記事の目次
- 1.ノンセクシャルとは?
- 2.ノンセクシャルとアセクシャルの違いは?
- 3.ノンセクシャルとアロマンティックの違いは?
- 4.ノンセクシャルだと勘違いしてしまうトラウマ
- 5.ノンセクシャルを考えるときに、恋愛感情って?
- 6.ノンセクシャルの特徴は?もともとノンセクシャル?
- 7.ノンセクシャルの特徴は?一時的なものではない
- 8.ノンセクシャルの特徴は?みんなが同じではない
- 9.ノンセクシャルの特徴は?つらい経験をしたことがある
- 10.ノンセクシャルの特徴は?恋愛感情はないの?
- 11.ノンセクシャルの特徴は?未熟なわけではない
- 12.ノンセクシャルの特徴は?性的経験がないわけではない
- 13.ノンセクシャルの特徴は?スキンシップは好きな人もいる
- 14.ノンセクシャルの特徴は?同性愛者なわけでもない
- 15.ノンセクシャルの特徴は?結婚願望がある人もいる
- 16.ノンセクシャルの特徴は?子供が欲しいと思う人もいる
- 17.ノンセクシャルの人は、誤解されやすい
- 18.ノンセクシャルの人は、パートナーをみつけにくい
- 19.ノンセクシャルは病気ではない
- 20.ノンセクシャルの理解を深めてみましょう
ノンセクシャルとは?
人には恋愛観があります。誰かに教えてもらったわけではありませんが、社会の風潮として年頃になると恋愛をして、結婚をすることが普通だと考えれていますよね。
しかし世の中にはそんな人ばかりではありません。これからノンセクシャルの人についてまとめていきますが、ノンセクシャルの人が特別な人だということが書きたいわけではありません。イロイロな恋愛観のある中のひとつに、ノンセクシャルという考え方があるのだと思っていただければ幸いです。
ノンセクシャルというのは、自分以外の誰かのことを好きになっても、性的欲求は持たない特徴の人を言います。男女で出会い、好きになったとしても、一緒に出掛けるというところ以上のイメージができないのです。
性的欲求の心理がないということから非性愛と呼ばれることもあります。
しかしノンセクシャルの特徴がある男女のなかでも心理的な違いがあるので、必ずこうだというルールがあるわけではありません。
ノンセクシャルとアセクシャルの違いは?
ノンセクシャルの心理と間違われやすいものにアセクシャルがあります。
アセクシャルは、無性愛とも呼ばれています。ノンセクシャルの非性愛と似ていますよね。しかしアセクシャルの場合は、性的な欲求の心理がないだけではなく、恋愛感情も抱かないというのが大きな特徴になります。
ノンセクシャルの場合は、男女で出会い恋愛をすることができますが、体の関係になることが少ない特徴があります。アセクシャルの場合は、男女で出会いがあったとしても、友達以上の関係になることが難しいという特徴になります。
ノンセクシャルに近いものに、性嫌悪障害というものもあります。これは精神疾患のひとつで、性的行為に関して強い嫌悪感を抱くという心理状態になります。
■参考記事:アセクシャルとは?コチラも参照!
ノンセクシャルとアロマンティックの違いは?
ノンセクシャルと間違われやすいものには、アロマンティックという特徴もあります。アロマンティックは、性的欲求はあるけれど、恋愛感情を持っていない人のことを言います。
つまり男女で出会いがあったとしても友達以上になることはないけれど、体の関係には興味があるという心理になるということになります。
恋愛感情については、全くない人もいれば、友達よりは好きになるという人もいるので、こちらも人それぞれになってきます。
ただしアロマンティックの人は、恋愛感情の心理を抱かないだけで、人に冷たいというわけではありません。
友情や家族愛はしっかりと感じることができます。男女の異性に対して恋愛感情の心理がないわけではなく、同性であっても恋愛感情の心理にはならないのです。
ノンセクシャルだと勘違いしてしまうトラウマ
自分がノンセクシャルなのではないかと勘違いをしてしまうものには、トラウマがあります。これは性嫌悪障害に近いものでもあります。
女性の場合は通勤や通学で痴漢にあった経験がある人などに、起こりやすいトラウマだと言われています。思春期の時期に、男性に性的な対象とみられたことで「男性は女性を性的対象としか見ていない」というようなトラウマができてしまうのです。