記事の目次
- 1.産後に気になるぽっこりお腹のたるみ…腹筋しても大丈夫?!
- 2.産後にお腹がたるむ理由
- 3.産後の腹筋 いつから始めても大丈夫?
- 4.【産後の腹筋いつから①】産後1ヵ月の産褥期は?
- 5.産後1か月の腹筋運動の注意点
- 6.産後1か月の腹筋エクササイズの鍛え方
- 7.【産後の腹筋いつから②】産後2か月から6カ月は?
- 8.産後2か月から6か月の腹筋運動の注意点
- 9.産後2ヵ月から6ヵ月の腹筋エクササイズの鍛え方
- 10.【産後の腹筋いつから③】産後6か月以降は?
- 11.産後6ヵ月からの腹筋運動の注意点
- 12.産後6ヵ月からの腹筋エクササイズの鍛え方
- 13.産後の腹筋は妊娠前とは違うって本当?!
- 14.腹直筋離開とは?
- 15.産後に腹筋ができない!腹筋で違和感を感じた時には?
- 16.産後の腹筋運動は無理せずできる範囲で!!
産後1か月の腹筋運動の注意点
出産後に腹筋運動やエクササイズをいつからできるのかと言って、出産後1ヵ月以内からできることがあるとはいえ、出来ないことの方が多いものです。
出産後1ヵ月以内というのは、まず出産によって大きく傷つき、失われた体力を元に戻すために、産後の肥立ちと言われる体の回復を最優先で考えなくてはならない時期です。
また、産後1ヵ月は腹筋を支えるための骨盤周りの関節や靭帯の緩みもまだまだ緩すぎる時期なので、産後1ヵ月以内に腹筋にあまり負荷をかけすぎてしまうと、靭帯や関節を痛めたり、腹筋の筋肉を痛めてしまったりすることもあります。
負荷の強すぎる運動はできないので、決して無理はせずにやってもいいことだけをやるようにしましょう。
産後1か月の腹筋エクササイズの鍛え方
出産後1ヵ月以内に行ってもいい、腹筋の効果的な鍛え方というのは、産褥体操と呼ばれるものに限ります。
それ以外の鍛え方や運動はできないので注意しましょう。
産褥体操というのは、子宮や骨盤の早めの回復を図るために、骨盤周りの血行を促して、悪露の排出を促進するために行う運動のことです。
出産の翌日から始めることができ、産褥体操をやるかやらないかで、その後の骨盤や腹筋の戻り具合や、産後ダイエットが成功するかどうかというのが大きく変わってくる、とても大切な運動になります。
産褥体操のやり方は、マタニティ教室や助産院などで指導されるので、そちらを参考にしてみてください。
【産後の腹筋いつから②】産後2か月から6カ月は?
産後の腹筋運動はいつからできるのか、自然分娩の人は1ヶ月検診で問題がなければ、帝王切開の人は出産後2ヶ月経ってから特に体調や傷の回復具合に問題がなければ、徐々に腹筋運動の強度を上げていくことができます。
とはいえ、出産後6週間から8週間までは、まだ産褥期と呼ばれる期間なので、無理ができない時期になります。
体調の様子を見ながら、無理をしない範囲で腹筋エクササイズを行いましょう。
産後2か月から6か月の腹筋運動の注意点
産後2ヶ月から、徐々に腹筋運動の強度を上げていっても大丈夫だとはいっても、出産後の身体の回復具合というのは、人それぞれです。
出産後2ヶ月に入ったらすぐに妊娠前と同じ強度の運動ができる人もいれば、なかなか体力が回復せずに、産褥体操よりも強度が強い運動がなかなかできないという人もいます。
出産後2ヶ月から6ヶ月の時期というのが、一番出産を終えたお母さんたちの中で、個人差が出やすい時期になるので、自分の体調と相談をしながら、子育てや家事をする中で、無理なく続けられる運動やエクササイズで腹筋の引き締めを図ることが大切です。
産後2ヵ月から6ヵ月の腹筋エクササイズの鍛え方
産後2ヶ月から6ヶ月の腹筋エクササイズでの鍛え方は、産褥体操から徐々に強度を上げていきながら、身体の調子や疲れ具合と相談してメニューを決めていきましょう。
産後2ヶ月に入ったからと言って、ちゃんとした鍛え方をしようと、いきなり仰向けの状態から起き上がる腹筋運動を始めるのはやめましょう。
まずは、産褥体操をしても疲れない状態になったら、次に挙げるような、あまり体に負担をかけないで、腹筋を引き締めることができるエクササイズの鍛え方で腹筋に徐々に負荷を掛けていくのがいいでしょう。
産後2ヵ月から6ヵ月にムリなくできる腹筋の鍛え方
出産後2ヶ月から6ヶ月の間にお勧めしたい、腹筋の効果的な鍛え方は次の通りです。
・仰向けの状態で膝を曲げてお尻を持ち上げる
・体育座りで膝を抱えた姿勢から、息を吐きながらゆっくりと腹筋の力で後ろに転がって、息を吸いながらゆっくりと腹筋の力を使って起き上がる
・両手両足を肩幅に開いた状態の四つんばいになって、背筋を伸ばしてから、鼻から息をゆっくりと吐きながら背中を持ち上げて丸めて、おへそを見る。息を吸いながら元の姿勢に戻る。