美人薄命は本当？若くして亡くなった美人芸能人は誰？

美人薄命の意味は、「容姿が美しい人は短命である」とか、「容姿が美しい人は運命に翻弄される」、「病弱で不幸である」などです。

キレイな人とか、可愛い人が早くして亡くなってしまうと、「美人薄命」という言葉が瞬時に思いつきますよね。

この美人薄命という言葉、日本人にだけ当てはまる言葉なのか？というと、日本人だけではないようです。

例えば、マリーアントワネットや楊貴妃、クレオパトラなども、絶世の美女と言われながら早くして亡くなっているので、美人薄命と言われています。

日本人だけではなく、海外の美人で早く亡くなった人にも使われているみたいですね。

美人薄命の由来ですが、「なぜ美人だと早く亡くなるの？」とか、「美人薄命ってなぜ生まれた言葉なの？」と思ったことがありませんか？

なぜ美人薄命というのかと言いますと、美人薄命は、中国の詩人である蘇軾が、「美人で生まれたことが罪」とか、「美人は病気がちになる」、「美人は悲しい死を遂げる」などのことを書いたことが由来と言われています。

美人薄命って全てが漢字で書かれているものなので、中国が由来というのも分かる気がしますね。

■参考記事：「生き急ぐ」「死に急ぐ」の意味とは？

美人薄命って、実は男性に使っていた言葉だとも言われています。なぜ男性が「美人？」と思うかもしれませんが、昔はイケメン男性のことを美人と表していたことがあったようなのです。

今では、美人薄命って男性ではなく女性に使われているのですが、こんな歴史があったなんて不思議ですね！

美人薄命の男性有名人を考えると、リバーフェニックスが思いつきました。

リバーフェニックスというと、スタンドバイミーに出ていたあのイケメンの男の子ですね。なんと、薬の過剰摂取が原因で、23歳という若さでなくなっています。

美人薄命が男性に使われる言葉だとしたら、リバーフェニックスはまさに当てはまるのではないでしょうか。

美人薄命と似た言葉に、「佳人薄命」というものがあります。

佳人薄命は、美人薄命の由来となった蘇軾が、「薄命佳人」という言葉を使ったことから来たものではないでしょうか。

そうなると、美人薄命も佳人薄命も、由来は同じと言うことになりますね。

由来は同じだとしても、意味は少しちがいます。

佳人薄命というのは、「品行方正で、見た目も中身も全てにおいて美人の人は、短命である。」という意味があります。

そのため、佳人薄命というのには、聡明さや、心の美しさなども必要なのでしょう。パッと思いつく限り、ダイアナ元妃が浮かびますね。

地雷の上を歩いたり、恵まれない子供たちに支援をする姿が印象深いダイアナ元妃ですが、交通事故で36歳の若さで亡くなってしまいました。

日本にも衝撃を与えたニュースでしたね。

美人薄命の意味を知ると、「じゃあモテる女子ってみんな短命なの？」と思ってしまいますよね。モテる女子が短命だとしたら、「モテる女子になりたいけど、早く死ぬのは嫌だから普通でいいや！」と思いそうですよね。

モテる女子が絶対に短命かと言われたら、それは違うでしょう。実際に、70代や、80代の人で美しい人や、「昔モテただろうな・・・。」と思わせてくれる人っているでしょう。

確かに、美しくて早く亡くなっている人はいますが、モテるからと言って美人薄命になるとは言えないと思います。

事実、美人なのにモテる女子ではない人もいますし、モテる女子なのに美人ではない人もいますので、一概には言えないですね！

安心して、モテる女子を目指してくださいね！

■参考記事：モテる女子の「しおらしい」言動とは？