冬本番!手足の冷え性対策をしよう!
冬の寒さが日に日に厳しいものになっていくこの季節。冷え性に悩んでいる人にとって、冬というのはかなりキツイ季節だと言えるでしょう。
ただでさえ冷えてしまいがちな手足などを、冬の冷たい風や低い気温がより冷え性を悪化させてしまい、寒くて仕事や勉強も手がつかないなんて方もいるのではないでしょうか?
冷え性対策や寒さ対策として、家で靴下を履いていても足の冷えが改善されないという、重度の冷え性の方も中にはいるようですね。
ただこの冷え性ですが、一口に冷え性と言ってもその種類や原因には様々なものがあります。
ですので、自分に合った改善方法を試さないと、いくら冷え性対策を一生懸命行っても思うような効果を実感できない可能性があるのです。
今回は、冷え性を様々な角度から見つめ直していきたいと思います。
冷え性の様々な種類や原因を知り、そしてそれらに合う改善方法を実践して、今年の冬は足元から温かく冷え知らずに過ごしてみましょう!
あなたの冷え性はどのタイプ?冷え性の種類と特徴
では、まずは冷え性の種類について見ていきましょう。靴下を履いてもなかなか温まらないような頑固な足の冷えの原因を考えるためにも、是非参考にしてみて下さいね。
靴下もお手上げな足の冷え性対策!冷え性の種類①端末冷え
冷え性の種類1つ目は、『端末冷え』です。
端末冷えとはその名の通り、手先や足先など、体の先端部分にあたるところが集中的に冷えてしまうという、部分的な冷え性のことです。
足の冷え性に悩むという人の中には、この端末冷えである人もいるかもしれませんね。
端末冷えは、主に体の先端部分のみの冷え性ですから、体内の臓器系や体温自体はそれほど低くないのが特徴なのです。
ですので、手や足などの先端の冷え性に特化した改善方法を試す必要があります。
この端末冷えは、主に血行不良によって手や足に血液が行き渡っていないことが原因である可能性が高いと言われています。
靴下もお手上げな足の冷え性対策!冷え性の種類②全身冷え
先ほどご紹介した端末冷えに対して、続いてご紹介するのは『全身冷え』です。
全身冷えというのも名前から想像がつくかと思うのですが、手足などの先端部分も含む体全身が冷えてしまっているという冷え性のことです。
しかし、こちらも臓器系が冷えてしまっているというわけではありませんので、体温にはそこまで異常は見られないことが多いかと思います。
全身冷えの場合は、手足などの体の先端部分に加えて、腰周りやお尻、背中や腕など、先端では無い部分にも冷えを感じてしまうのという特徴があります。
部分的な冷えという点では端末冷えと少し似ていますが、それでも冷えの範囲が広いですので、冬などの寒い季節の暮らしはかなりキツイものでしょう。
全身冷えの主な原因は、自律神経の乱れにあると言われています。
靴下もお手上げな足の冷え性対策!冷え性の種類③内蔵型冷え
続いてご紹介する冷え性の種類は、『内臓冷え』です。
冷え性の中でも、比較的辛いと言われている冷えの種類で、この場合の冷え性は体温などにも変化が出てくるなど、毎日の暮らしへの影響があるのが難点です。
内臓冷えは、主に体の中から冷えてしまっている状態で、よく症状が現れやすいのがお腹です。
この場合、手足などの先端に冷えを感じないこともあるのですが、冷えを感じない場合でも浮腫みなどを感じる場合が多くあります。
体温が低くなってしまうことから体調を崩しやすくなってしまったり、だるさを感じてしまうことがある内臓冷えは、自律神経の乱れや筋肉が不足していることなどが原因としてよく挙げられています。
もちろん、内臓冷えの影響が足にも現れることがありますので、足の冷えに加えてお腹も冷えているなと感じた場合には、この内臓冷えを疑った方がいいでしょう。
靴下もお手上げな足の冷え性対策!冷え性の種類④ほてり冷え
最後にご紹介する冷え性の種類は、『ほてり冷え』です。
ほてり冷えの症状は端末冷えとよく似ていて、冷える部分は手や足などの先端部分である場合が多いでのです。
しかし端末冷えと異なる点があります。それは、手や足は冷えているのに顔はポッとするような、ほてった状態になっているということです。
日々の暮らしの中でよくあるのが、寒い室外から急に温かな部屋へ入るなどといった、急激な温度差です。
この温度差を体が感じた際に、体温度差についていくことができないのですね。これは主に、自律神経の乱れが原因だと言われています。
この自律神経の乱れによって、手や足の血管が収縮してしまい冷えへと繋がり、そして行き場を失った本来手や足へ流れるべき血液が体の中心にあつまってくるのです。
それにより、顔がほてってしまうのが、このほてり冷えという冷え性の特徴です。