記事の目次
- 1.恋愛ホルモンって何?
- 2.【恋愛ホルモン】恋とホルモンの関係
- 3.【恋愛ホルモン】恋するホルモン
- 4.【恋愛ホルモン】男性ホルモン
- 5.【恋愛ホルモン】女性ホルモン
- 6.【恋愛ホルモン】PEA
- 7.【恋愛ホルモン】ドーパミン
- 8.【恋愛ホルモン】アドレナリン
- 9.【恋愛ホルモン】オキシトシン
- 10.【恋愛ホルモン】βエンドルフィン
- 11.【恋愛ホルモン】セロトニン
- 12.【恋愛ホルモン】バゾプレッシン
- 13.【恋愛ホルモン】恋するホルモンを増やす食べ物
- 14.【恋愛ホルモン】恋愛ホルモンで痩せる
- 15.【恋愛ホルモン】恋愛賞味期限は3年説
- 16.【恋愛ホルモン】長続きさせるには?
- 17.【恋愛ホルモン】オキシトシンが喧嘩の仲裁役
- 18.【恋愛ホルモン】オキシトシンスプレー
- 19.恋愛ホルモンは若返りのホルモン
- 20.【恋愛ホルモン】恋愛して脳活!
PEAが分泌されると促されるのが「ドーパミン」。ドーパミンはなかなか知名度が高いので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
ドーパミンは別名「脳内麻薬」。ドーパミンが出ると集中力が高まり、ぽーっと気持ちがよくなります。感情が高ぶって動悸がし、顔が赤くなるのもドーパミンのせいです。また食欲も抑えられるので、痩せる効果があります。これも痩せる効果!恋愛ホルモンすごいです...。
では、恋愛とドーパミンの関係は?人間は、恋をすると、ドーパミンがどっかんどっかん分泌されるそうです。ちょっと酔っぱらったような状態でしょうか?麻薬と言われるだけあって、ドーパミンが大量に分泌されるととても気持ちがよくなります。
その気持ちのよさがたまらず、また好きな人に会いたくなるという構図です。さらにさらに、ドーパミンはテストステロンの分泌も促します。つまり、恋愛のドキドキ感プラス性欲マックス。さすが恋愛ホルモン...。
ドーパミンもやはりPEAと同じく、恋愛で効果があるのは3年前後。3年ってやはり恋愛賞味期限なのでしょうか?「3年目の浮気」という曲があるくらいですから、3年には根拠があるのかもしれません。
【恋愛ホルモン】アドレナリン
ドーパミンとよく似ていることからごっちゃになることの多いアドレナリン。どちらも興奮剤のような働きがあり、ドキドキして動悸や汗をかくようになるのですが、ドーパミンは気持ちの良い時に分泌されるもの。そしてアドレナリンは恐怖や緊張感を感じるときに分泌されるもの。
そんなに好意を持っていない人でも一緒に恐怖体験や、緊張体験をするとアドレナリンのせいで一気に恋に落ちます。これを心理学では「吊り橋効果」と言います。
好意を寄せている人がいれば、ドキドキ緊張するシチュエーションに持ち込んで一緒に体験すると、あなたの事を好きになってくれる可能性が高くなります。ジェットコースターやお化け屋敷などがおすすめですよ。
【恋愛ホルモン】オキシトシン
今までは恋愛ホルモンの中でもドキドキ高揚感を伴うホルモンを紹介してきました。盛り上がっている時の感情をもたらす脳内物質ですね。
今からはとても「安心する」「癒し」の恋愛ホルモンを紹介します。恋愛賞味期限3年説も、こちらのホルモンたちのおかげで最初の3年間も、3年たった後も恋人たちが仲良く付き合っていけるようになるのです。
オキシトシンは哺乳類のみが持っているホルモンです。オキシトシンが分泌されると心が落ち着き、安心感に包まれます。ストレスや痛みへの耐性が強くなるので、精神的にも癒しが生まれ、寿命が延びるとも言われます。
別の名を「絆のホルモン」といい、恋愛に限らず、親子間のスキンシップなどでもオキシトシンが分泌されます。また肥満や過食を防ぐ効果があるので、痩せる効果にも期待大!ハグやキスをするとオキシトシンが分泌され、とても幸せな癒された気分になります。
オキシトシンは心を落ち着かせ、ストレスレベルを下げる効果があるので、朝、仕事に行く前にキスをするカップルは事故率が下がるとも言われています。やはり、イライラした状態で仕事に行くと、注意力が散漫になり、事故にあいやすいという事でしょう。
そしてこのオキシトシン。パートナーと触れ合うときに分泌されるので、その人といると「癒される」という意識が生まれ、なんと浮気防止になる効果が期待できます!そのため、付き合って3年を過ぎたカップルでもオキシトシンが保たれているカップルは3年以上長続きする事が出来ます。
【恋愛ホルモン】βエンドルフィン
βエンドルフィンも癒しのホルモン。βエンドルフィンは脳内麻薬の中でも特に強力。その鎮痛効果はなんとモルヒネの6.5倍!?
