記事の目次
- 1.「あのー」「えーと」と言う人
- 2.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (1)考えながら話す
- 3.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (2)まとまっていない
- 4.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (3)真っ白
- 5.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (4)緊張
- 6.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (5)完璧主義
- 7.あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (6)自信がない
- 8.あのー・えーとが口癖の改善方法 (1)意識する
- 9.あのー・えーとが口癖の改善方法 (2)ゆっくり話す
- 10.あのー・えーとが口癖の改善方法 (3)自信を持つ
- 11.あのー・えーとが口癖の改善方法 (4)失言を恐れない
- 12.あのー・えーとが口癖の改善方法 (5)置き換える
- 13.相手に不快感を与える口癖 (1)どうせ
- 14.相手に不快感を与える口癖 (2)いや
- 15.あのー・えーとが口癖であれば注意しよう
「あのー」「えーと」と言う人
会話の頭に「あのー」、「えーと」と必ずのように付ける人がいます。中には「あのー」「えーと」が口癖になっていて、これらの言葉を言わないとスムーズに話し出せなくなってしまう人もいます。
聞いている側は、まず「あのー」「えーと」から聞くことになるので、この言葉がずっと続くと不快感を感じてしまう人もいます。なので、この口癖を改善したいと思っている人は多いです。では、この「あのー」「えーと」という口癖はどのようにすれば改善できるのでしょうか?また、これらの言葉が口癖になってしまうには何か理由があるのでしょうか?
あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (1)考えながら話す
「あのー」、「えーと」という言葉から会話が始まる人は、言葉を選びながら話している場合があります。「あのー」、「えーと」という言葉を言っている間にどの言葉を使うことが適切か慎重に選んでいます。
なので、問題が起きたときに開かれる記者会見などで、記者たちの厳しい質問の返答の際に、「あのー」、「えーと」と言っている担当者をよく見かけます。慎重に言葉を選ばないと、さらに問題が大きくなったり、批判の声が上がったりしてしまうためです。時間にして数秒ですが、言葉を選ぶには貴重な時間稼ぎとなります。
あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (2)まとまっていない
話す内容がまとまっていないと、上記と同様に「あのー」、「えーと」という言葉を挟んで時間稼ぎをし、話す内容を考えることがあります。会議などで意見を聞かれたときに、自分の意見がまとまっていないと、しっかりした返答をすることができません。
仕事の会議のようなかしこまった場では、言葉を選んで、しっかりした内容の詰まった意見を出さないと、頼りない人と思われてしまいます。なので、意見はまとめてからしっかりと伝えたいと考える人は多いです。しかし、複数の人がいて、特に上司なども同席している場であれば、「意見はまとまってから話します」などと偉そうなことは言えません。
その場で求められれば、その場で答えないといけない場面もあるということです。このようなときには、途中までしかまとまっていない意見を述べながら、残りの意見をまとめます。話しながら、話しの内容をまとめていくことは大変な作業なので、途中で「あのー」、「えーと」を挟んで、考えるための時間を稼いでいます。
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あのー・えーとが口癖となる心理と理由 (3)真っ白
上記のように、話しながら自分の意見をまとめないといけないこともあります。しかし、何も考えていなかったときに不意に話しを振られることもあります。
友人たちが話しをしていて、自分には関係のない話しと思い、ボーッとしていたら急に意見を求められたときは、話氏の内容すらわかりません。このようなときに、「えーっと、何の話し?」、とまず質問で返してしまうような場面は多々見かけます。