記事の目次
- 1.妊娠初期に自転車に乗るのは要注意!リスクをよく考えて
- 2.妊娠初期の自転車による6つの悪影響とは?
- 3.妊娠初期の自転車の悪影響(1)腹圧で子宮が収縮する
- 4.妊娠初期の自転車の悪影響(2)無理な姿勢で疲労がたまる
- 5.妊娠初期の自転車の悪影響(3)振動が胎児に伝わる
- 6.妊娠初期の自転車の悪影響(4)転倒しやすい
- 7.妊娠初期の自転車の悪影響(5)お腹が張りやすい
- 8.妊娠初期の自転車の悪影響(6)骨盤が歪む可能性がある
- 9.妊娠初期に自転車に乗る時のリスクの減らし方とは?
- 10.妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(1)サドルを下げる
- 11.妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(2)電動自転車を使う
- 12.妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(3)スピードを出さない
- 13.妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(4)重い荷物を載せない
- 14.妊娠初期に自転車に乗る時は後悔しないように自己責任で!
- 15.まとめ
妊娠初期の自転車の悪影響の6つめは、骨盤が歪む可能性があるということです。
妊婦さんは骨盤が歪むと聞くととても驚いてしまうかもしれませんが、これも自転車を運転する時の振動が原因となります。妊婦さんの骨盤が歪むとどんどん大きくなる子宮や胎児の重さなどで腰痛や足の付け根の傷みを引き起こすこともあります。
自転車による妊婦さんの骨盤の歪みで流産になるということはありませんが、逆子になるリスクは高くなるとも言われています。
妊娠生活はおよそ10か月続きます。一度歪んでしまった骨盤は簡単には元に戻りません。これからの長い妊娠生活をツライものにしないためにも、妊婦さんは通勤や子供の送迎の時の自転車の利用はリスクをよく考えておかないといけませんね。
妊娠初期に自転車に乗る時のリスクの減らし方とは?
妊娠初期に妊婦さんが自転車に乗るリスクをご紹介しましたが、それでもどうしても通勤などで自転車に乗らなければならない時もあるかもしれませんよね。
そんな時はどのようにして妊娠初期の妊婦さんの自転車の流産のリスクを減らせば良いのでしょうか?
次は妊娠初期に自転車に乗る時のリスクの減らし方を4つご紹介していきます。
妊婦さんが妊娠初期に自転車に乗る時は自分だけは大丈夫だと考えず、少しでも流産の危険性を減らしていくことを第一に考えなくてはいけません。どれも基本的な対処法ですが、通勤などで日常的に自転車に乗る機会がある妊婦さんはぜひ目を通してみてくださいね!
妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(1)サドルを下げる
妊娠初期の自転車のリスクの減らし方の1つめは、サドルを下げることです。
妊娠初期に自転車で一番怖いのは転倒することです。転倒のリスクを減らすためにはサドルを下げて両足がきちんと地面についているのが基本です。
自転車のサドルを両足が地面に着くぐらいの高さにしていると、咄嗟の時にも踏ん張って転倒を防ぐことができます。自分の身長に合ったサイズの自転車を使うのも良い方法ですね。
ただし自転車のサドルを下げる時に1つ注意したいのは、サドルを下げ過ぎたり小さすぎる自転車に乗ることです。自転車のサドルを下げ過ぎたり小さすぎる自転車に乗ると、大きな自転車に比べてかなりペダルをこぐ力が必要になります。
激しく腹筋を使って自転車をこいでしまうと、腹痛を起こしたり流産を引き起こす可能性もあります。通勤で自転車を使っている人などは毎日のこととなりますので、根拠もなく自分は大丈夫だと勘違いせずサドルの位置や自転車のサイズには十分注意するようにしましょう。
妊娠初期の自転車のリスクの減らし方(2)電動自転車を使う
妊娠初期の自転車のリスクの減らし方の2つめは、電動自転車を使うことです。
電動自転車はこぐ力を電動でサポートしてくれるとても便利なアイテムです。あまり腹筋に力を入れてペダルをこぐことができない妊娠初期の妊婦さんには、電動自転車はおすすめのアイテムといえるでしょう。
ただし電動自転車はちょっとペダルを回すだけで急加速することがあり、出会いがしらの事故や転倒などの危険が高くなることもあります。また万が一で出かけ先で電動自転車の充電が切れてしまうと、普通の自転車よりもはるかにペダルが重くなります。
電動自転車の充電はまだ大丈夫だと呑気に構えているとあっという間に空っぽになってしまうことがあります。通勤などで電動自転車を使う人は気を付けましょう。