好きって何だろうと悩んだことはある?
好きってどんな気持ち?好きという感情がわからないと悩んだことはありませんか?
恋愛における好きという気持ちの心理学的な意味や男女での違いに悩んだことがある方も多いです。
今回はそんな好きという気持ちの意味や好きな人の定義など、心理学的に人を好きになることの意味や気持ちのメカニズムについてご紹介いたします。
あなたのその好きはライク?ラブ?その違いを白黒はっきりつけましょう。
心理学的な好きとは態度や反応に含まれる感情
恋愛心理学における好きってどんな気持ちなのでしょうか?恋愛心理学的な好きの定義とは、態度や反応に含まれる感情のことを指しており、例えば好きなものには無意識的に近づいたり体を向けたりなど、人の無意識的な態度や反応において好意的な意図を示すものとして位置付けられます。
平たく言うと、人は好きなものには近づきたい、嫌いなものからは物理的にも心理学的にも遠ざかりたいと思うもので、例えば好きな人に対しては人が近づかれると不快に思う領域「パーソナルスペース」が自然と狭まって近づいても不快に感じません。逆に嫌いな感情を抱いていたり、無関心な人に対してはパーソナルスペースが無意識的に広まるなど、好きな気持ちは心理学的に無意識的な態度に反映されます。
LIKEとLOVEの違いは感情の強さ
それでは、恋愛的な好き・ラブとそうでない好き・ライクとの違いは何なのでしょうか?一般的にものや同性に対する好意がライクで、異性に向ける決して向ける好意がラブだととらえる方も珍しくありませんが、恋愛心理学において学術的にはその限りではありません。世の中には動物や物体に対して恋愛感情、いわゆるラブの感情を抱く方もいます。
恋愛心理学的に、ラブとライクの違いはその感情の強さにあり、どちらも恋愛心理学的に好意を意味する言葉ですが、中でもラブの方が強く好意や興味を抱いている状態にあると定義されます。ですが、ライクとラブの境界線は曖昧で人により異なります。好きって何?好きという感情がわからない、という人の中には、この自分の好意がライクなのかラブなのかわからないという方も多いです。
恋愛の好きが何かわからないのはなぜ?
先ほどもご紹介したように、恋愛心理学的に言う好きという感情がわからないという人の中には、このライクとラブの違いや境界線が曖昧で、どっちなのかわからないという方も多いです。その人に対して嫌いなわけではないけれど、恋愛的に好きなのかどうかわからない、好きって何?と悩んでしまいます。
それでは好きって何?という好きの気持ちがわからなくなるその理由や心理についてご紹介いたします。
恋愛をしたことがないから
まず好きという感情がわからないという理由のひとつに、今まで恋愛をしたことがないからというものが挙げられます。今まで大した恋愛経験もなく誰とも付き合ったことがない、もしくは相手に告白されてなんとなく付き合ったけれどいまいち好きという感情や男女の恋愛に対してピンとこないという方が多いです。好きという感情がわからないという方の理由として恋愛経験の有無が挙げられます。
ですが、最初から全員が恋愛感情を知っているわけではありません。誰かを好きになる、いわゆる初恋のタイミングは人によって異なります。好きという感情がわからない理由のひとつとして、その初恋がまだ来ていないという可能性もあります。恋愛の仕方は人それぞれ。好きという感情がわからない人の前にも、好きという感情を教えてくれる素敵な人が現れます。