また、もともと恋愛感情を感じることが少ない体質であるということも、好きという感情がわからないという理由として挙げられます。人によって、その性格や境遇から、自分に向ける恋愛感情がわからない、また自分が恋愛感情を抱くことに対してもピンとこないということがそのメカニズムとして挙げられます。
そうした人の中には、人に対する好き嫌いをあまり感じず、そもそも他人に対する興味があまりない、という人もおり、他人に対して抱く感情が比較的稀薄なことから、恋愛感情も同様に感じにくいということが多いです。ですが、それは恋愛感情を感じにくいというだけで全く感じないというわけではありません。或る日突然本当に好きになれる人が現れるなど、恋愛感情を知るきっかけが訪れるかもしれません。
【診断】友情とは違う、好きという感情とは?
男女の友情はありえます。好きという感情がわからないという人の中には、強い友情を感じるいわゆる「親友」という存在と恋愛感情が曖昧になってしまい、特に男女の友人関係の場合、それが友情なのか愛情なのかわからない、という方も。
こちらでは友情と恋愛における心理学的な好きの違いについて診断項目を分けてご紹介いたします。あなたのその気持ちは友情?それとも愛情?その違いを診断していきましょう。
また、恋愛の形は人それぞれ。現代では様々な恋愛の形やジェンダーの分類がされるようになりました。型にとらわれず、自分が深い愛情を感じるいわゆる「恋愛感情」を持つことができる対象を見つけましょう。
①触れてほしいと思う
まず友情と恋愛の違いの診断項目としてその人に触れて欲しいと思うかが挙げられます。強い好意、つまり恋愛感情を抱いている相手とは、人は本能的に傍にいたい、また子孫を残したいと思うものです。子孫を残すために肌の触れ合いは必須です。本能的に、無意識的にその人に触れたい、触れられたいと思うということは、恋愛感情である可能性が高いです。
好きという感情がわからない、好きってどんな気持ち?という人でもこの診断項目は比較的わかりやすいのではないでしょうか。触れても苦にならない、というわけではなく、その人から触れられたい。また、キスやそれ以上のことをされても嫌じゃない、むしろされたいと思ったらそれは恋愛感情かもしれません。実際に触れてその時に感じた気持ちを診断してみるのもおすすめです。
②連絡を待ってしまう
連絡頻度も友情か恋愛かの診断項目として挙げられます。メールやライン、SNSなど、その人との連絡手段は持っているでしょうか?その人との連絡頻度はどうでしょうか。その人と連絡を取り合っていて、もし友人としての好きなら、返信が遅くても特に気にならず、恋愛感情における好きなら、まだかな?とついつい返信を気にしてスマホを手に取ってしまうといった行動が挙げられます。
診断項目としてとてもわかりやすく、普段はあまりスマホでコミュニケーションを取り合わない方でも、その人とのスマホでのやりとりは楽しく感じたりそわそわしてしまったり、ついつい相手のことが気になってしまう、というのは友情か恋愛感情かの診断項目として大きな指標のひとつです。
③会いたいと思う
連絡を取り合うことと合わせて、友情か恋愛感情かの診断項目として挙げられるのが実際に会いたいと思うかどうかです。例えば仕事や学校などで毎日会うという人ならあまり普段は感じないかもしれませんが、休みの日になって、あの人に会いたいな、と思えるような人がいたら、それは恋愛感情である可能性が高いです。
また、同じように、いつもは友人同士のグループでわいわい楽しく過ごしていても、その人と二人っきりで会いたい、と思うようになればそれは恋愛感情である可能性が高いです。心理学的に人は二人きりで一緒にいたいと思う相手には強い好意を抱いているものです。二人きりになりたいということは友情か恋愛かの診断項目としてとてもわかりやすいと言えます。