誰かを好きになって片思いの、どうやって話したらいいのか分からずドキドキするのがアドレナリン。好きな人に近づいて興奮して「好きな気持ちが爆発!」そんな気持ちはPEAから派生するドーパミン。
恋する気持ちが落ち着いて、大好きな人の腕の中にいる安心感がβエンドルフィンと言えるでしょう。失恋するとβエンドルフィンの分泌がなくなり(安心感が失われ)その喪失感に悲しみが襲うという構図です。
また、βエンドルフィンは食べ物の満足感ももたらします。他のホルモンは痩せる効果が期待できましたが、逆にβエンドルフィンは食べ物をより美味しく感じさせるので、ついつい食べ過ぎることがあります。幸せな恋愛をしている女の子が「油断して最近太っちゃった」というのは食べ物を美味しくしてしまうβエンドルフィンのせいかもしれませんね。
【恋愛ホルモン】セロトニン
恋愛ホルモンとして全く上記のホルモンとは違う作用をする「セロトニン」があります。「セロトニン」は実は恋愛中ほとんど分泌されません。なのに、なぜセロトニンが恋愛ホルモンとして欠かせないものなのか?
セロトニンは精神の心のバランスを整えてくれるホルモン。このホルモンバランスが保たれることで、鬱から身を守ることができるのです。それではなぜ心のバランスを整えるホルモンが恋愛中には出ないのでしょうか?
極端に言うと恋をしている状態は「異常」なのです。セロトニンは恋をしている興奮状態を抑える働きがあります。心のバランスを整える働きがあるので、恋の異常状態は格好の餌食。でも恋心を抑えられてはちょっと困りますよね。だからセロトニンは恋愛中には分泌を抑えられています。
では恋愛にどうして有効なのか?なぜなら、セロトニンはその心のバランスをとる効果で、「失恋の痛み」を和らげてくれるのです。セロトニンがうまく分泌されないと、いつまでも失恋の痛みを引きずり、心のバランスを崩してうつ病になってしまうこともあります。セロトニンは失恋119なのです。
【恋愛ホルモン】バゾプレッシン
オキシトシンと対のバゾプレッシンもあります。オキシトシンは実は母性のホルモン。対して、バゾプレッシンは父性のホルモン。スキンシップなどを通じて分泌され、ともに浮気を防止する大切なホルモンです。
バゾプレッシンは父性を育て、パートナーに愛情を感じる大切なホルモン。男性に多く分泌され、働きは女性のオキシトシンと似ています。
ただ、バゾプレッシンは外敵への警戒心、そして敵から身を守るという行動に関係しており、まさに家族や大切な恋人を守る立場の男性にぴったりなホルモンだと言えるでしょう。
【恋愛ホルモン】恋するホルモンを増やす食べ物
食べ物で恋するホルモンを増やせることも分かっています。意識して食べることでホルモンを増やすことができちゃうんです。恋するホルモンを増やしたい方はぜひ!