【新生児の乳児湿疹⑤】食物アレルギー【赤ちゃん子育て】
【新生児の乳児湿疹】食物アレルギーの特徴
赤ちゃんの湿疹の原因となるものには、食物アレルギーによる湿疹もあります。
食物アレルギーの場合には、アレルゲンとなる食べ物を食べることで、全身に赤い湿疹やかゆみが出るほかに、呼吸困難や下痢などの全身症状が起こります。
赤ちゃんは大人に比べるとアレルゲンに対するバリア機能が弱いので、特に注意することが大切です。
【新生児の乳児湿疹】食物アレルギーの原因
食物アレルギーの原因は、ある特定の食べ物に対して体質としてアレルギーを起こしてしまう事にあります。
どんな食べ物がアレルゲンになるのかは、個人差が大きいのですが、特に牛乳や卵、小麦のアレルギーを持つ人が多いようです。
【新生児の乳児湿疹】食物アレルギーのケア方法
食物アレルギーを持っていることがわかったら、病院で検査をしてアレルゲンとなる食べ物を特定することが大切です。
アレルゲンが判明したら、1歳になるまでは消化器官がまだ未熟なので、アレルゲンを含む食べ物は与えないようにします。
医師の判断で、アレルゲンに対する耐性をつけるために、少しずつ食べさせてもいいと言われたら、ほんの少しずつ与えていくようにします。
ただ、呼吸困難などの全身症状を引き起こす予期できないアレルギー症状が出てしまうこともあるので、アレルゲンを食べさせる時には、必ず医師の指導の下で行うようにしましょう。
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新生児の乳児湿疹は病院へ行った方がいい?【赤ちゃん子育て】
赤ちゃんの顔や体、全身に突然赤い湿疹が広がってしまったら、初めての子供だとパニックになってしまうお母さんもいることでしょう。
赤ちゃんの顔や体、全身に乳児湿疹が出た時には、すぐに病院に連れて行ったほうがいいのでしょうか。
新生児の赤ちゃんに起こりやすい乳児湿疹の多くは、新生児ニキビか、乳児脂漏性湿疹かあせもです。
この3つは、おうちで清潔を保つことが一番大切なので、特に病院に連れて行く必要はありません。
肌を清潔にしているのに、1週間くらいしても顔や身体、全身の湿疹の赤みが引かないとか、湿疹だけではなく、呼吸困難や下痢といった別の症状が出ている場合には、アトピーやアレルギーの可能性もあります。病院で検査してもらいましょう。
また呼吸困難などの重篤な症状が出てしまった場合には、早急に病院へ行きましょう。
新生児の乳児湿疹は慌てずに落ち着いて対処しましょう!
赤ちゃんの顔や全身に、突然、湿疹が広がってしまったら慌てて病院へ連れて行くお母さんも多いものです。お父さんやお母さんがアトピーやアレルギーを持っている場合には、アトピーやアレルギーの可能性も考えて、できるだけ早く検査をした方がいいかもしれませんが、そうでなければ特に心配することはありません。
赤ちゃんが汗をかきすぎないように気をつけてあげて、こまめな着替えや毎日のお風呂をしっかりとしてあげましょう!!