記事の目次
- 1.毅然とした態度の人になりたい・・・でもどうやって?
- 2.毅然とした態度とは?
- 3.毅然とした態度を取るメリットは?
- 4.【毅然とした態度を取るメリット】1.人の信頼を得られる
- 5.【毅然とした態度を取るメリット】2.パワハラ対策になる
- 6.【毅然とした態度を取るメリット】3.後続育成がスムーズに
- 7.【毅然とした態度を取るメリット】4.クレーム処理に長ける
- 8.【毅然とした態度を取るメリット】5.対等な立場で恋愛ができる
- 9.毅然とした態度をとる方法11選!
- 10.【毅然とした態度を取る方法】1.身なりを整え見た目を正す
- 11.【毅然とした態度を取る方法】2.相手の目を見るタイミング
- 12.【毅然とした態度を取る方法】3.笑顔は少なめに
- 13.【毅然とした態度を取る方法】4.声のトーンに気をつける
- 14.【毅然とした態度を取る方法】5.事実を明確に伝える
- 15.【毅然とした態度を取る方法】6.簡単に謝らない
- 16.【毅然とした態度を取る方法】7.引き下がらない意思を持つ
- 17.【毅然とした態度を取る方法】8.自信を持つ
- 18.【毅然とした態度を取る方法】9.感情に流されない
- 19.【毅然とした態度を取る方法】10.最低ラインを決めておく
- 20.【毅然とした態度を取る方法】11.自分の世界観を愛する
- 21.【まとめ】毅然とした態度を取るためにしてはダメなこと
威圧的な態度と毅然とした態度は似て非なるもの
毅然とした態度とよく思い違いするのが、「威圧的な態度」であったり「横柄なものの言い方」だったりします。
自分の意見を強く主張したり、相手に舐められたくない心理が働き、上から目線な態度になったり人を威圧するような言い方をするのはよくありません。
毅然とした態度をされても不快感を感じないのに対し、威圧的な態度や横柄なものの言い方には必ず嫌悪感を感じます。
毅然とした態度の人の心理には、「落ち着き」や「経験からくる余裕」を感じさせますが、ただの「見せかけの威圧」の場合は、「浅はかさ」や「演技」が見え隠れするため、人に違和感や不快感を与える結果に繋がります。
ただ闇雲に人を遣り込めたいだけの意思で、毅然とした態度を取ることはできませんので、注意したいですね。
毅然とした態度を取るメリットは?
毅然とした態度を取るメリットについては、みなさんも承知のことかと思いますが、毅然とした態度を人にみせる必要がある場面であったり、結果としてメリットに繋がるものをまとめてみましょう。
目指すところは、「自然な行動」が「毅然とした態度」になっていた、という感じですよね。
【毅然とした態度を取るメリット】1.人の信頼を得られる
毅然とした態度を人に取れることは、つまりは自分に自信がある心理状態だということになります。
それは、人を説得するに値する十分な根拠になりますし、信頼を得られる資格を得られます。
仕事を任せようと内容を説明して、
「ええっと、それは、つまり…。きっと、そのうちに検討します」なんて返答が返ってくるよりも、
「了解しました。その件に関しましては迅速に対応させていただきます」と、
すっきり返ってくる方が任せて良かったと相手に思ってもらえるでしょう。
【毅然とした態度を取るメリット】2.パワハラ対策になる
毅然とした態度は、理不尽な行動をとられたり、無理を押し付けようとする人に対してとても効果を発揮します。
パワーハラスメントやセクシャルハラスメントをする人は、いわゆる「いじめっ子体質」な人。自分よりも弱いと感じる人や、何をやっても仕返ししてこない確証を持つ相手に対して行動してきます。
そんな相手に対して毅然とした態度をみせることは、「あなたの思い通りにはなりません」という意思表明をすると同時に、「あなたの行動はすべて見ています」という恐怖の心理を与える結果に繋がるでしょう。
パワハラをしてくる人は、相手を選ぶためにまずは「ジャブ」をいくつも打ってきます。なので、初対面からターゲットされないように毅然とした態度をみせると、「こいつはやりにくそうだ」と相手の方から距離を置いてくれるでしょう。
【毅然とした態度を取るメリット】3.後続育成がスムーズに
どんな場面でもそうですが、後輩や部下の指導で頭を悩ます人は多いですよね。
素直で真っすぐな後輩ばかりではありませんから、優しい態度をみせていたら舐めてきたり、ちゃんと話を聞かない人もいます。
こんな場合でも、毅然とした態度がとても大切になりますよ。
どちらが立場が上なのか、仕事を教えているのはどちらかという事実をしっかりと相手に認識してもらうために、毅然とした態度を取るようにしたいですね。
生意気な後輩ほど、相手をよく見ているものです。こちら側も新人だからと言って舐めるのではなく、きっちりと仕事内容を説明しつつ、相手の能力を見極める力が必要になるでしょう。
毅然とした態度を取るための心理として、相手を等身大の一人の人格として認め、相対することが重要となります。