打たれ弱い性格を克服したい!
「打たれ弱い性格を克服したい!」
「うちの子供は、打たれ弱いので、将来が心配…」
「最近の若者は打たれ弱いのでどうにもならん」
そう思う人は多いと思います。
打たれ弱いということは「弱い」「ウジウジ」「拗ねる」「イジケル」といった行動の理由であったり、意味のように捉えている人も多いでしょうから。
「打たれ弱い」という心理は、辛く、ダメージに弱く、ストレスに勝てない性格だと捉えがちなので、克服すべきだと考えるのが普通ですよね。
でも、本当にそうなのでしょうか。
確かに、「打たれ弱い」ままで終わって、そこから抜け出せないのでは、「打たれ強い」人には叶わないでしょう。
ですが、「打たれ弱い」デメリットを克服できたとすれば、単に「打たれ強い」人よりも優れた特徴を持つことになるといったら?
まんざら子供の克服させたい特徴である「打たれ弱さ」を、否定する気にもなれなくなるかもしれませんよね。
今回は、打たれ弱い性格や特徴についてまとめていきたいと思います。
そして、打たれ弱い性格や特徴を踏まえた上で、打たれ弱い自分や子供の性格を理解し、本当の意味で強い人になる方法をご紹介していきましょう。
お楽しみに!
「打たれ弱い」の意味は?
まずは、打たれ弱いという言葉の意味を調べてみましょう。
打たれ弱いという意味は、
「人の非難などを気に病みやすい」
「心が傷つきやすく、壊れやすい」
などの状態を表します。
精神的に弱い性格であったり、「根性がない」とか「すぐにめげてしまう」などの心理的な意味として使われますね。
また、「打たれ強い」の反語としての意味もあり、「図太くない」であるとか、「デリケート」や「敏感な」という意味も持ちます。
感受性が強い心理を表す意味も含まれているのですね。
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打たれ弱い性格&特徴11選!
それでは、まずは打たれ弱い性格や特徴を11つに分けて、ご紹介していきましょう。
打たれ弱い心理や、その意味などを説明できればと思っていますよ。
ちなみに、誰にだって打たれ弱さはあるものです。決して「悪いこと」「ダメな特徴」として捉えないようにしていきたいですね。
【打たれ弱い性格&特徴】1.大げさに物事を捉える
ちょっとしたことや、些細なことを大げさに捉える人、いますよね。特に経験が浅い若者などに見られやすい特徴かも。
本来の意味では「危害を加えられていな」のに、受け取った人は「攻撃された」「傷ついた」と感じてしまうケース。
注意した人からすれば、「今のままでは困る」と言ったに過ぎないのに、「お前はダメな奴だ」と受け取ってしまい、落ち込む心理。
打たれ弱い性格の人と接する時に疲れを感じるのは、言った意味そのままに受け取ってもらえないことが原因である場合が多いですね。
この時の打たれ弱いとされる人の内面には、問題をクローズアップして捉える心理的「癖」があります。
ネガティブ思考になると、人は問題解決に向けてその事柄について集中的に思考する傾向が強くなります。この場合のネガティブ思考とは、悪い意味ではなく、危機回避をするための防御反応だと捉えましょう。
例えば、熊に襲われた場面に「熊から逃げる」ことだけを集中して考える。これは人がネガティブ思考をし、危機回避しようとした時に見られる思考回路のひとつです。
大げさに物事を捉えてしまうタイプの人は、「人から注意された」ことを「熊に襲われた」ぐらいの感覚になっているのかもしれませんね。