしょう。
【打たれ弱い性格&特徴】11.極度に『叱られる』のを嫌がる
打たれ弱い人の最大の特徴は、「叱られるのが嫌」ということです。
とにかく自分のミスを指摘されたり、ちょっとした注意も受け入れたくないのです。
それらは、子供の頃にあまり叱られた経験がなかった場合もあるでしょうし、逆に理不尽に叱られすぎて自己防衛の心理が強く働き過ぎた結果かもしれません。
過保護や過干渉な教育を受けた子供は、自己受容が上手くできないという傾向があります。
自己受容とはつまり、「自分を見つめる」や「自分を受け入れる」こと。これらの力が弱いといわゆる、打たれ弱い性格が目立つようになります。
人から叱られるのを受け入れるためには、自分を見つめる力がどうしても必要ですよね。
打たれ弱い性格を克服したいと思うのならば、自分のありのままを受け入れる力を強くする必要があるでしょう。
打たれ弱い性格を克服するために
打たれ弱い性格を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。
打たれ弱い性格や特徴をまとめていくうちに、打たれ弱い人の本質や心理にあるものが見えてきました。
それは、
「自分に自信がないこと」
「ネガティブ思考をする癖がついている」
「等身大の自分を認識できていないこと」
といった共通する特徴があったということです。
これらはすべて、「自分はありのままで良いのだ」という認識不足からくるように思います。
インナーペアレンツという言葉をご存知でしょうか。「心の中にいる親」という意味ですが、このインナーペアレンツが受容的でないと、「ありのままの自分」を受け入れなくなる傾向が強くなるそうです。
自分の必要以上の打たれ弱さを克服したいと感じるのならば、まずは「自分を受け入れる」、特に「ありのままの自分」でいいのだという意識を持つことから始めてみましょう。
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